「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」 男女7人インド物語 (古!)
「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」 (2012)イギリス=アメリカ=アラブ首長国連邦
原題/The Best Exotic Marigold Hotel
監督/ジョン・マッデン
出演/ジュディ・デンチ ビル・ナイ トム・ウィルキンソン マギー・スミス
ペネロープ・ウィルトン セリア・イムリー ロナルド・ピックアップ デーヴ・パテール 他

それぞれの持つ様々な理由で、優雅なリゾートホテルでの生活を求めてイギリスからインドにやって来た人生の終盤を迎えた熟年の男女七人。
しかし快適なはずのホテルは「将来豪華になる予定」の絶賛改装中なぼろホテル。
慣れない文化やジャイプールの熱気溢れる街に戸惑いながらも、それぞれが新しい生き方を模索していくのだった。

登場人物のおじいちゃま、おばあちゃまが一同に会するオープニング。 実年齢トータル概算500超えだろなぁ^^
いかん!プチ欝状態が続いて辛いッス!
原因は寒さ。寒いの大嫌いなんですよ。早く暖かくなってもらわないと引きこもりそうよ~(泣)
そんな時に「12年奴隷」とか、メンタル直撃映画が続いて精神的に凹んだ状態がなかなか抜けない。
で、癒されたくて久々に本作を再見です。
「恋に落ちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督がベテランイギリス人俳優を配した群像ドラマ。

ジュディ・デンチがとってもチャーミング。 こんなおばあちゃまになりた~い♪
イヴリン(ジュディ・デンチ)は40年連れ添った夫を亡くしたばかりの未亡人。
ずっと主婦として暮らしていた彼女は、インドで始めて職に付き、新たな出会いや異国での生活の中で本当に自分がしたい事、今後の自分の人生に思いを馳せるようになります。
イヴリンがブログで綴るインドでの生活がモノローグの形で語られます。
ジュディ・デンチがね、とっても可愛いんです。
戸惑いながらも新しい生活で様々な事を吸収して、女性として輝いていきます。

誠実で陽気なダグラスにビル・ナイだビル・ナイだビル・ナイだぁぁ~~♡ 今回タコでもヴァンパイアでもありません!

悲観的で何かと文句ばかりの妻ジーン。インドの生活はお気に召さないようで・・・。
ダグラス(ビル・ナイ)とジーン(ペネロープ・ウィルトン)の夫婦。
おっとこの二人、「ショーン・オブ・ザ・デッド」でも夫婦役でしたね!
退職金を娘の事業に投資するが大失敗。イギリス国内で満足のいく家が買えなくなった為インドへやってきます。
楽天的で開放的な性格のダグラスはインドの生活をエンジョイするのですが、ピシミストなジーンはインドでの生活を嫌いホテルから出ようともしません。
悲しいかなこの二人、既に夫婦として心が離れてしまっているんですね。
ダグラスは冷たい妻に本当に優しく接しているんですけどね~夫婦の事は夫婦にしか分かんないんでしょうな。

突然判事の職を辞して、かつて暮らしていたインドへ戻ってきたグレアム(トム・ウィルキンソン)
彼はずっと会いたいと思い続けているある人物を探しに来ています。
さすがにこの人が出ると映画が締まりますね。

マクゴナガル先生・in India
頑固できつい性格の老婦人を演じさせたら右に出るものナッシングのマギー・スミス演じるジーン。
人種差別主義、というか、他人に対して壁を作り心を開こうとしません。
股関節の手術のために大嫌いなインドへやってきますが、ホテルで出会った下働きの娘との交流で彼女の硬い心の殻がすこしづつ開かれていきます。


「最後のロマンス」を求めてやってきた女たらしの枯れない老人ノーマン(ロナルド・ピックアップ)と恋多き女マッジ(セリア・イムリー)
年齢など関係なくアバンチュールを求めて頑張る二人はバイタリティー溢れていて、微笑ましい。

ホテルの支配人ソニー。 ニコラス・刑事入ってるなぁ。予備軍一号(笑)
彼ら七人と”ボロ”マリーゴールド・ホテルの若い支配人ソニー(デーヴ・パテール)と恋人のスナイナ(美人!)の恋愛模様などが絡み合って物語が進みます。
紆余曲折、嬉しい出会いや悲しい別れなどがあるんですが、映画自体はとても静かに流れます。
それぞれのキャラクターの喜び、悲しみ、怒りが静かに伝わりとても居心地がいい。
どっちかってーとステレオ・タイプなインドの風景なんですが、何かそこも気にならない。
本当はもっと貧富の差とかあって大変なんでしょうが、まあそこは今回見ないようにさせてください^^
広くて雑多で混沌とした国だけれど、皆がそこで何かを得て、失って、一歩一歩進んで行く姿が心に響きます。

他人と距離を取っていたミュリエルが最後に見せる優しい微笑みがとても素敵でわたしも暖かい気持ちになれました。
自分の殻、外界との壁を越えるのは自分次第。
新しい生活に飛び込むのは勇気がいるけれど、その先にある風景は壁の向こうへ行かなければ見ることが出来ない。
年齢を重ねて終焉を迎える頃になっても、自分の気持ち次第で人生はいくらでも豊かになるんですよね。

ダグラスの運転するバイクの後ろに乗るイヴリンの嬉しそうな笑顔に今回も癒されました~♪
イギリスで大ヒットした本作、GG賞でもノミネートされたりしてましたが、続編が制作されてるんです。
先日のオスカーでジュディ・デンチが欠席したのは本作を撮影していたから。
うふふ、楽しみ♪
凹みメンタルちょっと回復かな←単純(笑)
もちろん、大好きなこの方も出演しますがな!↓↓

とってもお茶目さんなビル・ナイ♡
彼の演じる「普通の人」の演技はホントにステキなんですよ~♪
さて、これでメンタル回復の準備はOKざんす。あとは暖かくなってくれるのを待つばかり。
早く貼るカイロとコートにおさらばしたいよ~ん!
原題/The Best Exotic Marigold Hotel
監督/ジョン・マッデン
出演/ジュディ・デンチ ビル・ナイ トム・ウィルキンソン マギー・スミス
ペネロープ・ウィルトン セリア・イムリー ロナルド・ピックアップ デーヴ・パテール 他

それぞれの持つ様々な理由で、優雅なリゾートホテルでの生活を求めてイギリスからインドにやって来た人生の終盤を迎えた熟年の男女七人。
しかし快適なはずのホテルは「将来豪華になる予定」の絶賛改装中なぼろホテル。
慣れない文化やジャイプールの熱気溢れる街に戸惑いながらも、それぞれが新しい生き方を模索していくのだった。

登場人物のおじいちゃま、おばあちゃまが一同に会するオープニング。 実年齢トータル概算500超えだろなぁ^^
いかん!プチ欝状態が続いて辛いッス!
原因は寒さ。寒いの大嫌いなんですよ。早く暖かくなってもらわないと引きこもりそうよ~(泣)
そんな時に「12年奴隷」とか、メンタル直撃映画が続いて精神的に凹んだ状態がなかなか抜けない。
で、癒されたくて久々に本作を再見です。
「恋に落ちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督がベテランイギリス人俳優を配した群像ドラマ。

ジュディ・デンチがとってもチャーミング。 こんなおばあちゃまになりた~い♪
イヴリン(ジュディ・デンチ)は40年連れ添った夫を亡くしたばかりの未亡人。
ずっと主婦として暮らしていた彼女は、インドで始めて職に付き、新たな出会いや異国での生活の中で本当に自分がしたい事、今後の自分の人生に思いを馳せるようになります。
イヴリンがブログで綴るインドでの生活がモノローグの形で語られます。
ジュディ・デンチがね、とっても可愛いんです。
戸惑いながらも新しい生活で様々な事を吸収して、女性として輝いていきます。

誠実で陽気なダグラスにビル・ナイだビル・ナイだビル・ナイだぁぁ~~♡ 今回タコでもヴァンパイアでもありません!

悲観的で何かと文句ばかりの妻ジーン。インドの生活はお気に召さないようで・・・。
ダグラス(ビル・ナイ)とジーン(ペネロープ・ウィルトン)の夫婦。
おっとこの二人、「ショーン・オブ・ザ・デッド」でも夫婦役でしたね!
退職金を娘の事業に投資するが大失敗。イギリス国内で満足のいく家が買えなくなった為インドへやってきます。
楽天的で開放的な性格のダグラスはインドの生活をエンジョイするのですが、ピシミストなジーンはインドでの生活を嫌いホテルから出ようともしません。
悲しいかなこの二人、既に夫婦として心が離れてしまっているんですね。
ダグラスは冷たい妻に本当に優しく接しているんですけどね~夫婦の事は夫婦にしか分かんないんでしょうな。

突然判事の職を辞して、かつて暮らしていたインドへ戻ってきたグレアム(トム・ウィルキンソン)
彼はずっと会いたいと思い続けているある人物を探しに来ています。
さすがにこの人が出ると映画が締まりますね。

マクゴナガル先生・in India
頑固できつい性格の老婦人を演じさせたら右に出るものナッシングのマギー・スミス演じるジーン。
人種差別主義、というか、他人に対して壁を作り心を開こうとしません。
股関節の手術のために大嫌いなインドへやってきますが、ホテルで出会った下働きの娘との交流で彼女の硬い心の殻がすこしづつ開かれていきます。


「最後のロマンス」を求めてやってきた女たらしの枯れない老人ノーマン(ロナルド・ピックアップ)と恋多き女マッジ(セリア・イムリー)
年齢など関係なくアバンチュールを求めて頑張る二人はバイタリティー溢れていて、微笑ましい。

ホテルの支配人ソニー。 ニコラス・刑事入ってるなぁ。予備軍一号(笑)
彼ら七人と”ボロ”マリーゴールド・ホテルの若い支配人ソニー(デーヴ・パテール)と恋人のスナイナ(美人!)の恋愛模様などが絡み合って物語が進みます。
紆余曲折、嬉しい出会いや悲しい別れなどがあるんですが、映画自体はとても静かに流れます。
それぞれのキャラクターの喜び、悲しみ、怒りが静かに伝わりとても居心地がいい。
どっちかってーとステレオ・タイプなインドの風景なんですが、何かそこも気にならない。
本当はもっと貧富の差とかあって大変なんでしょうが、まあそこは今回見ないようにさせてください^^
広くて雑多で混沌とした国だけれど、皆がそこで何かを得て、失って、一歩一歩進んで行く姿が心に響きます。

他人と距離を取っていたミュリエルが最後に見せる優しい微笑みがとても素敵でわたしも暖かい気持ちになれました。
自分の殻、外界との壁を越えるのは自分次第。
新しい生活に飛び込むのは勇気がいるけれど、その先にある風景は壁の向こうへ行かなければ見ることが出来ない。
年齢を重ねて終焉を迎える頃になっても、自分の気持ち次第で人生はいくらでも豊かになるんですよね。

ダグラスの運転するバイクの後ろに乗るイヴリンの嬉しそうな笑顔に今回も癒されました~♪
イギリスで大ヒットした本作、GG賞でもノミネートされたりしてましたが、続編が制作されてるんです。
先日のオスカーでジュディ・デンチが欠席したのは本作を撮影していたから。
うふふ、楽しみ♪
凹みメンタルちょっと回復かな←単純(笑)
もちろん、大好きなこの方も出演しますがな!↓↓

とってもお茶目さんなビル・ナイ♡
彼の演じる「普通の人」の演技はホントにステキなんですよ~♪
さて、これでメンタル回復の準備はOKざんす。あとは暖かくなってくれるのを待つばかり。
早く貼るカイロとコートにおさらばしたいよ~ん!
スポンサーサイト
- 関連記事
-
- 「8月の家族たち」 愛しいのに憎らしい (2014/04/20)
- 「小説家を見つけたら」 見つかっちゃったのね~ん (2014/04/18)
- 「あなたを抱きしめる日まで」 息子をたずねて三千里 (2014/03/17)
- 「オール・イズ・ロスト~最後の手紙~」 老人と海~帰って来たレッドフォード~ (2014/03/15)
- 「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」 男女7人インド物語 (古!) (2014/03/13)
- 「それでも夜は明ける」 自由をあきらめない!! (2014/03/10)
- 「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」 当たりくじより価値ある宝物 (2014/03/02)
- 「ダラス・バイヤーズクラブ」 激痩せマリオの生きる権利への闘い (2014/02/23)
- 「マッド」 Boy meets MUD (2014/02/19)
tag : ビル・ナイ