『ある天文学者の恋文』 恐怖!死んだ恋人から届くメッセージ!(火曜サスペンス劇場風)

『ある天文学者の恋文』(2016)イタリア
原題/La corrispondenza
監督/ジョセッペ・トルナトーレ
出演/ジェレミー・アイアンズ オルガ・キュリレンコ 他


ある天文学者の恋文


天文学者の大学教授エドワード(ジェレミー・アイアンズ)と教え子エイミー(オルガ・キュリレンコ)は秘密の恋を楽しんでいた。
しかしある日突然エドワードの訃報を知るエイミー。
ショックを受け混乱するエイミーの元に、死んだはずのエドワードから手紙やメールが届くのだった……。


ある天文学者の恋文
年の差あつあつ不倫カップルに突如訪れる不幸!


『ニュー・シネマ・パラダイス』や『鑑定士と顔のない依頼人』のジュゼッペ・トルナトーレ監督によるミステリー仕立ての恋愛ドラマ。
主演は『BvS』のアルフレッドに引き続きフェロモンダダ漏れで素敵すぎるジェレミー・アイアンズと、『007/慰めの報酬』のオルガ・キュリレンコ。


主人公の女子大生エイミーと天文学者の教授エドワードは不倫の関係にある親子ほど年の離れた恋人同士。
離れて暮らす二人は学会や講義など特別な機会が無いと会う事ができないため、スカイプやビデオレターといったツールをフル活用してお互いの愛情を確かめあっています。


ある天文学者の恋文
ハロー、ダーリン❤ ハーイ、ハニー♪


そんなある日、エイミーは出席した学会で主催者からエドワードの突然の訃報を聞かされることに。
しかも彼が亡くなったのは何日も前だという。


ある天文学者の恋文
え?え?え?なに?なによ??


驚き混乱するエイミーの元に亡くなったはずのエドワードからDVDのメッセージやメールが次々と届きます。
まるで生きているように言葉を贈るエドワード。
誰かの悪質ないたずら?


ある天文学者の恋文
やあ!元気かい?僕だよ❤


ひょっとしてエドワードは生きている??
答えを追い求めるエミリーはエドワードの住むスコットランド・エジンバラや、かつて二人で訪れたイタリア・サンジュリオ島にある別荘に訪ずれるのですが……。


ある天文学者の恋文
信じなーい!信じられなーーーい!!


ヒロインの元に亡くなったはずの恋人からメッセージやプレゼントが届き続け……。
って書くと怪しいオカルトミステリーみたいですが、全くそんなんじゃないww
前回の『鑑定士と~』もちょっと不思議仕立てな物語だったけど、トルナトーレ監督は謎かけチックにストーリーを紡ぐのがマイブームなのかな。

親子ほど年の離れた2人がいかに熱々でお互いに夢中だったかが、これでもかと描写されます。
多種多様の技を使ってエイミーにメッセージを送り続けるエドワードのマメさは
「おいおい、ちょっと頭キてない?」
と、チラっと考えてしまうほどの執着。
エイミーを支え、導こうとする姿は恋人というより父性っぽいかも。


ある天文学者の恋文
若い彼女への献身はちょっと粘着?


一方エイミーは過去、ある事で心にトラウマを抱えています。危険なスタントのバイトを続け、生きることにどこか希薄なのもそれ故なのか。
そんなエイミーの過去やトラウマにまで改善策を講じようとするって、エドワード守護天使かよ!?


ある天文学者の恋文
どこかで見てるかのように届くメッセージ


2人はいわゆる不倫カップルなのだけど、ありがちなドロドロした展開はほぼ描かれません。
途中エドワードの娘とエミリーが対話する場面で娘が激怒しているぐらいで(そりゃそーだ)、しかしその怒りも長く続かない。
なんだこの綺麗すぎる展開。
これはもうジュゼッペ・トルナトーレ監督会心の妄想ぶっこみ映画なんだろな。


ある天文学者の恋文
監督が若い彼女とイチャイチャしたいのね


冷静に考えるとエドワード、かなり身勝手でしょーよ。
娘と同い年の可愛い恋人とイチャイチャしーの、「嫌になったらいつでも離れていい」なんて言いながら精神的にがっつり手放さげな空気を醸し出している男の身勝手さを感じてしまったのはわたしだけ?
彼の妻の姿は一切出てきませんが、小さな息子のためだけに家庭を維持していたという娘のセリフも出るから超冷えた夫婦だったのかもしれないけれど。
夫婦の事は夫婦にしか分かんないって事だろうかね。
ってこの手の作品で何回このセリフ吐いたことかwww
あまりにも恋愛至上主義的ストーリーを前面に出すロマンティックすぎる展開に正直かなり鼻白んだ。
まあ明るい未来を匂わせるエンディングは良かった。
星間距離と死生感を絡めて紡ぐストーリーも素敵。
監督ロマンティックだね。
わたしは脳ミソ現実的なのか乗りきれなかった~~。

ある天文学者の恋文
乗り越えて明るい未来にむかうのよ!!


いやしかし、不倫でいい!身も心も捧げます!って言っちゃうくらいエドワードを演じるジェレミーは素敵なんだわぁ~❤


ある天文学者の恋文
いちいち格好いいジェレミー❤


優しくて、マメで、頭良くて、社会的地位もお金も別荘もあって、しかもハンサムでオシャレでエロいって、どーーよ!!
きっといい匂いするわ~シャネルのエゴイストとかスパイシー系の大人の薫り~。
加齢臭とかキツイ体臭なんか絶対無いわ~。
ジョン・キューザックは見習ってほしいわ~。


ペーパー・ボーイ
『お風呂に入ろう』


途中偶然エミリーが手に入れるビデオレターの没画像。
リライトを重ね、痛みと苦しみに咽び泣き、振り絞るように彼女への愛の言葉を紡ぐエドワードが哀切。
「わたしをここまで愛してくれる人はきっといない」と娘にして言わす最期の恋は激しく深く哀しいのです。
ジェレミーが演じればこそだね!
そんじょそこらのおっさんだと、ただの色ボケのストーカーだから。
あ、言っちゃったwww


ある天文学者の恋文
お洒落番長ジェレミー❤


ところで、劇中エミリーが携帯電話の着信音を絶えずオフにもバイブにもせず鳴らしまくってんの。
舞台観てるのに着信音鳴らすって、ちょっとマナー悪すぎでない?あかんがな!ってすげー気になった。
こーゆー輩が映画館でLINEとかしてブルーライト光らせてんだよなとジワっと腹立ったりしてました。


ある天文学者の恋文
ゴルゥゥォォォァァァァ!!!
劇場、公共の場所ではスマホはオフ!!!
さらば!
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『ラブストーリーズ コナーの涙/エリナーの愛情』 なんでやねん?byコナー

『ラブストーリーズ コナーの涙/エリナーの愛情 (2013) アメリカ
原題/The Disappearance of Eleanor Rigby : Him :Her
監督/ネッド・ベンソン
出演/ジェームズ・マカヴォイ  ジェシカ・チャスティン  キーラン・ハインズ  イザベル・ユペール  ウィリアム・ハート 他


The Disappearance of Eleanor Rigby


コナー(ジェームズ・マカヴォイ)とエリナー(ジェシカ・チャスティン)の夫婦は幼い我が子を失う。 そして・・・

『コナーの涙』
情緒不安定だったエリナーが姿を消したのはある日突然だった。
息子の死から半年経っても哀しみが癒えず、鬱々とした日々を送っていたエリナー。
ふたりで悲しみを乗り越えようと傍で支え続けたコナーの言葉は彼女に届いていなかったのだ。
エリナーとの日々を取り戻そうと彼女の行方を探し続け、ようやく探し当てたコナーだったが・・・。

『エリナーの愛情』
コナーと暮らしたアパートを出たエリナーは実家に戻り、聴講生として大学に通い始める。
結婚生活を無かった事にして、頑なにコナーを拒絶するエリナー。
しかし、ふと思い出すのは彼と過ごした楽しい日々。
新しく自分の人生を見つめようとするが、コナーへの消えない想いが溢れだすのだった。


The Disappearance of Eleanor Rigby
一組のイチャラブカップルが・・・    一緒に食い逃げしよう♡ ←マジです


The disappearance of Eleanor Rigby
心がすれ違っちゃって   何で?どーして?   女々しい  


The Disappearance of Eleanor Rigby
こーなる・・・  ちょっおま、話聞けよ!  離せっちゅーの!


The Disappearance of Eleanor Rigby
そして・・・  想いが再生する    の?


え~、当ブログで さんざんイジりたおしてる ヴォイ先生ことジェームズ・マカヴォイ
そのうち然るべき所から正式なクレームでも来やしないかしらと、ちょっとヒヤヒヤ。
いえ、大概な扱いしてますが、わたし彼の大ファンなんですよ! 
好きな子をイジメたいってあれです(多分)

今回はそんなヴォイ先生とジェシカ・チャスティン主演の本作。
一組の夫婦の別れから再生を 男の目線、女の目線という二部構成で描いてます。
pu-koさんのアメリカ情報によると 正式には『Them』 という三本目があり、『Him』 『Her』 『them』 の三部作らしい。
日本では 『Them』 公開しないのか、しろよ。 


The Disappearance of Eleanor Rigby
二人の間の距離はコナーの想像以上に離れてる


子供を亡くした夫婦。 その事をきっかけにして夫から心が離れる妻。
妻の気持ちが理解できずに追いすがる夫。
二人の別離から再開までを、まったりどんより描いてますが、んん・・・。
「なんでそこまで?」 なエリナーのコナーへの拒絶感が分かんなかったんです。
ねえ、コナーの何がそんなにダメなの?って。
ちゃんと二本観たのに。
二部作のコナー側から観たので、エリナー側を観たら分かるのかなって思ってたんですが。


The disappearance of Eleanor Rigby
エリナーを尾行して、コナー ストーカーと化すの図


うん、夫婦の事だ。 色々あると思う。 もだもだしてる。
夫婦の事は夫婦にしか分からないと言われたらそれまでだ。 
正直コナーは仕事に関して少々甘い考えを持ってるようだし(でも彼なりに頑張ってる)、日々の忙しさで子供を失った現実から目を背け正面から取り組まなかったかもしれない(でも妻を想いやってる)
そーゆー事に愛想をつかしたエリナーの心が彼から離れてしまった。
うん、そうだね、そうだとしよう。
情はあるけれど、そこから先にはコナーを立ち入らせないように壁を作るエリナー。
彼女の鬱な煮え切らないもだもだを延々見せられ、正直疲れました。


The Disappearance of Eleanor Rigby
もーほっといて欲しいエリナーと しつこく追っかけるコナー


飲んでた時に友達が言ってた事で 「おお!」 と思ったのだけど、恋愛感情の保存の仕方に関しての男女の違い。
女性脳の恋愛感情の保存方法は”上書き保存”。
一方男性の脳は”フォルダー保存”。
次が出てくると わりとスパっと気持ち切り替えができる女(一般的にね)。 上書きされて前のは消えちゃうから。
方や男はフォルダ保存で情報が残ったままだから、何かをきっかけで過去の記憶が蘇りグジグジ・・・。
男女の恋愛観の違いのあるあるでした。



もう、うちの嫁 なんやよう分からんわ・・・  


The Disappearance of Eleanor Rigby
正直わたし的には終わってんのよね


エンディングで今後また二人が再生していくであろう・・・系終わり方をしてたけど。
二人の再生があるかどうか、本当の所はわかりません。
お互いに戻りたい気持ちはあるのでしょうが、ここまで拗れた関係をまた一から積み上げていけるの?ってちょっと思いました。
エリナーは自分探しから戻りすっきりしてるけど、もしコナーに次の女性がいたらどーすんのあんた?とかね。
超モヤモヤしちゃって、凄く脳みそが疲れちゃったよ~ どよん。
夫婦の事は夫婦にしか分からないってことかなー。 んなこと言われても・・・


The Disappearance of Eleanor Rigby
『幸せな結婚』 の先にある日常、 そこからが大事ってことで


三部作である残りの 『them』 を観たらストンと来るのか?
日本では公開しないのか? だから しろよ。 
何だか、「なんでやね~ん?!」 って一生懸命エリナーを追い続けてるコナーが気の毒だった。
これはわたしがヴォイのファンだからかな。 
エリナーの事なんか吹っ切って、さっさと次行っちゃいなよ YOU!って何度もジャニーさん入ったわ。
男性はこれ観てどう思うんだろう? 知りたい。
女性もどうだったんだろう? 超知りたい。


The Disappearance of Eleanor Rigby
もだもだして、事故にまであっちゃうコナー  あ、だいじょぶです全然。


ところで、二作品で同じシーンなのにちょっとした行動やお互いのセリフが微妙に違う箇所があるんですよ。
これは二人の主観の違いを表したいんだろうな と推測。
キスを先に仕掛けたり、セックスで積極的に誘う方が違うんだよな~。
どっちがより盛ってんのか、お互いの受け取り方が違うのねって、面白かった。
同じ状況で発したセリフが違う言葉だったり。
これって、言葉は同じはずなのに、伝わり方が人物によって違うって事ですよね。
大切な言葉の本当の意味が伝わらないとしたら・・・。
うおおぉぉぉ、なんか切ないなーー。 って、そんな映画でした。



The Disappearance of Eleanor Rigby
ヴォイ はみご~
 

ネッド・ベンソン監督とジェシカ・チャスティンは以前恋人通しだったとか。
元カノ元カレで映画作れるって、よほどの友好的別れ方だったのかな。
情けないほど追いすがるコナーの行動が監督のマインドにダブって、ちょと笑える。


The Disappearance of Eleanor Rigby The Disappearance of Eleanor Rigby
ベリーショートが超キュート♪   「おっぱい触らせろ」 とかではありません


余談ですが、コナーをふっ切ってからのジェシカのファッションがマジ可愛いーの!
ボーダーニットにひざ丈短パンとか、バレーシューズの使い方もキュート。
で、このベリー・ショートが堪らん♡ 短いの好きなんです。
で、ついつい影響されてバッツリ髪切ってしまった。
ええ、もちろんジェシカになれませんがね! 気のもんだよ っけ。


The Disappearance of Eleanor Rigby
あんた無理でしょ?    ・・・し、知ってるもん・・・


さて、マカヴォイです。
ここ最近 ゲスヴォイ、病んヴォイ、ヒッピーヴォイと癖のある役が続いてたヴォイ先生。
久々に等身大の男性を演じてました(女々しいけど 笑)
妙にアップのアングルが多いので じっくり御尊顔を拝見しましたが・・・。
ファンの皆さま!久しぶりのハンサム・マカヴォイですよー♡♡
ブルーの瞳にうっとり惚れ惚れしたなー。 声も喋り方もやっぱいいよねー。
ハンサム・ヴォイ降臨ですよ!
なんだろうか あの島国近辺の男たちってば!!
きーーーー!なんで日本にはファスやヴォイがいないのぉぉぉぉ??!!
日本だから?
デスヨネーー。


voy
やるときゃやるもん!   だって男の子だもん!

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『きっと、星のせいじゃない。』 ピュ♡ピュ♡ピュア♡

『きっと、星のせいじゃない。』 (2014) アメリカ
原題/The Fault in Our Stars
監督/ジョシュ・ブーン
出演/シェイリーン・ウッドリー アンセル・エルゴート ローラ・ダーン ウィレム・デフォー 他






末期ガンながらも、薬の効果で深刻な状態を免れているヘイゼル(シェイリーン・ウッドリー)は、学校にも通えず、友人もできず、薬付けの毎日を送っている。
ある日嫌々参加しているガン患者の集会で骨肉腫を克服したガス(アンセル・エルゴート)と出会う。
お互いに惹かれ合うが、病気を理由に友達のままでいようとするヘイゼル。
ヘイゼルに振り向いてもらおうと、彼女が敬愛する作家にメールを送り返信をもらうことに成功するガス。それをきっかけに、二人は作家に会うためにオランダへ旅行に出ることになるのだった。


あ~!本日、今まさにオスカー授賞式が行われてますね~~!
関連記事は近々また!
今回は週末観た本作。ジョン・グリーンのベストセラー小説「さよならを待つふたりのために」の映画化。
ガン患者の集会で出会った若い男女が恋に落ち、病気を抱えながらも限りある時間を大切に、生きることの喜び、素晴らしさを溢れされるという作品。
いやぁーーピュアッピュアだよ!
主演二人のピュアで健気の姿に胸が熱くなっちまったぜ ううう・・・。



わたしに惚れると火傷するぜ ふふ・・・
 

シェイリーン・ウッドリーが演じる16歳の少女ヘイゼルは、甲状腺ガンが肺に転移し、末期状態ながら、抗がん剤投与しながら残り少ない日々を生きる少女。
ポンコツな肺には酸素ボンベが手放せない。
学校にも通えないし、友達もいない。
唯一の楽しみはテレビのリアリティーショーを見て、自分には叶うわけないと諦めた素敵なエア・ボーイフレンドとのエア・デートを想像すること。
そんなある日ガン患者の集会で、骨肉腫で片脚を切断した青年オーガスタス=ガス(アンセル・エルゴート)と出会い、あっという間に二人は惹かれあいます。



チューリップ持ってデートのお誘い♡ くううぅぅ~♡



直球ストレートに想いを伝えるガスに対し、先の見えた人生において、これ以上悲しむ人を増やしたく無いという消極的な思いから、深い関係に進展する事を躊躇するヘイゼル。
「わたしはいつ爆発するかわからない手榴弾なのよ!」
人を好きになる感情さえ押さえ込もうとする切なさ。
そんなヘイゼルを細やかに愛らしく演じるシェイリーンちゃんがなんせ健気で可愛いッス。
スマホにメッセージが届いてないか、朝から晩まで気になってしょうがないっつー恋愛初期モードになってる初々しい感じを目や表情で巧みに繊細に演じていて、こちらまでキュンとしてしまう。
可愛い!可愛いは正義ですよ!



メッセージ 来たーー!もー、ダメだってばぁ♪


ガスは骨肉腫で片足を失いながらも、前向きでユーモアを忘れない好青年。
演じるアンセル・エルゴートが爽やかさ爆裂ですね。まさに好青年!
こんな絶滅危惧種爽やか男子が今時いるのか!?みーすけの周りにいないだけか? っち。
「I'm in love with you」って! この「in」が入るloveってホントに響く告白だなー。してくれファス。
さすがに自分のエア葬式を生きているうちにしたり、ヘイゼルや親友に弔辞を読ませたりと、ポジティブなんだかやけっぱちなんだか、方向性を疑う行動を見せられて、こっちはやりきれなかったけどね。
2人が合言葉に使う 『Okay?』 『Okay!』 がまたいーんだな。



リア充爆発しろ! イチャイチャ♡


ヘイゼルは消極的態度を取りながらも、ガスに惹かれているのは承知の助のガス。
彼女が大のお気に入りの小説 『An Imperial Affliction』 の唐突な結末のその後が知りたいというのを聞き、原作者ピーター・ヴァン・ホーテン(ウィレム・デフォー)に直接メールで連絡を取り、返事までもらっちゃうというアグレッシブさでヘイゼルに猛アピール。
ヴァン・ホーテンにオランダ訪ねて来たら、結末を教えるという約束まで取り付けます。
慈善団体の援助もあり、とうとう2人はヴァン・ホーテンに会いにオランダへ旅立つ事に!
ま、ここからが色々波乱なんですけどね・・・。


きっと、星のせいじゃない。
スーツが素敵よガス♡  君のドレスもゴージャスだって♡


きっと、星のせいじゃない。
ドレスアップした2人のディナーが微笑ましい♪  はいはいリア充~ 


病気を抱えた主人公たちのピュアなラブストーリ。
なんだけど、「可愛そうでしょう?泣けるでしょう??」 的なありがち難病もの、お涙頂戴節ではないんだな。
天邪鬼なんであまりにそれ押しでドヨドヨ辛気臭いと 『泣いてやるもんか』 と斜に構えて素直に映画を楽しめない傾向ありなんで。
病気を抱えていても、日常生活で楽しいなー嬉しいなーって思うことは色々あるだろうし、家族だって24時間悲愴感抱えているんでもない。
一日一日を楽しみ、前に向かって生きようとするヘイゼルとガスの姿に自然頬笑みが浮かびます。
現実として近い将来目の前に迫る 『死』 というものに対する彼らなりの決意。
限りある日々の一瞬一瞬を大切に積み重ね、輝かせようとする2人から溢れるメッセージがひたひたとこちらに伝わり、心が温かさで溢れます。
主演2人のフレッシュさというか、ピュアピュア感の賜物だね うん。
だからこそ、2人の嬉し恥ずかしラブシーンが清々しくてキュンキュンするんですよね。


きっと、星のせいじゃない。
初ちゅー♡  周囲に拍手が起こるって(笑)


きっと、星のせいじゃない。
甘いばかりでない現実の残酷さもちゃんと描かれていて 切ないなぁ・・・


ヘイゼルの母親にローラ・ダーン。本年度のオスカー 助演女優賞にノミネートされてました。
個人的には まあ普通(笑)。
カップルと一緒にアムステルダムに同行するんですが、ヘイゼルの余命を知ってか非常に理解のあるお母さん。
完治の見込みがないのであれば、せめて自由に行動できるうちに人生の喜びを味あわせてあげたいという親心は痛いほど伝わって、これは切ない。



ぴゅあぴゅあカップルの目の前には、酷な現実があるわけで、映画はそこをちゃんと逃げないで捉えます。
辛いけれどちゃんと現実を受け止めて、限りある時間を生きようとするヘイゼル。
彼女の健気さが響いて天邪鬼ですけどね、ええ、思わずうるうるしましたともさ! 


きっと、星のせいじゃない。
あ、だめだ、2人のちゅー見たら またうるうるってきちゃうよ うるうる・・・


そうそう、アムステルダムまでやってきた2人に嫌味な事言う隠遁作家 ヴァン・ホーテンにウィレム・デフォー。


あのぉ・・・


あ!す、すみません!!画像間違えた!


ちょっとー、勘弁してよー

画像こっちこっち!


いやぁ、デフォー先生やっぱ美味しいとこ持ってくわねー。
ヘイゼルとガスが、事前団体の援助でわざわざアムステルダムくんだりまで行ったのに、当の作者は筆を折り陰沌生活を送っている。
偏屈なぶっちゃけやな奴でさぁー。
何故そーなったかは後で分かるし、多分そんなこったろーなー、って読めるけど。
読・め・る・け・どーー!
デフォーが演じてるってだけでスペシャル感があって彼の演技力とか溢れるオーラとか醸し出す雰囲気とかやっぱすげーなーと妙に感慨深かったッス。
で、帰ったらテレビで『ミシシッピー・バーニング』やってて、お肌ちゅるちゅるで(今よりね)白髪もない若いデフォーって美しかったのねぇ・・・と違う感慨が溢れた夜でした。


前日に ヴォイ先生の 『ラブストーリーズ』 観て(近日アップ予定)ドヨンとしてたので 心のリハビリになった(笑)
ピュアで心に響く映画です。
可愛いシェイリーンちゃんを堪能してください♪
なんたってね、彼女がとにかく可愛いかったんだもん!
『ファミリー・ツリー』で、ジョージ兄貴が演じる残念な父親にちょっと大人ぶった事を言いながら、それでも溢れるティーンの幼さが非常に初々しくて。
この子来るだろなーと思ってましたが、やっぱり来たね。
透明感そのままに成長してて、曲がらないでね!って親戚のおばさんかわたしは!


んん、おじさんも感慨深いよー  兄貴食っちゃダメだよ!

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「ジゴロ・イン・ニューヨーク」 セクスィ~・タトゥーロ♡

「ジゴロ・イン・ニューヨーク」 (2013)アメリカ
原題/Fading Gigolo
監督/ ジョン・タトゥーロ
出演/ジョン・タトゥーロ  ウディ・アレン  ヴァネッサ・パラディ  シャロン・ストーン  リーヴ・シュレイバー 他


ジゴロ・イン・ニューヨーク


ニューヨーク、ブルックリンで三代続いた本屋を畳むことになってしまった マレー (ウディ・アレン)。
かかり付けの皮膚科の女医パーカー(シャロン・ストーン)にレズビアンの彼女と三人プレイをする男を探していると相談され「一人知っているけど1000ドルかかるよ」とつい口にしてしまう。
彼の頭に浮かんだのは、いい年をして定職にも付かず花屋でバイトする友人のフィオラヴァンテ(ジョン・タトゥーロ)。
「無理だよ、俺はイケメンじゃない。」と尻込みする彼を「お前はセクシーだ。女にモテモテじゃないか」とおだて、軽いノリで男娼ビジネスを始めることになる。
フィオラヴァンテの女性への繊細な心遣いとマレーのポン引きとしての口の巧さが功を奏してなんとビジネスは大繁盛。
そんなある日厳格な宗派の高名なラビの未亡人アヴィガル(ヴァネッサ・パラディ)がセラピー目的でフィオラヴァンテの元を訪れるのだが・・・。


ジゴロ・イン・ニューヨーク
上杉忠弘氏のイラストポスターがオリジナル版より断然ステキで今回の扉絵に使用。

コーエン兄弟等の作品でその鬼才ぶりを発揮している曲者役者ジョン・タトゥーロ。
実は監督・脚本もこなしカンヌでカメラ・ドールもゲットしている多彩な人なんですよね。
今回共演にウディ・アレンを起用しという事で話題の本作を観てきました。
大好きな「ビッグ・リボウスキ」のジーザスがジゴロ役?!マジか?!
ウディ・アレンがポン引き役?これは似合いそう(笑)
色々な意味で期待を高めながらの鑑賞でしたが いやぁ~、楽しかった、ステキだった、好きだわこの映画♪

ジゴロ・イン・ニューヨーク
俺様はやるときはやるんだよ!  おお!ジーザス!ほんまかいな??

ブルックリンで三代続いた本屋のおやじマレー。商売ベタが祟り閉店に追い込まれてしまいます。
この先どうしようか・・・と思っていた矢先、思わぬきっかけで男娼商売を始めることになります。
ジゴロとして白羽の矢を立てたのは仕事を転々とし、定職にも付かず花屋のバイト3日目の友人フィオラヴァンテ。
なぜコイツを?! 観客も本人さえも???状態。
まあ、他に適当な知り合いが居なかったってことだろね(笑)


ジゴロ・イン・ニューヨーク
俺はイケメンぢゃ無いから無理だって!  うん、まあ、確かに・・・苦笑

ジゴロ・イン・ニューヨーク
ジョージ・クルーニーにないセクシーな魅力があると フィオラヴァンテを乗せるマレー  兄貴と比べる??(笑)
 

口が達者なマレーに乗せられて、ジゴロ稼業を始める事になるフィオラヴァンテ。
ダークなスーツを身にまとい自分で活けた花を携え女医を訪れるジーザスフィオラヴァンテが、いや、そうなるだろうなとわかっちゃいたけど、もうスっとしててホントにセクシーなんですよ!!
ゴージャズな女医を演じるシャロン・ストーンがダンスにメロってなって泣きますから!
あのシャロン・ストーンがですよ!(笑)

ジゴロ・イン・ニューヨーク
わたし男を買うのは始めてで緊張してるのよ・・・って姐さん またまたぁ~。

フィオラヴァンテの「女性に細やかな心配りが出来る」という意外な才能が功を奏して、また口の達者なマレーの客引き能力も相まって男娼ビジネスは大繁盛。
冴えない中年男フィオラヴァンテがあっと言う間にイケてるナイスガイに変貌するんですよね。奥様たちメロメロ♡
てか、監督~、自分の欲望を注ぎ込み過ぎてやしませんかぁ?(笑)
ホントにあんた素人ですか?とフィオラヴァンテの前身が気になってしょうがなかったのはわたしだけでしょうか??

ジゴロ・イン・ニューヨーク
百戦錬磨っぽい女を相手に軽やかなステップを披露。 てかあんたホントに元パイプの修理工なの?


ある日セラピーと称してマッサージを受けに来た高名なラビの未亡人アヴィガルと出会うフィオラヴァンテ。
ユダヤ教の中でも厳格な宗派に属する彼女は、6人も子供がいるにも関わらず亡くなった夫にもろくに体を触れられた事が無かったと(!?)泣き出してしまう。
そしてたちまち二人は惹かれあう事になるのですが・・・。
いやいやあのね、子供がいるのに体に触れてないって、それってどういう夫婦生活??
この宗派では女って子供を産む道具扱いって事?とそっちの方が気になってしょうがなかったわたしですが、誰が説明してくんないかな・・・。

ジゴロ・イン・ニューヨーク
プラトニックなデートを重ねる二人。 お花もらうとやっぱり感激するよね~♡すぐに枯れて捨てちゃう事になってもさ(笑)


ジゴロ・イン・ニューヨーク
もごもごと早口で相変わらずなウディ・アレンですが、コメディーセンスが光ってて いやぁ笑わされましたわ。

映画を面白くしている大きな要因はタトゥーロの配役の巧さ。 
まずこの人を起用した事でしょう!14年振りに他人の映画で役者に徹したというウディ・アレン。 
トボけたおっさんポン引きの役がハマってて、彼が何かしたり喋ったりするだけで、そりゃも~可笑しくて可笑しくて。
アレンは自分でキャラや演技の幅が広くないとインタビューでも言ってますが、まあ高名博識な学者とか天才老医師なんて匂いは皆無ですけどね、ふわふわと口も腰もステップも軽いお茶目なおっさん演じさせたらやっぱり上手い。
小粋でチャーミングで憎めない可愛い爺さんですよね。
”マイケル・コルレオーネ”ネタは会場皆さん爆笑。 映画観てる観客だと映画ネタギャグの受けが良くてノリがいいよね。

ジゴロ・イン・ニューヨーク
この年でジゴロの役はちょっとなぁ・・・。   いや、ウディ、お願いしたいのはポン引きの方だってば。


他の共演者ではシャロン・ストーンが実にシャロン・ストーンらしくゴージャスでした。
ケミカルも使ってるでしょうけどね、でも彼女の放つオーラと美しさってホンモノなんだなぁと今回改めて実感。
遊び好きな女医を生き生きと演じていて素敵だわ。
片やヒロイン役のヴァネッサ・パラディーはNGだったよ。ラビのユダヤ人寡婦に見えないって。
喪に服すやつれた未亡人役だからか、頬がげっそりで(元々かな)空きっ歯が気になって、フランスの小悪魔の魅力全く無し。ジョニーのせいでやつれたか? この配役だけは「???」だったなぁ~・・・。

ジゴロ・イン・ニューヨークジゴロ・イン・ニューヨーク
ほほほ!私に対抗するたぁ100年早いわ! げへへ、すんまへん。  


軽妙な会話にお洒落な音楽、美しいニューヨークの風景にちょっと切ない恋。
そして思わず吹き出してしまうコメディーの楽しさ。
大人が笑えるセクシャルなギャグは、ちっとも下品でなく、タトゥーロのセンスが光ります。
口当たりのいいデザートを食べたような、心地よい幸福感に満たされるステキな映画でした。
今更ながらウディ・アレンの魅力にも開眼。
アレンの作品って観たつもりであまり観てないので、これを機会に昔の作品を観直してみようかな。

ジゴロ・イン・ニューヨーク
ジュテームもアモーレも飽きたし、そろそろニューヨークに戻って一本撮ろかいのぉ・・・

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ジャンル : 映画

「her/世界でひとつの彼女」 人生にときめくAIは愛の夢を見るの♪

「her/世界でひとつの彼女」 (2013)アメリカ
原題/
監督/スパイク・ジョーンズ
出演/ホアキン・フェニックス  スカーレット・ヨハンソン(声) エイミー・アダムス ルーニー・マーラー 他


her

そう遠くない未来のロサンゼルス。
手紙の代筆業屋で働くセオドア(ホアキン・フェニックス)は妻との離婚調停中で塞ぎがちな日々を過ごしていた。
そんなある日、セオドアはCMで知ったAI(人工知能)搭載型のOSを購入。
起動したOSは女性の声でサマンサ(声 スカーレット・ヨハンソン)と名乗りセオドアに話しかける。
ユーモラスでセクシー、純粋で人間らしいサマンサに次第に惹かれていくセオドア。
また、日々成長するサマンサの感情は次第にホンモノの感情へと変化していき、人間とOSとの恋が始まるのだった。


「マルコヴィッチの穴」「かいじゅうたちのいるところ」のスパイク・ジョーンズ監督が、ちょっと未来のL・Aを舞台に人間とAIの恋愛を描く本作。
主人公セオドアは幼馴染みとして育った妻キャサリン(ルーニー・マーラー)と離婚調停中で、次の恋愛にも進むことが出来ない不器用な男性。
そんな彼が最新型のOSを手に入れることから始まる物語。
まずオスカーのオリジナル脚本賞を受賞したスパイク・ジョーンズのアイディアと目の付け所の巧さにうなります。
現実世界でもスマホや携帯が「喋る」事が当たり前になっている現代。
それが10年20年先に人工知能を搭載したらこうなるかも・・・とたやすく納得できてしまう脚本が秀逸。
自ら「サマンサ」と名乗るOSは日々セオドアと会話し、彼の性格、好みを把握し、またインターネットを通じて取り込む情報を元にどんどんと人間らしく成長していきます。
最近観た「トランセンデンス」をちょっと彷彿とさせますが、、サマンサの進化はトンデモなレベルで無いため そのリアル感が観客に受け入れ易いんですよね。
スパイク・ジョーンズ上手いわ~。


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これが最新のAI搭載型OSの起動画面。 まず自分のプロフィールを簡単に登録すると・・・

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このようにOSからメッセージが。  わたしなら男性の声で名前は「マイケル」でお願い!!

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胸ポケットに装着して外出。 一緒にお散歩して楽しめます。

街ゆく人々が皆耳にイヤホンを装着して、OSと会話している風景も、電車に乗ってすぐスマホを開いている今の状況を考えてみると「あるある感」が理解できます。
つい10年前では理解出来ない状況が当たり前になっている現代。
良い悪いは別にしてテクノロジーは発達していくし、こういうツールはどんどん進化するものです。
OSと会話しながら散歩する未来が突飛でなく受け入れる事ができた。
舞台をちょっと未来にした監督の脚本のセンスにまたもや脱帽。


だんだんとその個性が成長していくサマンサに惹かれていくセオドア演じるホアキン・フェニックスがいいんですよ。
最近その風貌がちょっと気持ち悪くて(失礼)何だか怖いな~って思ってたホアキン。
戸惑いながらもサマンサに惹かれていくセオドアが可愛くて、ホアキンを好感持って観たの久しぶりだった(笑)
鋭い眼光も憂いを帯びて優しかったし、上手い、巧いよホアキン!と手放しで賞賛できちゃったな。

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サマンサと冗談を言い合うセオドア。 可愛い♪

AIに恋愛感情を持ってしまい戸惑うセオドアを見守り応援する親友エイミーにエイミー・アダムス。
化粧っけのない素顔な彼女がまた可愛い。
エイミー・アダムスって映画のよって物凄く老けて見えたり、今回のように少女っぽかったりと年齢を超越して役にハマれる上手さがあるなぁと感心しました。
「アメリカン・ハッスル」での半乳ファッションは封印して、今回はちょっとレトロな未来の地味なファッションで露出は無しよ。

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わたし可愛いでしょ~~?  いや、ホントに可愛いから♪


役柄でその表情がコロコロ変わるのは彼女も同じ。
セオドアの離婚調停中の妻キャサリンにルーニー・マーラー。
セオドアの思い出の中に出てくる彼女の可憐さってば!
離婚届に判を押したくないセオドアの気持ちも分かる。結構気の強い女性でもあるんですがね。
この役、当初はキャリー・マリガンだったらしいんですが、スケジュールの都合で変更されたらしい。
あ~ん、大好きなキャリー版も観たかったなぁ。
透明感のある女優ばかりを配役していて、監督の狙いが見えて面白いですね。

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くううぅぅ~~~! 可愛いいぃぃ♡ 


そして何と言っても最新型OSサマンサの「声」を演じるスカーレット・ヨハンソン。
彼女の声あっての映画でしょう。
セクシーだけれど、明るく元気でセオドアが夢中になるのも納得。
声だけの出演で個性が強すぎると役者の顔がチラついて映画の世界に入りにくいものです。
また声の演技が下手だと同じく映画は台無し。

最近の洋画の吹き替えにタレントを起用する大きな穴はそこだと思うんですよね。
声の演技が下手で素のタレントの顔が容易に浮かんで映画に入り込めない。せめてプロの声優でやって欲しいと思う。
わたしがある時期から宮崎アニメを観なくなった大きな要因がそこなんですが・・・。
話が逸れたな。
今回のS・ヨハンソン演じるサマンサの声は全く映画の邪魔にならず「サマンサにもし体があったら・・・」と想像しても本人が浮かばなかった。
人によるのかしら?
でもあちこちの映画祭で絶賛され賞を受賞している事を考えるとわたしの感性間違ってないんだなって思った次第。

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毎晩眠るセオドアを見つめるサマンサ。 あ、もし「マイケル」だったらいびきかいても無視してね(笑)

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ビルが乱立する未来のL・Aの世界感が素敵でした。 ちょいと未来の演出に無理が無い。

中国の風景を合成したというちょっと未来のL・Aは車が全く走っていなくて、摩天楼が広がっていました。
セオドアの住むマンションのベランダから見る風系に夜景好きなみーすけウットリしちゃったよ。
こういう細かい演出がいちいち効いてた。

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セオドア、ええとこ住んでますなぁぁ~・・・

セオドアだけでなく、他にもOSと心を通わせ親しくなる人々が出たしてしまう。
当然同じように恋愛関係になる人が増え、セオドアたちの関係が突飛でないというストーリーの流れが面白かった。
自分の事を理解してくれ、日々会話して他人には話せない悩みや苦しみを理解してくれる存在が大切なモノになる気持ちが理解できるんですね。
バーチャルな関係に逃げているとキャサリンに責められるセオドアですが、そうじゃないと考えるセオドアの心情が分かるよ分かる!でした。

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サマンサのおかげで笑顔を取り戻すセオドアの表情がいいんだな~。 海岸に革靴で行くのはちょっとやだけどさ。

人生にときめき、日々感情的に成長するサマンサは本当に魅力的。
落ち込みがちだったセオドアに笑顔が戻り日々の生活もポジティブなものに変わって行くのが微笑ましい。
ちょっと先の未来、こんな恋愛もあるかもと思わせるストーリーにじんわりと感動しました。
また、大切な存在が近くにいるという事がわかる明るい未来を感じさせるエンディングも良かった。
そんなとても素敵な映画でした。これ、お勧めです。

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美しい朝焼けはセオドアの明るい未来を彷彿とさせる。 セオドアの心象風景のような映像の差し込み方が絶妙だった。


余談ですが、映画のラスト 静かな感動に浸りながらエンドロールを観ていたら、いきなりギャンドルちゃんへの追悼文が。
無防備なマインドにいきなり切り込まれて、嗚咽するほど号泣してしまいましたよ(泣)
そうそう、「かいじゅうたちのいるところ」で怪獣の声を吹き替えしてたよね、ギャンドルちゃん。
ある意味役者への憧れやファン心理もバーチャルな恋愛みたいなもんですもんね~。
より主人公の心理が理解できるという体験でしたよ!

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ジャンル : 映画

「おとなの恋には嘘がある」 言葉はいらない

「おとなの恋には嘘がある」 (2013)アメリカ
原題/Enough Said
監督/ニコール・ホロフセナー
出演/ジュリア・ルイス=ドレイファス  ジェームズ・ギャンドルフィーニ トニ・コレット キャサリン・キーナー 

Enough Said

離婚して10年。ボディ・セラピストのエヴァ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)は仲のいい娘、友人たちに囲まれ不満のない毎日を過ごしていた。
しかし大学進学を期に娘が独り立ちする事になり、急に独りの生活に寂しさを感じてしまう。
そんなある日、パーティーで出会ったアルバート(ジェームズ・ギャンドルフィーニ)とデートすることになるエヴァ。
お互いに好印象をもった二人は、程なく付き合う事になる。
またエヴァは、同じパーティーで知り合い顧客になった詩人のマリアンヌ(キャサリン・キーナー)とも親しい友人になり、毎日が楽しく充実感を感じていました。
ところが、マリアンヌとお互いの元夫の悪口を言い合っている時に驚くことに気が付く。
なんとアルバートはマリアンヌの離婚した元夫だったのだ・・・。

Enough Said
初デートでお互い好印象を持つ二人。 ギャンドルちゃん、ジュリアの2.5倍ぐらいあるなぁ(笑)
Enough Said
始めての~チュウ♪ おずおずとして初々しくて可愛いかった。 ま、この後ヤル事はヤルんですがね(笑)

Enough Said
職場に連れて行ったり、娘に会わせたり、アルバートが真剣なのが分かって、順調だったのに・・・(泣)

早いものでわたしの大好きなジェームズ・ギャンドルフィーニが急逝して、来月19日で1年になります。
彼が亡くなった後に公開されたこの映画、「SEX AND THE CITY」の演出・脚本を手掛けたニコール・ホロフセナー監督の作品。
センスの無いトホホな邦題に軽いラブコメを想像しがちですが、等身大の大人のビターな恋愛がリアルに描かれていて、ギャンドルちゃんファンでなくとも納得できる素敵な作品でした。
因みにギャンドルちゃんの演技は今年のゴールデン・グローブ賞始め数々の賞にノミネートされ、ボストン映画批評家協会賞等を受賞しています。

主人公のエヴァは離婚して娘と生活するシングル・マザー。
ボディ・セラピストとしての腕があり仕事は順調、気の置けないない友人もいて楽しく暮らしています。
ところが、娘が大学進学のため、家を出る事になり、突如孤独を感じるエヴァ。
友人サラたち夫婦と一緒に恋人探しにパーティーへ出かけ、そこでギャンドルちゃん演じるアルバートと出会いデートする事になります。
初対面では特に何も感じず「すっごいデブな人だったわよ~」とサラに毒吐いてたエヴァですが、いざ初デートで会話をするとアルバートがことのほか居心地いい人だと感じるんですね。
お互いバツイチで大学へ進む一人娘を持ち、ユーモアのセンスも似ている。
会話が途切れず一緒に過ごして楽しくて仕方がないと、いいとこばかり。
アルバートもエヴァに惹かれ二人は付き合う事になります。
おおらかで飾らない人柄で、ちょっとシャイで優しいクマちゃんみたいなアルバートは素顔のギャンドルちゃんを彷彿とさせて、観ていて頬が緩んで困った(笑)

Enough Said
撮影中のオフショット  ギャンドルちゃんのこの笑顔♡ テディベアみたいでホントに可愛い~♡
 
まあ、ここから問題が起こるに決まっててそれも結構シビアです。
アルバートと知り合った同じパーティーで出会ったマリアンヌ。
エヴァのマッサージの顧客になり、友人としても親しく付き合っていた彼女の別れた元夫がアルバートだとわかるのです。
タイミングを逸したエヴァはアルバートにもマリアンヌにもその事を伝える事が出来ず時間だけが過ぎます。
これが邦題にもなった「嘘」なのかなぁ~。わたし的には「嘘」というきつい言葉は当てはまらないような気がしますが。

Enough Said
洗練された生活を送るマリアンヌはアルバートと上手く行かなかった。その考えに影響されるエヴァ。おバカ!! 

一度結婚に失敗してるエヴァは、アイスクリームではないけれど、”お試し試食”としてマリアンヌが語るアルバートの悪口を聞いてしまう。
イタイ行為だけれど、まあね、でもね、保険をかけたいエヴァの気持ちも分からんでもない。
ただ、マリアンヌの悪口を聞くうちに自分の価値観が引きずられだしてしまうエヴァ。
おおらか=だらしない 飾らない=整理整頓できない
同じ事柄も各人の価値観によってとらえ方が違うものですが、少しづつマイナス方向に感情が振れてしまうんです。
あかんがな!
微妙に変わるエヴァの態度にアルバートも不信を抱きやがて二人はギクシャクするようになってしまい、そして・・・。

Enough Said
チップスにワカモレディップをいっぱい付けるアルバートを冷ややかに見るエヴァ。「カロリー高いわよ」なんて言っちゃう。

Enough Said
急に背中向けて寝たら そりゃ不信に思うってば! 

等身大の中年のカップルを演じた二人の演技が自然でとても良かった。
ジュリア・ルイス=ドレイファスの女性の心の揺らぎが伝わる演技は、エヴァの行為を自分でもやってしまうかもと思わされるリアル感があって、胸に響きました。
ジュリアはこの演技でゴールデン・グローブでノミネートされていましたね。
また、脚本も担当した監督の演出の巧みさもあるのかな。
で、何と言ってもギャンドルちゃん。
多少だらしなくて、弛すぎるスウェットを着ておちん●んが飛び出ちゃうなんて失態をやらかしますが、優しく暖かい人柄のアルバートは素のギャンドルちゃんを彷彿とさせてニマニマしてしまう^^

Enough Said
ダブダブのスウェット着てるもんだから、大切な物が出てるがな!!

笑ってるのに目が笑ってないおっかないマフィアやギャングといった悪役が多かった彼ですが、あれは演技力の賜物。
素顔のギャンドルフィーニはこんなだったんだろうと思わせる優しい等身大の男性を好演しています。
演技の幅の広さも分かり、これから色んな役ができただろうに本当に早すぎる死が悔やまれます。

原題の「Enough said」。「もういいよ、何も言わなくて」って感じでしょうかね。
みーすけのなんちゃって英会話だと、「enough」ってちょっとネガティブな意味で使うことが多いようなイメージがあるんですよね。「やめれ!」とか「もう要らん!」とか(笑)

この原題、傷心のアルバートが言うと、きっと字幕は「もう充分。うんざり、黙れ」って事になるんだろうな。
いくらエヴァが言い訳をしても受け入れることができないほど傷ついてしまったアルバート。
「陳腐だけれど、本当に心を打ち砕かれたんだよ」と淡々と語る姿に、ああ、エヴァの事が大好きだったんだなというのが伝わってきて本当に切なかった。
そして、怒鳴ったり激昂したりしないアルバートの紳士的な態度に好感度ますますアップ!
って、わたしが大ファンだから余計かな???

だけどエヴァ、イタイ思いをして人間的にちょっと成長します。
そしてラスト、アルバートが優しく微笑んで同じ「Enough said」って言うと、全く逆の意味になるんでしょうね。
字幕はきっと「もういいよ、言葉はいらないから」って感じかしらん。

Enough Said

人それぞれ相性ってあって、マリアンヌとアルバートは相容れない関係だったけど、エヴァ本人が居心地がいいと思える人に出会った事が大切。
不安になるのはわかるけど、自分の気持ちに正直に相手と向き合う事が大切なんですね。
ベッドにナイトテーブルなんか無くてもぜんぜん構わないぢゃん!
大切な人を傷つけてしまうような事を深く考えず言ったりやったりしてしまう。女って意外と残酷。
気をつけなくっちゃと、自分にいろいろと自問自答もしてしまう作品でした。
なぜか全国¥1、000均一で上映中なり。ギャンドルフィーニ拡散運動かな?(笑)
彼にマフィアやギャングのイメージしか持ってない人にこそ観てもらいたいです!ぜひ!

Enough Said
ああ~もう、ピカピカの笑顔が可愛い♡  亡くなってしまったのが本当に本当に悲しい・・・。

さて、ギャンドルちゃんが遺した未公開作は残すところトム・ハーディとの共演「The Drop」のみになりました。
わたし個人としては本作のような等身大の優しい男性の演技をもっともっと観たかった(泣)
でも彼の素晴らしい演技の数々は多くの映画フィルムの中に残り、これからもたくさんの人々に観られていくでしょう。
だからわたしもずっと彼のファンであり続けます。ギャンドルちゃん、大好きだよ。

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「ルビー・スパークス」  僕の彼女はカザンの孫娘

「ルビー・スパークス」(2012)アメリカ
原題/Ruby Sparks
監督/ジョナサン・デイトン ヴァレリー・フィリス
出演/ポール・ダノ  ゾーイ・カザン  クリス・メッシーナ  エリオット・グールド  
アネット・ベニング  アントニオ・バンデラス  スティーヴ・クーガン  他

Ruby Sparks 

19歳で小説家としてデビューしたカルヴィン(ポール・ダノ)は、世間から「天才」と称される事にストレスを感じ、以来極度のスランプ状態に陥りその後何も書く事が出来ないでいた。
ある日、夢の中に理想の女性が出現、精神科医の勧めもあり、彼女を題材に小説を書き始める。
すると突如小説の女性「ルビー・スパークス」(ゾーイ・カザン)が現実の女性として現れてしまう。
当初はストレスのための妄想だと戸惑うカルヴィンだったが、自分以外の周りの人々にも見えることが分かると、理想の女性ルビーとの生活を満喫するようになる。
しかし明るく社交的なルビーが彼らを取り巻く人々と打ち解け上手くやっていく事に不満を感じたカルヴィンは、小説中のルビーを自分の望む性格に書き換えるのだが・・・。

Ruby Sparks 
夢の中で出会った少女にインスパイされ彼女を題材に小説を書き出します。

Ruby Sparks 
精神科医ローゼンタール博士(エリオット・グールド)の助言に従い彼女「ルビー」の物語を膨らますカルヴィンだったが・・・。

Ruby Sparks 
この二人実生活でも長年のカップルだとか。 画面から暖かい雰囲気が溢れ出てるのはそのせいだったか!

ポール・ダノ好きの友達と週末タワレコでDVD漁りをしていて本作を発見。
劇場で観逃したちゃったのよ~と話していたら、ちょうどこの週末CSでやってるではないですか!買わずにすんだ(笑)
「リトル・ミス・サンシャイン」のジョナサン・デイトン、ヴァレリー・フィリスの夫婦監督が、ポール・ダノを主演に迎えたファンタジー・ラブストーリーです。

ポール・ダノ演じる主人公のカルヴィンは19歳の時に書いた小説が賞を取っていきなり「天才」と祭りあげられる。
そんなストレスとプレッシャーで10年経っても2作目の小説を全く書けないでいるナイーヴな青年です。
人間関係にも不器用なカルヴィンは5年前に彼女と別れてから恋人を作ることも出来ない。
彼に憧れて近づく女性達を「偶像化した僕に憧れてるだけ」と真剣に相手をする事ができない。
要はこだわりのありすぎるメンドくせぇ~~男ですね(笑)

Ruby Sparks 
未だにタイプライターを使用しているあたりが、こだわりのある性格を表していて上手いな。

そんなカルヴィン、夢の中に現れた理想の女性「ルビー・スパークス」に夢中になり一気に小説を書き始めます。
彼女の性格、生い立ち、生活を事細かくタイプするうち実在の女性がいるような錯覚に陥り、恋してしまうんですね(アイタタ)
そんなある朝、カルヴィンが起きると家の中にいきなりルビーが現れて仰天!
とうとう幻覚を見るようになってしまったと慌てるカルヴィンですが、彼女が自分の妄想ではなく、実際の人間として存在していることが分かり再び仰天!
カルヴィンと恋人ルビーの甘い生活が始まります。

Ruby Sparks 
自宅のプールに飛び込んでうっきょ~~!! いいとこ住んでるよねカルヴィン。 あ、印税か。

Ruby Sparks 
彼女のパーソナル全てがカルヴィンの創造によるもの。好みの相手をクリエイト出来るのってある意味最高。

なんてったて、ゾーイ・カザンの演じるルビーが最高にキュートで魅力的です。
くるくると動く大きな瞳に明るい笑顔、ファッションもポップで、女性目線で見ても好感度大でとっても可愛い。

Ruby Sparks 
赤のデニムにフルーツの柄Tが超キュート! 今年の夏真似してみようかなぁぁぁ・・・

ルビーは自分がカルヴィンの創造によって生まれてきた事など知らず、日々楽しく過ごしまています。
そんなのってあり?と普通は思いますが、鑑賞中はそういうものとして違和感なくスっと話に取り込まれるんですよね。
カルヴィンとルビーの出す暖かい雰囲気が大きく貢献。
実生活でもカップルの彼らを、夫婦である監督が描いているのでほんわか感の二乗か(笑)

Ruby Sparks 
二人の幸せの日々。 この海岸でのシーンとっても素敵♡ 海好き(わたし)にはたまんないス! 

ま、楽しい嬉しいばかりでは映画にならない。やはり不協和音は発生するのねぇ。
社交的で人あたりの良いルビーは外の世界と繋がりたがりべったりカルヴィンと過ごす事を窮屈に感じだします。
美術教室に通いだし、友人ができて楽しそうに過ごすルビーに不満を感じるカルヴィンは、禁を破り金庫にしまっていたルビーの小説に追記をしてしまいます。
「カルヴィンなしでは ルビーは生きていけない」
当然ルビーはカルヴィンにべったりになり片時も離れようとしなくなる。

Ruby Sparks 
シリアルを食べる間も手を離さない。 め、めんどくせぇぇぇ~~(笑)

あまりにもべったりがしんどいと気づき次々とルビーの性格を書き加えて行くカルヴィン。身勝手な男だ(笑)
本当は書かなくても彼女を幸せにしたいと願っているのに、対処法が彼には分からない。
原因はルビーではない。要はカルヴィンの方が精神的に大人になりきれていないんですね。

Ruby Sparks 

愛している女性であっても、少しでも自分が受け入れられない所が見つかると、それを許す事ができない。
相手の良い所だけでなく、悪い所も全てを受け入れる事こそが愛する人を本当に幸せにする事だと思い至ります。
人を愛するという事は相手をコントロールして自分の思い通りにする事ではない。
カルヴィンの出した結論はほろ苦いけれど人として彼が成長できた証ですね。
甘い甘いファンタジーだと思ってたけど、意外にビターな味わいで、でもとても素敵な映画でした。

Ruby Sparks 

本作、助演の俳優さん達が何げに豪華です。
先にあげた精神科医役のエリオット・グールドを筆頭に、カルヴィンの母ガートルードにアネット・ベニング。
その再婚相手のちょっと変わった芸術家モートをアントニオ・バンデラス。
頑ななカルヴィンを優しく見守る彼らの演技、派手ではないけれど映画のアクセントになって微笑ましかったな♪

Ruby Sparks 
ワンコのスコティーで遊ぶモート。 いやいやバンデラスの兄貴、どっちがワンコかわかんないス(笑)

今回脚本も担当しているゾーイ・カザン、全くのノーマークでした。
あのエリア・カザン監督の孫娘なんだって!!びっくり~。
フィルモグラフィーをチェックしたら、メリル・ストリープのとか何本か観てるんですよね。
でもゾーイが出てたの全然思い出せない(汗) 今回でもう忘れないよ!
実生活でもパートナーであるポール・ダノとの共演は映画にいい感じに作用してると思いました。(見終わってから知ったけど)
こうゆう透明感のある女優さん大好きなんで、今後も注目ですね。
ひょろっとしたポール・ダノも主人公のキャラにぴったりはまってて、ダメダメなのに愛しい青年を好演。
お気に入りの一作になりました♪

Ruby Sparks 
もう、なんていうか、可愛いすぎる♡

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「夜を楽しく」 大人版ラブコメ ただしチューまでよ

「夜を楽しく」 (1959)アメリカ
原題/Pillow Talk
監督/マイケル・ゴードン
出演/ロック・ハドソン  ドリス・デイ  トニー・ランドール  セルマ・リター

夜を楽しく

舞台はケネディー大統領の頃のアメリカ、ニューヨーク。
共同電話回線(パーティー・ライン)を使用している室内装飾家のジャン(ドリス・デイ)とプレイボーイの作曲家ブラッド(ロック・ハドソン)。
面識の無い二人だったが、ブラッドとガールフレンドの長電話のせいで電話が使えないジャンは鬱憤を日々募らせており、とうとう電話で大喧嘩してしまう。
そんなある日、ブラッドは大学時代の旧友で資産家のジョナサン(トニー・ランドール)が偶然ジャンの顧客で、しかも彼女に好意を持っている事を知る。
ほんの遊び心で自分の素性を隠しジャンに近づくブラッド。
お堅いジャンはブラッドだと知らず彼の演じる「レックス」に夢中になり、またブラッドもジャンに本気で恋してしまうのだが・・・。

夜を楽しく
一回観るとしばらく主題歌「Pillow Talk」が頭を廻る~~♪♪


年末の大掃除の時にDVDの山の中から発見、「おお、しばらく観てないな」と、久しぶりに再見しました。
初見は高校生の頃。夜中のテレビで「クラッシック映画特集」か何かでかかってたんです。
この時代のファッションが好きなので、「古いラブコメ映画かぁ」と、ぼんやりと見始めたんですが、見終わる頃にはポップで可愛らしい世界感に夢中になってました。

当時ユニバーサル・ピクチャーズで活躍していたロック・ハドソンとドリス・デイの初共演作。
内容はちょっとひねったロマンティック・コメディーで、アカデミー脚本賞を受賞しています。
本作が大ヒットした為、この後「恋人よ帰れ」「花は贈らないで」でも二人は共演しています。

夜を楽しく
「せっせっせ~のヨイヨイヨイ♪」 では無い・・・


当時、電話回線が少なくて共同で使用していたんですね。
最初、この「パーティー・ライン」の意味が良く分かんなかった。超アナログすぎだって(笑)
受話器を上げるたびにブラッドがガールフレンドと喋っている為ジャンは仕事の電話が使えない。
それが原因で大喧嘩になるんです。

夜を楽しく
ガール・フレンドに自作のラブソング(しかも使い回し!)を聴かせるブラッド。  超クセ~~!!(笑)

夜を楽しく
画面を分割する手法なんかもレトロですがそれが、いい感じなんですよね♪

ボーイ・ミーツ・ガールの大人版なので、当時としては過激だったらしいセクシー場面も今のわたし達からすると超お上品。
イチャイチャするけど、チュ~までしかしませんから(笑)
当時のハリウッドのレイティングは今とは比べ物にならないくらい厳しくて、1950年頃は夫婦でベッドで寝る場面も御法度だったらしいんです。
それが50~60年頃から性に対する人々の道徳観念がよりオープンになってきて、この映画はその過渡期に当たる作品なんですね。
健康的でさわやかなお色気シーンを振りまくドリス・デイが可愛らしい。
仕事はバリバリやっているけれど、恋愛面でイマイチぱっとしない毎日。
それが、ブラッド=レックスにメロメロになっちゃうんです。

夜を楽しく
やたらと下着やパジャマシーンが多いわりには色気はあんま無いなぁ・・・(笑)

夜を楽しく
お姫様抱っこで何ブロックもニューヨークの街を歩くなんて~  わたしもファスにやってもらいたい♡

主演の二人の相性がバッチリなんですが、忘れてならないのはブラッドの友人ジョナサンを演じる共演のトニー・ランドール。
親友に好きな女性は取られるわ、巻き込まれて殴られるわ、いいとこ無しです。
でも最後には友人を応援しちゃうって いい奴だな!!

夜を楽しく
お人好しも甚だしいんですが、とってもナイスな奴です。

素直になれない二人の恋の架け橋になる酒豪のハウス・キーパー アルマにセルマ・リター。
このおばちゃんいい味出してて笑えます。毎朝二日酔いでご出勤したり、こっそりブラッドの電話を盗み聞きしてウットリしたりしてる。いえ、盗聴でしょうそれ!!

夜を楽しく
ヒッチ・コックの「裏窓」にも似たような役回りで出てますね。 

同じくヒッチ・コックの「知りすぎていた男」で有名な主題歌「ケ・セラ・セラ」を歌うドリス・デイ。
歌手でもある彼女は本作でもあちこちで歌ってます。
ミュージカル嫌いなわたしですが、これは全然大丈夫。
いきなりセリフが歌になるのではなくて、物語の中で歌ってるからだな。
逆に映画が終わってもしばらく主題歌や挿入歌が頭を廻って離れない~~♪♪

夜を楽しく

50~60年代のファッションや文化が大好きなわたしにはどストライク世界。
ドリス・デイの衣装や、家具、食器、セットがポップでお洒落で観ているだけでヨダレが出そう~。
この時代のアメリカで生活してみたかった・・・と思うけれど、まあこりゃ映画の世界なんだろうな(爆)
でも楽天的な昔のハリウッド映画を観ると、しばらくハッピーな気分になれるんですよね。
レトロな感じも今観ると逆に新鮮で、古き良きハリウッドを堪能できます。
ロック・ハドソンのニヤケた笑顔も素敵ですよ。

夜を楽しく
よっ!色男!! でもロック・ハドソン実は「そっち系」で、「そっち系の病気」で亡くなります。


夜を楽しく
本作のいい所だけをコピペしたようなリメイク作 E・マクレガーとR・ゼルウィガーの「恋は邪魔者」ってのもありましたね。
主演二人のファッションとユアンの歌はいいけど、映画は何だかノレなくてイマイチ残念映画でした。
かなりお年なトニー・ランドールが同じような役で特別出演してるんですけどね~。
やっぱオリジナルには勝てないって事かなぁ。

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「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」  修行

「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」 (2013) アメリカ
原題 Only Lovers Left Alive
監督 ジム・ジャームッシュ
出演 ティルダ・スウィントン   トム・ヒドルストン  ミア・ワシコウスカ  ジョン・ハート

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ

孤高のカリスマ・ミュージシャンとしてアンダーグラウンドな世界で創作活動を続けるアダム(トム・ヒドルストン)は現代を生きるヴァンパイア。
デトロイトに住み、誰にも聴かせる事の無い音楽を自分の為だけにひっそりと創り続けている。
タンジールに住む恋人のイヴ(ティルダ・スウィントン)が彼の元を訪れ久々の再会を果たす。
彼らは何世紀も愛し合い「汚れない血液」を糧に生き続けてきたのだ。
そんな折 イヴの妹エヴァ(ミア・ワシコウスカ)が現れ 平穏なアダムとイヴの生活に変化が起こる・・・。


オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
アンニュイ・・・

ジム・ジャームッシュ 4年振りの新作は現代を生きるヴァンパイア達のダーク・ロマンス。
良くも悪くもジャームッシュの作家性溢れる作品でした。
音楽、ファッション、家具、風景、どれをとっても監督のこだわり、嗜好が満載です。

人間にその存在がバレないようにひっそりと生活するヴァンパイア達。
何世紀も生き続けてきた彼らにとって 現代社会は非常に住みにくい汚れた世の中。
彼らの命を繋ぐ血液も、純粋な物が手に入りにくくなっている。
血液提供(?)する人間が空気や水を汚し、自己破壊的行動を繰り返す為に己の血も汚れたものになっているからです。
グルメだな。

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
純粋な血液を味わうイヴ  極上の赤ワインってところですかね~

イヴを演じるティルダ・スウィントンの優しげな声がいいですね。
シルバーの長い髪を揺らしながら、ゆるゆると音楽に合わせて踊るイヴ。
生命感を感じさせない冷たい爬虫類のような彼女の存在感がイヴのキャラとピタリとハマっていました。

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ アダム宅録
アダムさん、宅録中

ツンデレで、イヴに甘える年下の恋人アダムを演じるトム・ヒドルストンも素敵です。
彼の低い声は、劇中流れる第二の音楽のよう。
ヴァンパイアのアダムは「孤高のアーティスト」のメタファーでしょう。
知る人ぞ知る、その世界ではカリスマ的存在のミュージシャンなのに、創作した音楽を一般に公開することには全く興味がなく、ただ自分の楽しみの為にひっそりと自宅で創作活動をするアダム
これ、つまり監督ジム・ジャームッシュ自身の投影なんでしょうね。
彼の「これが、俺の好きな世界、描きたい世界。分からない奴らは観なくていいよ」的メッセージなのでしょうか。
アダムが忌み嫌い軽蔑感を顕にする「ゾンビ達」 
おお~ゾンビも出るの?と、ちょっと小躍りしたら、それって我々人間の事だったという(爆)
純粋なヴァンパイア=孤高のアーティストは現代の猥雑なカルチャーに融合することが出来ず、どんどん淘汰されて行く運命なのでしょうか。

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
妹エヴァを演じる ミア・ワシコウスカ  キュートです♡   

古き良き時代にこだわり、どんどん生きる事が困難になっているアダムとイヴに比べて、妹エヴァは新しい時代をエンジョイする事が出来る。
血液の純粋さにもこだわる事なく、音楽業界で働く男性の「汚れた血」を飲んでも
「ちょっと気持ちが悪くなったわ」と言いながらもケロっとしています。
彼女の奔放な生き方を許す事が出来ないアダムは始終イライラとし、結局エヴァを追い出してしまいます。
まあ、勝手気ままに行動するエヴァを観てて、わたしも腹立ちましたけどねw

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
繊細すぎて現代を生きることが辛いアダムさん   悪いけど髪切ってくれよ


これぞジャームッシュ!な2時間ちょい。
いやぁ、しかしね、正直ほんっと眠かった^^; 久々に寝ないように頑張りましたよ。
ある意味「修行」(爆)
独特のグランジ・ロックちゅ~か、古い50年代風ロックが非常に眠気を誘い、アダムさん作の音楽が流れるたびにウトウトしかけて「嗚呼・・・アダム堪忍、音楽止めて」と思ってしまった。

映画の前に食べたカレーうどんで温まった体にw アンニュイな音楽、暗い映像が穏やかな眠りを誘う~・・・。
一緒に行った友達はとてもお気に召したようで良かったです。
ジャームッシュの世界観が好きで、ドップリ浸かりたい方には最高かと思います。

考えてみたらわたし、ジャームッシュの映画で好きだな、面白いなって思ったの「ナイト・オン・ザ・プラネット」と「コーヒー & シガレッツ」ぐらいで、後者も途中で眠気に襲われる事が多かったなぁと気がついた。
他の作品も世界観にイマイチ乗れなくて、退屈とは言わないけど眠さを我慢するのが大変だった。
無粋ですんまそん。まだまだ修行が足りんなぁ。

個人的には、ラスト近くで初めて見せるアダムとイヴの表情と行動に
「やった!これこれ、これを観たいのさ!」と思ったのに、その先が語られる事なく映画はアンニュイに終わる・・・。
いや、そこから先がわたしの好きな世界なのにぃぃぃ・・・でした。

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
このティルダ姐さんの表情 素敵でしょ? これですよ観たかったのわ!!

もっと空腹で頭がスッキリしてる時に 再び観たら、別の感想を持てるかも鴨~。
嫌いな世界観では無いのに、どうしても眠くなってしまって、通してちゃんと観るのが辛い映画でした。
この、映画を観ながらの「修行感」以前にも感じた事があるなぁ、何だっけなぁと、つらつらと考えて思い出しました。
あれです、あれ!「ベルリン・天使の詩」
天使が人間になる以前のあれこれが味わい深いものの、ちょ~~~~眠いw
作家性の強いアーティスト系映画って わたしには向かないのかもな。
ま、しゃ~ないな(^_^;)

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

「ラブ・アクチュアリー」”love actually is all around"

「ラブ・アクチュアリー」 (2003)イギリス/アメリカ
原題/Lobe Actually
監督/リチャード・カーティス
出演/ヒュー・グラント  アラン・リックマン エマ・トンプソン コリン・ファース 
   リーアム・ニーソン ビル・ナイ ローラ・リニー キーラ・ナイトレイ 
   他 英国俳優やら ぎっしり 

love actually

さて、クリスマスが近付いて来ましたね~。
ま、キリスト教徒ではないですが、街が華やいで綺麗だし、皆んなお祝い気分になるし、ウキウキしますよね♪
でも、仕事は忙しい・・・(爆)
そんなこの時季、現実逃避できる(笑)クリスマス定番の映画って??
「ホワイト・クリスマス」?「素晴らしき哉、人生!」?
みーすけのここ数年の定番と言えばこれ!
今回は、大好きな「ラブ・アクチュアリー」です。

その1)
若い、イケメン、独身の、就任したばかりのイギリス首相 デイヴィッド(ヒュー・グラント)は秘書のぽっちゃりナタリーに一目惚れしてしまい、何だか仕事に身が入らない日々。

love actually
い~んだけど、国政は大丈夫なのか??

その2)
弟に恋人を寝取られた作家のジェイミー(コリン・ファース)は南仏で執筆活動中。メイドとして働くポルトガル人のオーレリアと言葉が通じないながらも惹かれ合っていく。

LOVE ACTUALLY
この二人のやり取りはほんとにほっこりします♡

その3)
妻を亡くしたばかりのダニエル(リーアム・ニーソン)は傷心に落ち込みながらも、義理の息子 サムの片思いの応援に四苦八苦

love actually
リーアム・ニーソンがアクション俳優になるとは想像出来なかったぜ

その4)
ハリー(アラン・リックマン)は妻カレン(エマ・トンプソン)と3人の子供達と幸せな家庭を持ちながら、部下のミアに思いがけず言い寄られモヤモヤ・・・。妻のカレンは何となくそれに気づいてこちらも不安な日々。

love actually
スネイプ先生 アラン・リックマンのサービスショット!! ・・・好きだから(笑)

love actually
エマ・トンプソンはボディースーツ着用で太目に見えるようにしたそうな・・・

その5)
そのハリーの会社に勤めるサラ(ローラ・リニー)は入社したその日から2年7か月の間、同僚のカール(ロドリゴ・サントロ)に片思い。どうしても彼に告白することが出来ないでいた。

love actually
ロドリゴ・サントロの後ろ髪がやだ(笑)

その6)
ピーター(キウェテル・イジョフォー)とジュリエット(キーラ・ナイトレイ)の結婚式でベストマンを務める親友マーク(アンドリュー・リンカーン)は心穏やかではいられない。
彼はある気持ちを抱え悩んでいるのだ。

love actually
キウェテル・イジョフォーは「それでも夜は明ける」で大ブレイクですな 狙えオスカー!

love actually
「ウォーキング・デッド」と同一人物とはど~しても思えない・・・

その7)
売れない役者のジョン(マーティン・フリーマン)は映画のボディダブルで知り合ったジュディと こっ恥ずかしいフルヌードの撮影中楽しい会話で盛り上がることができて嬉しい日々。

love actually
マーティン・フリーマンも「シャーロック」で大ブレイクだね! ホビットは興味薄ですが(爆)

その8)
かつて一世を風靡した老いぼれロック歌手のビリー(ビル・ナイ)は過去のヒット曲をクリスマス用にアレンジしてカムバックを狙っていた。マネージャーのジョーがテレビやラジオへの出演を取り付けキャンペーン活動に励むも、当のビリーは下品で過激な発言で世間を騒がせてばかり。

love actually
ビル・ナイ最高! 大好き♡ 「スティル・クレイジー」がまた観たくなったよ~

その9)
ケータリングの仕事をするもてないコリンは、イギリス人女性に見切りをつけ、アメリカ女性に狙いを定め一路アメリカを目指す。(個人的にこの話はけっこうどうでもいい・・・^^;)


クリスマスのロンドンを舞台に9組の男女の様々な「愛」の形を描く群像劇。
これ、製作年度を見てびっくり。2003年?! もう10年も前の映画なの??
毎年 このシーズンに2~3回は観てるから 30回は下らないのかよ!
って言いながら、また今年も観てしまった・・・好きさ好きさ大好きさ!

最初のヒースローの映像がいいな~。H・グラントのモノローグにぐっときたわたし、はい掴みはOKです!
ディヴィッドがアメリカ大統領(ビリー・ボブ・ソーントン)にガツン!と仕返しするインタビュー場面にはいつもスカッとさせられます。
ショーン・コネリーを引き合いに出すところもムフフ♡
love actually
でも、きっかけがナタリーにちょっかい出された事への仕返しぽいのがなぁ(笑)マジ国政は大丈夫か??

この映画のいい所は、ただの甘甘な話だけでなく、ビターな結果になってしまうストーリーもある所。
ローラ・リニーの片思いのストーリーはホントに泣けるんです。毎回~(笑)
    love actually
アメリカン・ドールみたいな顔のローラ・リニー。大好きな女優さんです。

男女の恋愛だけでなく家族愛、友情、あらゆる愛の形を描いているのもいい。
自分のその時の気持ちでシンパシー感じたり、感情移入するキャラクターが変わるんです(笑)

でも、やっぱり好きな話は これですね~ ビル・ナイだ!
love actually

ロバート・パーマーの「Addicted To Love」のまるパクリ(笑)でもカッコいいぞ!
長年一緒に頑張ってきたマネージャーに照れながら親愛の情を語る所。
ウルウルするよ~、毎回!!(笑)

それぞれのエピソードが素敵で、優しくて、またそれだけで一本映画が撮れそうな話ばかり。
本当に素敵な心暖まる映画です。
それぞれの登場人物がそれぞれの愛を語っている。
"love actually is all around" そう、「愛はいたるところにある」のです♡
嗚呼、今回も見終わった後に心が暖かくなりました。

love actually

皆さん、大切な家族、恋人、友達と素敵なクリスマスを過ごしてくださいね!!
Happy Merry Christmas♪♪

テーマ : お気に入り映画
ジャンル : 映画

tag : ビル・ナイ

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天邪鬼なので映画の好みも多少偏りありです
毒も吐き、妄想も垂れ流しますが笑って許してくださいませ
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