『スロウ・ウェスト』ファスのゆっくり西部劇 沁みるぜ……

『スロウ・ウェスト』(2015)イギリス=ニュージーランド
原題/Slow West
監督/ジョン・マクレーン
出演/マイケル・ファスベンダー コディ=スミット・マクフィー ベン・メンデルソン 他


slow west



1870年、16歳の少年 ジェイ(コディ・スミット=マクフィー)は、遠くスコットランドから恋人ローズを探しに独りアメリカの地に降り立ち、東海岸から西海岸へと移動していた。
旅の途中ひょんな事から知り合ったバウンティハンター(賞金稼ぎ)のサイラス(マイケル・ファスベンダー)を用心棒として雇うジェイ。
二人はコロラドの荒野を進むのだった。


Slow west
袖振り合うも多生の縁


2015年のサンダンス映画祭のワールドシネマ・ドラマ部門観客賞を受賞した不思議テイストなウェスタン。
監督は本作が長編デビューとなるジョン・マクリーン。
主演は言わずと知れたわたしの天使マイケル・ファスベンダー
アメリカでは劇場以外に配信という形で公開され、pu-koさんにURLを教えてもらいまずそれを鑑賞。
日本公開は絶望かな~と思ってたら今年の4月WOWOWにて本邦初放映され、がっつり録画だ!
そして7月~8月開催の<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016>、略してカリコレ!で上映という逆パターン興行で、念願の劇場鑑賞ができたよ❤


舞台は19世紀後半のアメリカ。
とある事情で故郷スコットランドを出奔した恋人を探しに16歳の少年ジェイがアメリカ荒野を旅する事に。
ジェイは貴族出の、まあ世間知らずなぼんぼんのお子ちゃまなわけです。


Slow west
ヨレヨレですがな💧


そんなひよっこが数日でも荒野で生き延びたのはちょっとした奇跡。
やはりと言うか、冒頭でいきなりネイティブ・アメリカン狩りをする兵士(恐らく南北戦争の)に殺されそうになったところをアウトローな男サイラスに助けられます。
見るからに危なげなジェイを見て、破格の値段で用心棒を買って出るサイラス。
当初は粗野で野蛮なサイラスを見下していたジェイですが、ワイルドながらどこか飄々としたサイラスを次第に信用していきます。


slow west
全く手の掛かるぼうやだぜ……


そんな少年ジェイはコロラドの地で西へ向かいながら多くの人々と出会い、騙され、襲われ、人を傷付け、天候に嫌われ、命の危険を感じ、様々な経験をします。
厳しい現実と向き合い、これまで触れることの無かった大人の世界を知って少年から大人へと成長するジェイ。
・・・なわけですが、この映画の大きな特徴として主人公ジェイの経験する事柄一つ一つはシビアで厳しい事ばかりなのに、語り口が非常に緩いという事。


Slow west
いやいや、刺さってる!手に!!


温いとかって事ではなくて、独特なオフビート感というか、下手したらコメディかな?と思えるような不思議な空気が全編に流れてるんですよ。
『Slow West』という原題がぴったりくる。
要所要所でくすくすと笑いが込み上げるんだな。
ファスのスウィートなモノローグと少年ジェイのちょっと間抜けにさえ見えてしまう天然な可愛さ。
しかしながら旅の過程で人も死ぬし、流血もしっかりある。


slow west
ん~ マンダム……ってヤングは知らないかwww


不思議な緊張と緩和の中進むストーリー。
そして画面上に真っ青な空と赤茶けた大地の美しいコントラストの風景が映し出されます。
つい最近観た同じフロンティアもの、ディカプリオの『レヴェナント』と題材が同じとはとても思えんwwww
でも結して内容が甘っチョロいって事では無くて、緩急溢れる編集が非常に面白いの。


Slow west
ゆったりと流れる空気感。でもその後に……


少年ジェイを待ち受けている現実はシビアです。
想い人ローズへの恋心や、彼女を今の状況に追いやってしまった不幸な事件も、はっきり言って若気の至りなわけです。


Slow west
ジェイが見るローズの白昼夢がその後を暗示して……


しかし、少年らしい一途さと意地で突き進むへなちょこジェイが非常に可愛い。
そこそこ突き放しながらも「こいつ危なっかしいな~」と構わずにいられなくなるサイラスは、きっと若い頃の自分をジェイに投影しているのでしょう。
この即席の凸凹師弟関係が築かれていく過程が楽しい。


slow west
Slowの後にちゃんとドンパチもあります


後半戦、一気に畳み掛ける驚くべき怒濤の展開。
ラストのモノローグを聞きながら、大人の階段を上るジェイがなぜ主人公ではないのかが分かりました。
これは大人になりきれないサイラスの成長物語でもあるのだという事がじわじわと浸みるのです。
毎回このラストを観る度にちょっと切なく、そして堪らなく温かい感情が溢れて、人の縁とか運命とかの不思議さに思いを馳せてしまうんだなぁぁぁ……。
嗚呼、今回大きな画面で観れて良かった。



さて役者。

まずはコディ・スミット=マクフィー。
名作ファンタジック・ホラー『ぼくのエリ』のハリウッドリメイク版『モールス』に出てたお子か!
近々ではメイク凄くて誰やら分からん状態でしたが『X-men アポカリプス』でナイト・クローラーやってた子ですね。演技上手かったよ、うん。
本作でも髭なんてないでしょー的な青年ってより少年みたいな面影にクラっとしちゃった方も多いのでは。


Slow west
ぼく髭なんてあるんでちゅかぁ?


190センチ、驚異の棒太ももでモデルみたいな体系に不思議な顔してる子ですね~人気急上昇中みたいですね。
この手の不思議空気を醸し出す少年は間違いなく人気出ると思うのでおじさん好きなおばさんはとりあえず遠くから眺めておきます。30過ぎたらこちらにいらっしゃい。


Slow west
見れば見るほど不思議な顔だ


おじさん好きとしてはこっちの方によりスイッチが入った、バウンティハンターのお頭wwペインを演じるベン・メンデルソン。
サイラスがジェイと同じ年頃にペインのグループで賞金稼ぎをしていた過去があって、いろいろあって独立した経緯があると語ってるんだけど、その「いろいろ」ってなに?なに??って非常に気になったところですけど。
何やら腐脳が反応しかけました、すみません。


Slow west
触ってごらん woolだよ


んでもやっぱファスだわさ~❤❤
Slowな流れから一気に畳み掛けるラストの撃ち合いが凄いんだけど、ちょっとサイラス何いきなり撃たれて怪我してんのよ!とwwwww


Slow west
撃たれちゃったの~ん


よくよく考えると後半サイラスは手を血で汚してないんだよねー。エンディングのシーンにも繋がる布石のような展開。
観れば観るほど深いわ。

今回ファスは珍しく泣きませんよww
まー、しかし何やらしても上手いな~、ってファンだからそう思うわけではなくてですね、この人の演技はもっともっともっと評価されてもいいはずなんだよ~。


Slow west
褒めろ褒めろ…… なんて本人は思ってないよ!


激痩せもフルフロンタルもゲスも文芸も鬼畜もヒーローもカリスマも演じ、それでもまだまだまだまだ伸び代を感じる演技の深い懐と数多の引出しよ。
付いて行くよファスどこまでも!!


Amaging Fassy
はぁぁぁもぉぉぉ素敵だぁぁぁ❤❤


…………さて。

劇中やたらとラクダのシャツ&パッチの上下でうろうろしてたファス。
下手したら「バカボンのパパ」系出で立ちなんだけどさ。
ヨレたTシャツだろうが、ずーーーっと一緒の革ジャンだろうが、ファスなら、えーわもーなんでも。
ファッションセンスとひきかえに神だか悪魔だかに演技の才能を授かった人だからね。


Slow west
あ、右向き?……ゲフン!ゴホン!!


なんだかもう非常にファスの股間が気になる件。
ファールカップでも入ってんのか?!
いえ、そう見えて何も入ってないファスの「自前ファス」のクオリティの凄さと申しましょうか、怖いものなしドンと来い感と申しましょうか、いったいわたしは何を言っているのでしょうか、だれか止めてください、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。


Slow west
ごめんなさいついでにもいっちょ やっぱ右だね。
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ジャンル : 映画

tag : マイケル・ファスベンダー

『インディ・ジョーンズ /最後の聖戦』 Sirショーン・コネリーお誕生日企画

さてと、8月25日は我が殿堂入りダーリン、Sir.Sean Conneryの85回目のお誕生日でござった!!
ってことで、ショーン・コネリーお誕生日企画。
彼の出演作の中で、とっても大好きなこれです!


『インディ・ジョーンズ /最後の聖戦』 (1989)アメリカ
原題/Indiana Jones and the Last Crusade
監督/スティーヴン・スピルバーグ
出演/ハリソン・フォード  ショーン・コネリー  デンホルム・エリオット 他


インディ 最後の聖戦



1938年、冒険家、そして考古学教授として多忙な日々を過ごすインディアナ・ジョーンズの元に、大富豪ドノヴァンからある相談が持ちかけられる。
イエス・キリストが死の直前に使った「聖杯」の所在を示す石碑を手に入れたドノヴァンは、私設探索チームを現地へ派遣。
ところが調査中だったチームの隊長が行方不明になってしまったため探して欲しいという依頼。
何故自分に?、と断るインディだったが、実は行方不明の隊長とはインディの父、ヘンリー・ジョーンズだったのだ。
依頼を渋々承諾したインディはヘンリーが消息を絶ったヴェネツィアへと向かうのだったが・・・。



考古学者インディの次なるミッションは聖杯伝説。 ハリソン若い!


インディ 最後の聖戦
ヴェニスでインディを出迎えたのはベッピン考古学者、エルザ


インディ 最後の聖戦
図書館の下になんかあるぞ~


インディ 最後の聖戦
地下のカテドラルには十字軍騎士の棺が! そして棺の蓋には・・・。

↑超絶駆け足な冒頭20~30分のあらすじ


言わずと知れたスピルバーグ+ハリソン・フォードの大人気シリーズの三作目。
キリストに纏わる聖杯伝説をベースに、聖杯を狙い世界征服を目論むナチス・ドイツと、それを阻止しようとするインディの巻き起こすアクション・アドベンチャー・ロマンの傑作。
ええ、もうあれこれ言わずに観よう!・・・って、最近これ多いな。
いやだってねー、これ系の映画ってとにかく「観たら面白さが分かるから!」なんですよね。
好きすぎて、またもやソフト三種持ち、累計視聴回数不明なほどリピート鑑賞作です。


インディ 最後の聖戦
この冒険活劇風ポスター いいよねーー♪

ここで爆弾投下。
えーと、実はこのシリーズ、1と2ってテレビでしか観たことありましぇーん。
しかも2回ずつ位・・・かな?
何故か?それは当時わたしがハリソン・フォードにスイッチが入らなかったからです。
好みの問題はいかんともし難い。
本作もヘンリー・ジョーンズがショーン・コネリーでなければ、きっと劇場で観なかった。
「まー、まー、恐ろしい運命ですねー、映画は出会いですねー。」
淀川先生!映画は観てみないとわかんないスね! 
インディ・シリーズに馴染みのなかったみーすけでしたが、この3作目はホントに面白かったー。
最高のエンターテイメント冒険活劇です。
ショーンが出演してなくても、多分とても面白い。
でもショーンが出た事で傑作になったんだと言い切りましょう!(身びいきではない)
上記あらすじ、「インディがヴェニスに飛び聖杯の在処を示すヒントを見つける」
・・・までの前半のつかみアクションが終わり、いよいよ拉致されていたパパと合流・・・以降からこの映画の本気が始まる!


インディ 最後の聖戦
「父さん!!」「ジュニア!!」  ヘンリー・ジョーンズ登場!!



ひゃぁぁぁぁ♡ Sir.ショーン♡♡ 大好き大好き!!


この映画はね、インディがナチスに囚われたパパ、ヘンリーを助けに行き合流するところから信じられないくらいエンジンが掛かり出すんです。
ショーンの演じるヘンリーのキャラが最高にチャーミングで魅力的。
天然なヘンリーのドジに振り回されるインディ。必死で頑張るインディと、その足を引っ張るパパ、ヘンリーの天然ボケの塩梅が絶妙な化学変化を起こし映画を盛り上げます。
またねー、ハリソン・フォードとショーンの相性がばっちりなんですよー。
彼らのボケ突っ込みにげらげら笑い、ハラハラドキドキし、そしてじいぃぃぃんとさせられる。
うへぇ!もう最高だよ!



いきなりパパがおこす火事騒ぎ。  「ジュニア!」 「ジュニアって呼ばないで!!」


インディ 最後の聖戦
飛行機での逃走ネタ。 ヘンリーの機銃さばきに爆笑。


インディとヘンリー親子は、長年顔を合わすこと無くすれ違っている確執ありの親子なんですね。
息子インディを「ジュニア」と呼ぶヘンリーに、「僕をジュニアと呼ぶな!」と反発するインディ。
学者バカなヘンリーは仕事一辺倒であまり家族を顧みなかったらしく、思春期の難しいお年頃のインディと上手にコミュニケーションを取れないまま二人はギクシャクとした親子関係を続けていたんですね。
本作はヘンリーの生涯を掛けた研究テーマ「聖杯伝説」というキーワードを軸に、聖杯を狙うナチス・ドイツや、本当の黒幕とのバトルを通して親子が本当の意味で理解しあうという「家族の再生と愛」がテーマの根底にしっかりあるんです。
だからアクション映画ですが大人の鑑賞に十分応えられる作品に仕上がってるんですね。
スピルバーグのこの手の采配は、やはり間違いないな!


インディ 最後の聖戦
「あなたと最後に一緒に飲んだのはミルクでしたよ」  「ああ、そうかい」


インディ 最後の聖戦
「なんでドイツに戻んの?!」  「聖杯を悪の手から守るのだ!」


聖杯探しはナチス・ドイツとの対決へと向かい、俄然キナ臭くなってくる。
ヘンリーが生涯かけて研究した聖杯へのヒントが書き連ねられた手帳を求め、ドイツへ赴く二人。
大戦中にナチスが行っていた焚書や、ヒトラーを登場させたり、ぐだぐだ語ることなくするっと時代背景が伝わっちゃう端的な演出、上手いな。
ここから一気に物語は聖杯を巡るファンタスティックな方向へ向かうのだけど、流れがスムーズなんで「そんなバカな」とか「えー、そんな突飛な」って感じがしないんですよ。
インディとヘンリーだけでなく、デンホルム・エリオット演じるマーカスの残念さも笑いを誘う。
戦車と馬とラクダが登場する大活劇シーンに手に汗握る事間違いなしです。


インディ 最後の聖戦
本燃やすとか基地外だよな  って、今も近所の国で同じよな情報操作が・・・


インディ 最後の聖戦
マーカスのボケも効いてるんだよなー


インディ 最後の聖戦
このシーン大好き!爆笑!!


インディ 最後の聖戦
で、爆笑した後、ヘンリーの態度とインディの表情にちょっとウルっ・・・


いよいよ聖杯の謎にたどり着く後半は、ただただ物語の面白さに夢中になって、カタルシスなエンディングまで一気に進むので、これは実際に観てウキワクを共有して頂きたい。
聖杯が与えるかもしれない富、名声、地位、そして永遠の命。 
『聖杯の呪い』に囚われた心醜い者は等しく罰を受けるという図式が成立してるのがキリスト教の国ならでわ。


インディ 最後の聖戦
聖杯狙いはナチスだけじゃなぁぁぁい! 


インディ 最後の聖戦
頑張るインディの裏でセリフで支持するヘンリー  美味しいよな


聖杯の魅力に呑まれ、引きずられそうになってしまうインディ。
しかし、そんな彼をこちらへ引き戻し助けるのがパパ、ヘンリーの優しい呼びかけ。
作品の中で初めて”ジュニア”でなく、『名前』を呼ぶんだよ。
その声が優しいーー!!♡♡
で、ハッとするインディ。
アクション担当はインディが担当しているものの、要所要所でちゃんと『ヘンリーをショーン・コネリー演じている意味』を知らしめるスピルバーグの演出が効いてますねーー。


インディ 最後の聖戦
この時のショーンの呼びかけが本当に優しいのよ~~♡


インディ 最後の聖戦
「ハっ!」となるインディとみーすけ


因みに撮影時ショーンはまだ59歳。
インディのパパ役してるけれど、実はハリソンと12歳しか違わないんですよ。
この時点で一応シリーズに一区切りと考えられていた為か、インディの服装が決まった経緯や、顎にある傷(ハリソンの顎に実際にあるもの)がどうやって付いたのか、インディの名前の由来等、「インディあるある」みたいなエピソードが語られていて楽しい。
それに、撮影の4年後に亡くなってしまったリヴァー・フェニックスが若きインディを演じていて、ファンにはたまらないでしょうね。


インディ 最後の聖戦
オープニングの鬼ごっこで掴みはOKす。  


今回レビューを書くにあたってあれこれ画像を検索してたんですが、見ていると頭の中でセリフと音楽と効果音が溢れまくって何だか涙腺が刺激されそうになっちゃった。
何年かに一度、「ああ~、この映画の世界にずっと浸っていたいなぁぁ」って思う映画に出会うことがあります。
わたしにとってこの映画はまさにそんな宝物的な映画でした。


インディ 最後の聖戦
しょえええ~~美しいこのエンディング・ロール!!


夕日に向かって馬を走らすインディ達。
美しい黄昏の空と、ジョン・ウィリアムズのお馴染みのテーマ曲にうっとりしながら、
「あーーー!映画の中に入ってこんな冒険をしてみたい!!」としみじみ感じる。
大人も子供も楽しめる超一級娯楽大作です。
引退後にショーンも出演作品の中で一番のお気に入りだと発言してます。
撮影の楽しさが映画に表れていて、観ているわたしたちにも伝わる伝わる!そんな映画です。
最近スピルバーグは大人になっちゃって、あまりこれ系作品を撮ってないけれど、たまには理屈抜きに楽しめるスピルバーグ印な映画を観たいなって思います。


インディ 最後の聖戦
撮影中にオフショット。 スピルバーグもショーンも(それなりに)若いなー。 


今年で85歳のショーン。
元気に引退生活をエンジョイしてらっしゃいますか?
貴方の新作を観ることができなくなって久しいけれど、過去作をそれこそ舐めるように観つづけてます。
ご家族で素敵なバースデーを過ごしてくださいね♡


sir sean
この垂れた眉毛がチャーミング♡

・・・って、お祝い記事25日のエジンバラタイムに間に合わなかった・・・。
いやぁ台風とか飲み会とかあってさー。遅刻してもーた・・・ごめんショーン。
でもでもお祝いする心は変わらず!
みーすけの殿堂入りダーリン。いつまでもお元気でいてください!!

sir sean
フェロモンだだ漏れ
それにヤられた5歳児(ワシ)

テーマ : 好きな俳優
ジャンル : 映画

tag : ショーン・コネリー

『ジュラシック・ワールド』 ジュラワーへようこそ!

『ジュラシック・ワールド』(2015)アメリカ
原題/Jurassic World
監督/コリン・トレボロウ
出演/クリス・プラット  ブライス・ダラス・ハワード  ヴィンセント・ドノフリオ他


Jurassic World


イスラ・ヌブラル島で起こった「ジュラシック・パーク」の事件から22年。
施設ごとマスラニ社に買収されたパークは最先端のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」としてオープンを果たし、観光客でにぎわう高級リゾート地として大成功を収めていた。
しかし更なるビジネスの拡大のため新アトラクションの目玉を模索する社長は、開発部に史上初の遺伝子操作による新種恐竜開発を促していた。
そして、生まれたのがハイブリッド恐竜インドミナス・レックス。
パークの責任者クレア(ブライス・ダラス・ハワード)はインドミナスを飼育している防壁の耐久性を図るため、ラプトルの調教師として働く元海軍兵士オーウェン(クリス・プラット)と共に飼育ブースへ向かったのだが・・・。


Jurassic World
ようこそ!! ジュラパー 改め ジュラワーへ!


Jurassic World
この扉の向こうに 夢の恐竜アトラクションが・・・


Jurassic World
こちら水槽エリアでは餌付けショーが御覧になれます。


Jurassic World
草食恐竜たちと夢の併走。 この乗り物は超安全でっす!


Jurassic World
島ごとアトラクションなので こんなサバイバルゲーム風な事もできま・・・あれ?


Jurassic World
運が良ければラプトルとのカバティもでき・・・って んん?


Jurassic World
これあかんやつや!!!


Jurassic World
死亡フラグ


・・・・とまあ、こんな感じの映画です。
実はこの『ジュラシック・パーク』のシリーズ、映画館で観たのは最初の1本だけです 申し訳ない。
残りもビデオで一回とか・・・かな? テレビの吹き替え・・・かな?
この映画、要はCGの技術によって いかに恐竜がリアルに人々を襲うか?!
な映画なわけですよね。
で、大きな画面で迫力ある映像と音で「うへぇ!!デカい!」 って思うそーゆー映画なわけですよね。
うん。
だからもう、ストーリーがどうとか、人間ドラマがどうだとか、二の次三の次なんですよね基本。
そのような重厚なドラマをこの映画に求める方が悪いんですよね。
それなのに、えへへ、みーすけってばバカだなぁ、てへぺろ♪

ええ、恐竜凄いっすよー。
遺伝子操作で生まれたハイブリッド種のインドミナスは知能も発達してるし擬態までするからね!
ホント迫力あったわー。
ええ。


・・・この際、はっきり言っちゃうと、

はい爆弾投下ーーーー!!!

正直クリス・プラット出てなかったら寝てた。


Jurassic World
このようなイケてる飼育員さんによるラプトルの調教ショーが見れます♡


まーねー、アトラクションの恐竜が暴走して観客が襲われるぜ!な流れはデフォルトなんで、如何にその凄さを味わうか?ってのがメインだってのは分かってるし、それを楽しむための映画だからね。
アクシデントまではパークの凄さと生きてるような恐竜の映像を思いきり堪能してればよろしい。
そう、そうなのです。

嗚呼、もーねー、スミマセンねー、眠かった。
わたしやっぱ向いてないわこの手の映画。
いえ、決してつまらない訳ではないんですよ。
映像凄いよー!
でも、もう恐竜に追いかけられる云々に飽きちゃってるのかもしれねーなー俺。



あーあー安全な乗り物ぶち壊れ


お子様や、恐竜好きや、迫力の映像をお望みの方なら文句なく楽しめますよ!
いかにしてハイブリッド恐竜から逃げようか?!というハラハラドキドキは凄いしね、パーク内が修羅場になって逃げ惑う観客を襲う翼竜の鬼畜感とか手に汗握ること間違いなしです。

眠い。


お土産にTシャツはいかが?


叔母であるクレアのお陰でVIPパスをゲットしてパークを楽しむ少年二人が危険な目に合うのも、もはやお約束過ぎて早く恐竜出てこいやーー!
ってのも言ってはいけない。
もちろんそれを救うのは、ガッチリと鍛えた体を披露するクリス・プラットだもんね!
クリプラがんばーー!でやっとこ目が覚めたわ。
はい、申し訳ありません、わたくし役者至上主義な偏り映画ファンです、すみませんすみません。



ヒールで爆走するクレア。 ワシにはりーむー。

ガシガシとハイヒールで恐竜から逃げ惑うのが話題のクレアを演じるブライス・ダラス・ハワード。
久しぶりですな。
あー、えとねーごめんねーみーすけこの女優苦手。
なんか分かんないけど、苦手。
あ、『ヴィレッジ』の無垢な彼女は良かった。
嫌いじゃないよ!ちゃんと出演作品観てるよ!
でもごめんねー苦手。



てめー、ディスるなよ


何か誉めよう。
あ、クリプラカッコいい!
真面目なんだよクリプラが!
元兵士役の癖に、ラプトルと心を通わせたりするんだよ。
マジか?マジだよ。
動物や恐竜と心を通わせるオーウェンの活躍に惚れ惚れですから。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ですっかりファンになっちゃったクリス・プラット
ビッグになりましたねーホント。
でも個人的にはもう少し遊びが入った役の方が好きかな。
でも可愛いのでオケーッス。
『ウォンテッド』でヴォイ先生にキーボードで殴られていたチョイ役も今は昔。
ビッグ・バジェットに出演するために、日々お腹を凹ませるように頑張って鍛えて戴きたい。



ヴォイ先生パーーンチ!!ゲスな同僚なのに憎めないキャラであった


夏休み映画としては文句なく楽しめるし、デートムービーとしても最適です。
大きな画面で観ないと意味無いもんね。
劇場で観たら寝ないよ大丈夫!
お金がたっぷりとかかった迫力の恐竜バトル・ロワイヤルをお楽しみ下さい。
え?んんん、みーすけはシリーズを映画館で観るのはこれが最後かなぁ。
あ、でもファスが出るなら観る。出るわけ無いね、ふっ・・・。



ラプトル軍団と一緒にツーリングだ! 嘘。



あ、そうだ、パーク内には「微笑みブタ」もいますよ♪

Jurassic World
もー、微笑み豚はやーめーてー!!

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『王になろうとした男』 炸裂!ロマンと男気臭!

『王になろうとした男』 (1975)アメリカ
原題/The Man Who Would Be King
監督/ジョン・ヒューストン
出演/ショーン・コネリー  マイケル・ケイン  クリストファー・プラマー 他

王になろうとした男

1880年代、イギリス統治時代のインド、ラホール。
北極星新聞の記者 キプリング(クリストファー・プラマー)の元にひょんな事で知り合ったフリーメイソンの同胞ピーチー・カーナハン(マイケル・ケイン)が訪れる。
以前とはすっかり様変わりし、別人のようにボロボロになってしまったピーチーは、親友ダニエル・ドラボット(ショーン・コネリー)と共に体験した数奇な物語を語りだす。
ダニーとピーチーはヒマラヤの奥地、神秘の国カフィリスタンに赴き、その地で王になろうと企んでいたのだ。
幾多の危機を乗り越え、現地に辿り着いた二人。
偶然の導きでダニーはアレクサンダー大王の息子と勘違いされ、神として崇められるのだった・・・。


王になろうとした男
何気に名優揃いの豪華キャスト


王になろうとした男
誰?マイケル・ケインだってば!  俺の俺の俺の話しを  聞け~~♪


王になろうとした男
なんか色々とむんむんな頃のショーン・コネリーと下まつ毛ばりばりのマイケル・ケイン 


pu-koさんところで、みーすけの殿堂入りダーリン♡Sir.ショーン・コネリー主演 『風とライオン』 の記事がアップされていて、ムラムラとショーン熱がヒートアップさ!
70年代中期~のショーン・コネリー マイ・ベスト3、『風とライオン』 『ロビンとマリアン』 そしてこれ。
ラドヤード・キプリングの短編小説を名匠ジョン・ヒューストンが監督。
男気とロマンと、ショーンのフェロモン溢れるスペクタクル・アドベンチャーの傑作 『王になろうとした男』です。


王になろうとした男
なんだかも~ 毛穴全開でとにかく濃い!


元イギリス駐屯兵のダニーとピーチーは胡散臭い詐欺仕事で日銭を稼ぎながら、上にのし上がるチャンスを窺ってます。
イギリス人、そしてフリーメイソンとしてのプライドを持つ彼らは、落ちぶれてイギリスへ戻ることを良しとせず、一花咲かせて凱旋帰国を!と。
そこで彼らが考えた事はなんと、ヒマラヤの奥のそのまた奥地にある秘境カフィリスタンへ赴き、そこで王になろうというとんでもない計画。
野望が叶うまで酒も女も断つ!と宣言。 同じフリーメイソンのキプリングを立ち会わせ、誓約書に署名した二人は一路カフィリスタンを目指して旅立ちます。


王になろうとした男
酒も女もダメだお!   マジぃ?  マジだ! 


王になろうとした男
インチキ占い僧に化けてます 怪しすぎ


冒頭キプリングがピーチーに出会うきっかけも犯罪絡みだし、素行のよろしくない二人だけれど、ぱっかんと開けっぴろげで憎めない、愛すべきキャラなんだな~。
彼らの無謀ながら大胆な行動はすんでの所で悉くラッキーへ転びます。
まるでそれは幸運の女神を引き寄せたかのように。
カフィリスタンへ辿り着くまでのエピソードはわりとさくさくっと語られるんだけど、ダニーとピーチーの仲の良いやり取りがなんとも心地よいんだな。
未開の、西洋文化など全く届かない土地で、西洋風の軍事訓練を施し、規律を守らせ事実上の統治者になろうと奔走するダニーとピーチー。
孤軍奮闘する二人は、少年が与えられたおもちゃに夢中になるような幼さが(見た目はおっさん)垣間見えて、あ~男のロマンなのねぇぇっっ・・・。
なんだけど、けど、よく考えたらこれって当時の帝国主義の分割統治そのものぢゃんってね。
その辺りを皮肉ってるのかもしれねーなーなんて、子供の頃テレビの初見時には全く分かんなかったけどね!


王になろうとした男
わっちゃわちゃしてます   わちゃわちゃ


王になろうとした男
二人の仲良さ感がスクリーンから溢れてグッドです♪


本作、モロッコで撮影したらしいんですが、未開の地を旅する二人を追うカメラが荒涼とした大地や、砂漠、吹雪の雪山を映し出し、スケール感凄い。
ジョン・ヒューストンはこの原作を昔から映画化したかったらしく、シーンのそこここから監督のうきうき感が感じられます。
それに、コネリーとケインの極上のバディー感が最高! 
二人の仲の良さがスクリーンから溢れていて、撮影現場も楽しかったんだろうなぁなんて想像。
大冒険で痛い目にあっているのに、どこか飄々としている彼らの 「You go, I go 」 な友情がとてもいー感じ。
特にマイケル・ケインのピーチー。
どこか人を食ったような策士なのに、可愛げのある愛すべきキャラのピーチーは、ケインさんの軽妙な演技の賜物。
熱くなりすぎるダニーをカバーしながら旅を進める要。

王になろうとした男
二人とも いー顔♪  衣装も凝ってるなぁって思ったら、イーディス・ヘッドでした。


物語の大きなキーになるのが『フリーメイソン』と、シンボルとして使われるアイコン 『プロビデンスの目』。
キプリングに出会ったきっかけも、ダニーが讃えられ登り詰め、そして運命を翻弄されてしまうのも、全てにこの三位一体を表す目玉のアイコンが関わる事に。

これこれ 



フリーメイソンの 証っす!

現実的な感覚を失わないピーチーと違って、ダニーはちょっと勘違い野郎。
それだけロマンティストって事なのか、おバカなのか。 おバカなんだなw
目的達成まで我慢! と誓約書にサインしたタブーを侵すことで幸運の女神がそっぽを向いてしまうのに!
観てて ヤバいよヤバいよーってハラハラするんですが。
ラッキーの積み重ねを運と取るか、偶然と取るかで人生観変るよなー。
見果てぬ夢を追いかけた男達の天辺から地獄への運命。 なんとも皮肉が効いてます。


王になろうとした男
ダニーの運命を翻弄する女にマイケル・ケインの実の奥様シャキーラさん  エキゾチックやのぉぉ


王になろうとした男
お、俺のせいで ゴメンねゴメンねゴメンね・・・


ぶっちゃけダニーのせいでピーチーまで痛い目に合うんだけど、「ゴメンね」って謝るダニーをピーチーが最後まで一言も責めないのが何か泣ける!熱い!
二人の友情と信頼の強さがいーです。
吊り橋の上で歌うダニーの姿を見つめ、嗚咽しながらも唱和するピーチー。
おおおお~!好きだー!バディ・ムービー!です。
物語としては残酷な結末なんだけど、どこかカラッとドライで陽気な味わいがある不思議な魅力のある映画。
おとぎ話を読み聞かせしてもらったような手触りというか。
インディー・ジョーンズが制作される遥か昔に こんなロマン・アドベンチャー映画があったのです。


王になろうとした男
わし王様    冷静に冷静に・・・




うっ、潔い後頭部! 男気だぜ!


ショーン・コネリーの作品の中でも特にお気に入りのうちの一本なんだな~これ。
007シリーズで一躍世界的なアイドルになったショーンが、イメージの固定化を恐れシリーズを降りて以降、しばらく低迷していた事はファンならずとも周知の事実・・・なはずなんだが(笑)
ボンドのイメージを払拭する為に色々とトライするものの、なかなか映画が当たらない。
当時の観客は、やはりかっこ良くてお洒落な007のイメージを求めてしまってたんでしょうね。
そんな中ショーンは役者として幅のある事を証明したくて、実験的な映画やボンドのイメージとかけ離れた役等、色々と挑戦します。
もちろんヅラも外して薄くなった頭頂部を晒すのも厭いません! 
この頃以降のショーンはよほどの必要性が無い限りズラ無しで演じてます。 
意地だな。
色々と精力的に取り組んでいた彼が文字通り復活してくるのが本作辺りの70年代中頃以降。
彼の役者人生の第二のピークの始まりと言って過言ではないでしょうね~。
で、そのあとまた低迷するんだけどーー! その話はまた今度!


王になろうとした男
禿げでも皺でも溢れる魅力♡ 幼き頃からのみーすけのアイドル☆


さして年齢の違わないショーンとマイケル・ケイン(3歳違い)。
ケインさんがまだ現役で頑張っている一方 ショーンが引退して久しいです。
穏やかなバハマで奥様と生活しているけれど、年に数回御夫婦でニューヨークを訪れているようで、昨年も街中を散歩する姿がパパラッチされてました。
ただテニス観戦をする写真が、急激におじいちゃんになっていてちょっとショック・・・。
でもお元気で過ごされてるのならば、いーや。
彼はいつまでもみーすけ永遠のアイコンですからーー♡
じじい好き? ええ、そーです それが何か?


王になろうとした男
仲良し♪


で、俺は??? って、やっぱりファスも好きよーー♡

ファス!

もぉぉぉぉぉ!!あの島国近辺の男たちってば!!

テーマ : 心に残る映画
ジャンル : 映画

tag : ショーン・コネリー マイケル・ケイン

「LIFE!」 妄想中年男のリアル・アドベンチャー

「LIFE!」 (2013) アメリカ
原題/The Secret Life of Walter Mitty
監督/ベン・スティラー
出演/ベン・スティラー クリステン・ウィグ ショーン・ペン シャーリー・マクレーン 他

LIFE !

ウォルター・ミティはLIFE誌の写真管理部門で働く冴えない中年男。
代わり映えしない単調な日々、ぱっとしない生活。
好意を寄せる同僚のシェリル(クリステン・ウィグ)に直接声を掛ける勇気もない。
シェリルと同じパートナー探しのウェブサイトに登録してみるものの、特徴的な体験談のひとつも書くことが出来ない。
しかし彼お得意の空想の世界では、ある時は山岳冒険家、ある時は火災から犬を助け出すヒーロー、気に入らない上司と激しいバトルを行ったりとまさに変幻自在。でもそれはただの彼の脳内妄想でしかないのだ。
そんなある日、長い歴史を持つLIFEの廃刊が決まり、最終号の準備に追われる日々。
伝説の写真家ショーン(ショーン・ペン)が送ってきた最終号の表紙を飾るネガがどうしても見つからない。
切羽詰ったウォルターは一大決心、ネガを求めてショーンに会うために現実の冒険へ旅立つのだが・・・。

LIFE !
田舎の市役所職員みたいな格好で通勤してる冴えないウォルター。妄想の世界では超カッコよくなれるんですけどね。

LIFE !
嫌みな上司と大バトル! もちろん爆裂妄想中。

LIFE !
写真の中からショーンが呼んでいる!!

ジェームズ・サーバーの短編小説を原作とするダニー・ケイ主演映画「虹を掴む男」のリメイクを「ズーランダー」「トロピック・サンダー」のベン・スティラーが監督、主演をつとめたファンタジー・アドベンチャー・ドラマ。
予告が素晴らし過ぎて、肩透かしが怖くてあまり期待しないようにして観たんですけど・・・。
これ好きだわ~、大好き!!
左にターン出来なかったズーランダーがこんな素敵な映画を作るとは(涙)

LIFE !
想いを寄せるシェリルと仕事上やっと会話ができるようになりますが・・・

ズーランダー・・・じゃない、ベン・スティラーが演じるウォルターはLIFE誌の写真管理部で働く地味な中年男性。
10代の後半で自分の夢を追いかけることを諦めてしまった彼は、想いを寄せる女性を誘うことも出来ないような諦めモードな毎日を淡々と過ごしています。
満たされない毎日と違い彼が頭の中で行う妄想トリップワールドではヒーローになりシェリルの犬を火災から救ったり、彼女の理想とする冒険家になったりして、鬱屈した毎日をやり過ごしています。

LIFE !
山岳冒険家になりシェリルと会話。 三浦雄一郎さんも真っ青!

わたしも現実逃避の妄想にかけては中々なものと自負してますがね。
ジョージ兄貴のコモ湖の別荘にもお邪魔したし、ロンドンのパブでファスと朝まで飲み散らかした事もありますが(笑)
このウォルターのイマジネーションには負けるわ~。しょっちゅう理想な自分になり夢想する事を繰り返していますが、所詮それは彼の頭の中だけどの事。傍から見たらただのボンヤリさん。

そんな彼がLIFE誌閉刊という大きな転機をきっかけに実際の冒険に出る事になります。
長年LIFE誌に写真を提供してきた伝説の写真家ショーン・ペン演じる役名もまんま(!)なショーン。
ウォルターの地味ながら大切な仕事を認めてくれていたショーンが感謝の印のプレゼントと共に送ってきた最終号の表紙用のネガ25番が見つからない!
嫌味な上司からのプレッシャーを受けるも、シェリルからの後押しに勇気をもらったウォルターは紛失したネガを求めて、世界のどこかにいるショーンを探しにグリーン・ランドへ飛び立ちます。

LIFE !
グリーン・ランドのパブでシェリルが「Space Oddity」を歌う~♪

この映画、音楽の使い方がステキ。何度も体がリズムを取ってしまった。
絶妙なタイミングでばっちりな曲を被せてくるベン・スティラーのセンスに痺れちゃった。サントラ欲しい!

ああ~そうなんです、またもやわたしの永遠のアイコン David Bowie♡の超名作「Space Oddity」がかかる~!
鑑賞中両脇に人が居ないのをこれ幸いと小声で一緒に歌っちゃいました(笑)
この曲と共にヘリに飛び乗るウォルター!演出の妙に感動して鳥肌立っちゃった。
Bowieさんは「ズーランダー」にも本人役で出てたけど、ベン・スティラーと仲がいいのかしらん。

LIFE !
「レッド・オクトーバーを追え!」のジャック・ライアンも真っ青なヘリからのダイブ!

LIFE !
「Run! Forrest Run!!」って頭に響いちゃった(笑) まさにフォレスト・ガンプへのオマージュでしょう。

LIFE !
得意だったスケボーでアイスランドの道を滑走中! カッコいい!!

世界へ飛び出してからのウォルターを待っている冒険の数々が壮大で素晴らしい。
美しいグリーン・ランドの風景、凍えるような海へのダイブ、アイスランドのどこまでも続く道をスケボーで滑走。
脳内妄想でなく、実際の冒険にワクワクするウォルターに観ているわたしも完全に感情共有状態。
ショーン・ペンというカリスマ役者の使い方も上手いですね。
孤高の写真家のちょっと掴み所のない不思議君な感じは、彼にピッタリだし、ラストのサプライズでお茶目なプレゼントに涙腺刺激されちゃいました。

LIFE !
ショーン・ペンのカリスマ感も半端なくなってきましたね~。

ネガを探すミステリー仕立てなストーリー展開も楽しいし、何より冒険を通して冴えない中年男だったウォルターの表情がどんどん精悍な顔つきになっていくのがいい。
映画の始めはぱっとしない猿顔だったのに(笑)ラストでの惚れ惚れするようなウォルターの顔つき!
自分の気持ち次第でいくらでも人生は豊かで素敵なものに出来るんだって事を感じさせてくれる映画です。
ここまで凄い経験はまあ、滅多に無いでしょうけどさ(笑)
おバカなコメディー作品が多いベン・スティラーですが、こんな素敵なファンタジー・アドベンチャーを撮るんだと驚きでした。
「ズーランダー」大好きだけど、新たな境地に出発したベン・スティラーの今後の作品が楽しみです。
壮大で美しい自然の映像と素敵な音楽にも酔えました。
元気をいっぱいもらえて大感謝だよん♪

LIFE !
お猿顔でスタイルもイマイチ(失礼)なベン・スティラーですが、どんどん素敵になっていく!役者ってすごいね。

ところで配給会社が付ける邦題にいつもブーブー文句垂れてるみーすけですが、今回の「LIFE!」はナイスです!
シンプルなのに映画の内容とテーマのダブルミーニングがバッチリ。
配給どこだこれ、おお、20世紀フォックスかぁ、たまにはやるやん!←超上から目線(笑)

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

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天邪鬼なので映画の好みも多少偏りありです
毒も吐き、妄想も垂れ流しますが笑って許してくださいませ
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