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『フォックスキャッチャー』 役者の本気キターーー!!

『フォックスキャッチャー』 (2014)アメリカ
原題/Foxcatcher
監督/ベネット・ミラー
出演/スティーヴ・カレル  チャニング・テイタム  マーク・ラファロ  ヴァネッサ・レッドグレイヴ


foxcatcher



1984年のロサンゼルス・オリンピックで金メダルに輝いたレスリング選手マーク・シュルツ(チャニング・テイタム)は有名な大財閥デュポン家の御曹司ジョン・デュポン(スティーヴ・カレル)からソウル・オリンピックでの金メダル獲得を目指し結成した私設レスリング・チーム「フォックスキャッチャー」に来ないかという誘いを受ける。
大学でのレスリング・コーチを解雇されたばかりのマークは破格の報酬と待遇に喜んで申し出を受ける。
名声の上の孤独、欠乏感を埋め合い惹き付け合うマークとデュポンの蜜月は、しかしデュポンの風変わりな性格と不健全な生活により少しずつ歪みだしてしまう。
そんな折り、同じ金メダリストでありマークの兄であるデイヴ(マーク・ラファロ)がチームに参加する事に。
だが、デュポンの歪んだ狂気は彼ら兄弟の運命を変えていくのだった・・・。


foxcatcher
恩知らずの猿め!

foxcatcher 
僕 猿じゃないもん!

foxcatcher 
お兄ちゃん 僕、猿じゃなくてじゃがいもゴリラだもん・・・(泣)   よしよし


foxcatcher
この子は猿じゃないのよ!じゃがいもゴリラなのよ!!   略してじゃがゴリだもん・・・


・・・ってゆー映画ではございません!!


いやぁ~、これさぁ、超見応えあったね!! 観終わったら、肩がガッチガチになってましたよ。
1996年に世界的な化学メーカー デュポン社の御曹司が、レスリングの金メダリストを射殺した実在の事件を 『カポーティ』 『マネーボール』 のベネット・ミラー監督が映画化した本作。

観る前から不幸な結末が分かっている。 にも関わらずヒタヒタと迫りくる緊迫感と、絶えず流れる不穏な空気、ザワザワとした不安感。
まさにサスペンスなんですよ!
晴れやかなセレモニーのシーンでさえ、そのあとに起こるであろう不幸の連鎖をこちらに伝える演出が見事です。
ミラー監督はカンヌで堂々の監督賞受賞です。

foxcatcher
やぁ~ん、仲よさそう♪ 

チャニング・テイタム演じるマーク・シュルツはレスリングの金メダリストでありながら、イマイチ仕事に恵まれず私生活でも寂しい一人暮らしというアスリートのなれの果て的生活に甘んじている毎日。
そんな彼の元へ、大富豪のセレブからスポンサーの申し出が届く。
破格の給料、最新の練習設備。 そりゃ飛びつくでしょう!
マークの兄のデイヴは同じレスリングの金メダリストで、おまけにデイヴの方が世間の認知度もカリスマもある。
結婚して子供に恵まれ暖かな家庭も豊かな生活も手にいれている兄デイヴを敬愛しながらも心の中に嫉妬や不満を感じているマーク。
この辺りの兄弟の心の機微の演出が巧みで、マークがデュポンに対してあっという間に傾倒してしまう事がスルッと理解できます。

foxcatcher
お兄ちゃんいなくたって 僕 頑張れるもん!  そんなこと言うなよー!


手厚いデュポンの対応に感激し、期待に応えるべく頑張るマーク。
満足する結果も残し蜜月を送る二人ですが、だんだんとデュポンの奇異な性格や、突飛な行動が目につきだします。
このジョン・デュポンという人物。
大富豪の息子として生まれ、何不自由なく育ちながら、とても歪んだメンタルの人間として描かれています。
高圧的な母親の影響下にあり、マザコンというか、愛情不足で心の成長がいびつだったのか。
満たされない愛情や立場を埋めるのは "金の力" で得られる歪な人間関係のみ。
ド素人の人間がチームのコーチとして指示を出し、プロモーション・ビデオを作る。
全て金の力。
周りもスポンサーの彼を持ち上げ、適当に対応していて、本人はそれをおかしい、変だと思うチャンスが無いままに過ごすしか無かったんですね。
ちょっと気の毒な感じもしてしまった。


foxcatcher1
絶えず空虚な視線で静かに話すのに、何とも言えない緊迫感・・・


チームに引き入れたいと誘うデュポンに、今の生活スタイルを崩したくないと断るデイヴ。
幾ら出せばいいのかとマークに問うデュポン。
「兄はお金では動かない」と答えたマークの顔を本当に不思議そうに見つめるデュポンの表情が印象的です。
金銭でしか物事の価値を計れなかったデュポンの内面がわかる秀逸なシーンでした。


foxcatcher
金なら出すのに 何でかなぁぁ・・・  


やがて母親の死をきっかけに彼のメンタルがどんどんと、あかん!あかんがな!な方向に暴走しだすんです・・・。
べネット・ミラー監督、過去の実話をサスペンス風にジワジワ伝える演出の巧さもさることながら、役者の使い方が非常に上手いなー。
そうです、本作はとにかく役者たちの演技を堪能できる作品なのです。





まずは彼。
スティーヴ・カレルの化けっぷり!怖い~~!!
特殊メイクだけでなく 体からにじみ出る狂気。
コメディ畑の彼が、今までとは違う悪人を満を持して役作りして作り上げただけの事あります。
彼の演技、パねぇわー。
そうコメディアンとして一流のカレル。
遡れば映画としてはどうってことなかった(笑)ジム・キャリーの『ブルース・オールマイティ』で、唯一爆笑したのがカレルの演じたエヴァンのパート。
うひょひょ!面白いなぁと思ってたら日本でも興行良かった『40歳の童貞男』、大好きな『ゲット スマート』
コメディ以外での演技力で 「あ」 って思ったのが、ライアン・ゴズリング目当てで観た 『ラブ・アゲイン』←お勧め
奥目の瞳が優しかったり 時々怖かったり、「おぬしやるな」と思っていたけど、今回オスカー・ノミニーに相応しい演技でした。
彼のコメディ演技最高だけど、こんな役もちゃんとできると証明できた本気な演技を堪能してください。
超怖いから、いやマジで・・・。

foxcatcher
普段は人の良さ気な笑顔だけど、 奥目の奥に燃える役者魂が・・・


つぎ!
化けると言えば、今回の萌え萌え♡パートその一、当ブログにおいて(勝手に)広報室開設中のマーク・ラファロ
残念エンディングな映画ながら 『はじまりのうた』 でフェロモンまき散らしてみーすけを萌えさせな~が~ら~の!


foxcatcher
じゃじゃじゃーーーーん!

わはははは!!  あんた誰?
この前頭葉部分の潔い後退っプリ! 頭頂部も薄くカットしてた!
マーク・ラファロ! あんたってやっぱプロだね! 頭から体までよく作りこんだね~と感心するわ。
歩き方、仕草、モソモソとクマみたいなデイヴ。
なのに! なーのーにーー!! 
アップになって喋ると、濡れたような優しいブラウンの瞳がうるうるしてて、で、あのテンダー・ヴォイス!
ぬおおおおーーー! こんなに外見いじってもセクシーなのかラファロよ!?
今回もヤラレた・・・   チーン!

foxcatcher
も マーク堪忍してぇぇ!セクシー過ぎる!


弟が大切で、愛情いっぱいなデイヴ。
一度心が離れたようになった兄弟が、再び共に支えあい試合に向けて頑張る姿に 泣きそうになった。
てか、いい兄弟だよぉぉぉぉ!
お、お兄ちゃん!デイヴ兄ちゃん!! す、素敵♡♡


faxcatcher
俺がお前を必ず勝たすから!  お、お、お兄ちゃぁぁぁぁぁん!


マークの心の変化はやがて自分を追い込んだデュポンに対する歪んだ拒否心となって表れてしまう。
デュポンからの服従の要求に反発するマーク。
ギラギラとした視線でデュポンに反抗するマークの視線がぁぁぁ。


foxcatcher
もう言う事なんか聞かないんだもん!


そう!来たーー! 
今回演技萌えの最高峰チャニング・テイタム
可愛い可愛いわたしのチャニング♡
猿じゃないもん 僕、じゃがゴリだもん のチャニング!!
ぶっちゃけ、オスカーには見放されちゃったけど、数々の賞にノミネートされ、受賞もしてます。賞賛を受けて当たり前の演技だった。
また階段登ったね、チャニング!
できる子だとは思っていたけど、正直怪演カレルの上をいってたようにさえ感じたわ。
燃えるようなハングリーさを剥き出しにしたマークの目。
試合に負け、自信を無くし壊れそうになるマーク。
ライバル心を持ちながらも兄であるデイヴに甘えてしまう弱いマーク。
実に繊細なマークの心の動きを目の表情で演じ分けたチャニングの演技は非常に非常に胸に響きました。
チャニングの演技とってもいいよ! 
で、やっぱ今回も可愛いかったよ!! 


foxcatcher
か、か、かーわーいーいー!!


カレル始め チャニングやラファロの本気の演技がどっぷり堪能できる作品。
観応えあります! 是非!!



仲良し♪ カレルにマーク 化けすぎやろ! チャニング可愛いーー!!



あ、あとねー、個人的嗜好の音楽ネタですが、劇中Bowieさんの 『Fame 90』 がかかってましてねー。
デュポンの歪んだ内面とマークの近い将来をホンノリと暗示していて上手い使い方ですなーと。
あー、Bowieさん最高だ♡
カッコいーからプロモ貼っとこーっと。
へへ。


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天邪鬼なので映画の好みも多少偏りありです
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