「夜を楽しく」 大人版ラブコメ ただしチューまでよ

「夜を楽しく」 (1959)アメリカ
原題/Pillow Talk
監督/マイケル・ゴードン
出演/ロック・ハドソン  ドリス・デイ  トニー・ランドール  セルマ・リター

夜を楽しく

舞台はケネディー大統領の頃のアメリカ、ニューヨーク。
共同電話回線(パーティー・ライン)を使用している室内装飾家のジャン(ドリス・デイ)とプレイボーイの作曲家ブラッド(ロック・ハドソン)。
面識の無い二人だったが、ブラッドとガールフレンドの長電話のせいで電話が使えないジャンは鬱憤を日々募らせており、とうとう電話で大喧嘩してしまう。
そんなある日、ブラッドは大学時代の旧友で資産家のジョナサン(トニー・ランドール)が偶然ジャンの顧客で、しかも彼女に好意を持っている事を知る。
ほんの遊び心で自分の素性を隠しジャンに近づくブラッド。
お堅いジャンはブラッドだと知らず彼の演じる「レックス」に夢中になり、またブラッドもジャンに本気で恋してしまうのだが・・・。

夜を楽しく
一回観るとしばらく主題歌「Pillow Talk」が頭を廻る~~♪♪


年末の大掃除の時にDVDの山の中から発見、「おお、しばらく観てないな」と、久しぶりに再見しました。
初見は高校生の頃。夜中のテレビで「クラッシック映画特集」か何かでかかってたんです。
この時代のファッションが好きなので、「古いラブコメ映画かぁ」と、ぼんやりと見始めたんですが、見終わる頃にはポップで可愛らしい世界感に夢中になってました。

当時ユニバーサル・ピクチャーズで活躍していたロック・ハドソンとドリス・デイの初共演作。
内容はちょっとひねったロマンティック・コメディーで、アカデミー脚本賞を受賞しています。
本作が大ヒットした為、この後「恋人よ帰れ」「花は贈らないで」でも二人は共演しています。

夜を楽しく
「せっせっせ~のヨイヨイヨイ♪」 では無い・・・


当時、電話回線が少なくて共同で使用していたんですね。
最初、この「パーティー・ライン」の意味が良く分かんなかった。超アナログすぎだって(笑)
受話器を上げるたびにブラッドがガールフレンドと喋っている為ジャンは仕事の電話が使えない。
それが原因で大喧嘩になるんです。

夜を楽しく
ガール・フレンドに自作のラブソング(しかも使い回し!)を聴かせるブラッド。  超クセ~~!!(笑)

夜を楽しく
画面を分割する手法なんかもレトロですがそれが、いい感じなんですよね♪

ボーイ・ミーツ・ガールの大人版なので、当時としては過激だったらしいセクシー場面も今のわたし達からすると超お上品。
イチャイチャするけど、チュ~までしかしませんから(笑)
当時のハリウッドのレイティングは今とは比べ物にならないくらい厳しくて、1950年頃は夫婦でベッドで寝る場面も御法度だったらしいんです。
それが50~60年頃から性に対する人々の道徳観念がよりオープンになってきて、この映画はその過渡期に当たる作品なんですね。
健康的でさわやかなお色気シーンを振りまくドリス・デイが可愛らしい。
仕事はバリバリやっているけれど、恋愛面でイマイチぱっとしない毎日。
それが、ブラッド=レックスにメロメロになっちゃうんです。

夜を楽しく
やたらと下着やパジャマシーンが多いわりには色気はあんま無いなぁ・・・(笑)

夜を楽しく
お姫様抱っこで何ブロックもニューヨークの街を歩くなんて~  わたしもファスにやってもらいたい♡

主演の二人の相性がバッチリなんですが、忘れてならないのはブラッドの友人ジョナサンを演じる共演のトニー・ランドール。
親友に好きな女性は取られるわ、巻き込まれて殴られるわ、いいとこ無しです。
でも最後には友人を応援しちゃうって いい奴だな!!

夜を楽しく
お人好しも甚だしいんですが、とってもナイスな奴です。

素直になれない二人の恋の架け橋になる酒豪のハウス・キーパー アルマにセルマ・リター。
このおばちゃんいい味出してて笑えます。毎朝二日酔いでご出勤したり、こっそりブラッドの電話を盗み聞きしてウットリしたりしてる。いえ、盗聴でしょうそれ!!

夜を楽しく
ヒッチ・コックの「裏窓」にも似たような役回りで出てますね。 

同じくヒッチ・コックの「知りすぎていた男」で有名な主題歌「ケ・セラ・セラ」を歌うドリス・デイ。
歌手でもある彼女は本作でもあちこちで歌ってます。
ミュージカル嫌いなわたしですが、これは全然大丈夫。
いきなりセリフが歌になるのではなくて、物語の中で歌ってるからだな。
逆に映画が終わってもしばらく主題歌や挿入歌が頭を廻って離れない~~♪♪

夜を楽しく

50~60年代のファッションや文化が大好きなわたしにはどストライク世界。
ドリス・デイの衣装や、家具、食器、セットがポップでお洒落で観ているだけでヨダレが出そう~。
この時代のアメリカで生活してみたかった・・・と思うけれど、まあこりゃ映画の世界なんだろうな(爆)
でも楽天的な昔のハリウッド映画を観ると、しばらくハッピーな気分になれるんですよね。
レトロな感じも今観ると逆に新鮮で、古き良きハリウッドを堪能できます。
ロック・ハドソンのニヤケた笑顔も素敵ですよ。

夜を楽しく
よっ!色男!! でもロック・ハドソン実は「そっち系」で、「そっち系の病気」で亡くなります。


夜を楽しく
本作のいい所だけをコピペしたようなリメイク作 E・マクレガーとR・ゼルウィガーの「恋は邪魔者」ってのもありましたね。
主演二人のファッションとユアンの歌はいいけど、映画は何だかノレなくてイマイチ残念映画でした。
かなりお年なトニー・ランドールが同じような役で特別出演してるんですけどね~。
やっぱオリジナルには勝てないって事かなぁ。
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