『セッション』 のっっ まい ふぁきんっ てんぽーー!!

『セッション』 (2014)アメリカ
原題/Whiplash
監督/デミアン・チャゼル
出演/マイルズ・テラー  J・K・シモンズ


さて、オスカー関連作上映も一段落。
今回は最優秀助演男優賞、編集賞、録音賞を獲得の本作。
いやぁぁぁ、今年のオスカー関連作品達のクオリティの高さってば、毎回身悶えるわぁぁ。
今回はシモンズさんの演技に完全KOされちゃった 『セッション』です。


セッション



偉大なジャズ・ドラマーになるという野心を抱き、全米屈指の名門校シェイファー音楽院に入学した19歳のアンドリュー・ニーマン(マイルズ・テラー)
彼は伝説的教師フレッチャー教授(J・K・シモンズ)の目に留まろうと頑張っていた。
彼の指揮する“スタジオ・バンド”に所属すれば将来への成功を約束されたも同然なのだ。
ある日一人で練習するニーマンの前にそのフレッチャーが現れるが、アンドリューの演奏を数秒聴いただけで出て行ってしまう。
しかし数日後、再びレッスンに顔を出したフレッチャーは、クラスの主演奏者を差し置いて1年生のアンドリューに自らのバンドに移籍するよう命じるのだった。
期待に胸ふくらませ赴いた練習初日。 異様なまでの緊張感に包まれた教室。
「音楽を楽しもう」と優しげに声をかけてくれていたフレッチャーはがらりとその態度を変える。
指揮を執る彼はメンバーに罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには暴力をも辞さないのだった。
フレッチャーに翻弄されながらも、必死に食らい付いていくアンドリュー。
しかし、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していき、アンドリューの精神をギリギリまで追い詰めていくのだった。


セッション
偉大なドラマーになるべく 日々スティックを打つべし!打つべし!打つべし!


セッション
ぴっきーーーーーーん! なクラス。


セッション
イキナリ一人 教室追ん出されて 「マジ? 何これ怖い!」 なアンドリュー


セッション
おらおらおらぁぁ!  しょえぇぇー!イキナリ初日にこれっすか??


セッション
きたぁ!  「Not my fuckin' tempo ! 」  アタマ回るわぁ


セッション
ふ、ふぇぇ・・・    あーあ 泣かされちゃった


予告トレーラーで散々垂れ流されていながら、ついつい観てしまうあのフレーズ。
ただならぬ緊張感と興奮!
鬼教授と自分の才能に自信のある鼻っ柱の強い学生のガチンコ音楽対決。
音楽映画・・・いやこれ題材は音楽だけどはっきり言って スポ根映画だもん。
今回それ以外 あれこれ言いたくないわー。
てか、本当にシンプル作品なんです。 でも緊張と驚愕な作品なんです。
とりあえず、色々読んだり聞いたりする前に まず映画を観ることをお勧めします。
いや、もう、ほんとに面白いんだから!!


セッション
はい 注目!!


いや、もう、まず何が凄いかって、オスカー助演男優賞ゲットしたJ・K・シモンズの演技でしょう。
彼無くしてこの映画は語れない。
シモンズさんのハマりまくりの演技がなんせ 凄くて 凄くて 凄くてーーー!!


セッション
出た! 右手くるくる! もーこれクセになるよね?!


鍛えに鍛えたガチムチな体にぴったりとした黒のTシャツ、黒ボトム。
テカテカとひかる頭に脂が浮いた強面のフレッチャー。
ちょっとお下品な罵声とスラングで未熟な生徒の演奏に激を飛ばすフレッチャー。
なんせこのフレッチャーのキャラが強烈すぎて あっという間に持ってかれちゃうからね。
映画初っ端出てきたときはな~んかソフトな雰囲気なのよ。
「あれ?」 予告ではもっとすごいと思ったのにな・・・。 
って思わせてかーーらーーのーーー!!


セッション
はい出た!くるくる!  pu-koさんもじゅりさんもハマったくるくるよ!!


今まで燻し銀なクセある脇役で来たシモンズさん。
『スパイダーマン』 『ザ・メキシカン』 『バーン・アフター・リーディング』とかとかとか・・・。
ズラがあると別人に見えちゃうし、役によって印象が全く変わる なり切り系の超性格俳優。
上手いけれど、けしてトップに名前が挙がってくるタイプの役者ではありません。
そんなシモンズさんが今回この役を演じるチャンスを掴み、そこで彼の100パーセンをスクリーンに残せた幸運。
いえそのチャンスと幸運を掴むのも彼の実力って事ですね。
まさにハマり役!お見事! 
もう他の人が演じるフレッチャーなんて想像できない。


セッション
受賞おめでとう♡  セレモニーでの「両親に電話しなさい」ってスピーチ、感動したな。


音楽の為なら一切の妥協を許さないフレッチャーのストイックな姿勢は彼の服装や立ち居振る舞いに滲み出ていて。
一歩間違えば狂気とも取れる行いが、シモンズさんの見事な演技力により説得力があり突飛なものにならない。
いや、もう、ホント、やられました。
それぐらい印象深い演技を披露していて、助演男優賞間違い無しですね。


セッション
磨き甲斐ありそな後頭部


あまり語られてないけれど、主人公のアンドリューを演じたマイルズ・テラーの演技も良かった。
顔はちょっと情けないおぼっちゃん風だけれど、アンドリューは結構な自信家で、鼻っ柱も強い。
プライドも高くて、性格ははっきり言ってちょっとヤな奴なんだな(笑)
音楽に集中するために彼女の事なんかどーでもよくなっちゃうし、それをはっきり言っちゃうようなバカ野郎です。
死に物狂いでフレッチャーに食いついて行こうとするアンドリューの努力が凄い。
いや、ほんとスポ根です。


セッション
男の子だけど涙がでちゃう・・・


セッション
手のマメがつぶれて 血だらけになってるスティック  


この二人の衝突と不思議な師弟関係に関して様々な紆余曲折があるのだけれど、ストーリーとしては本当にシンプル。
お互いの音楽に対する愛とプライドと意地の炸裂。
どんでん返しに次ぐどんでん返しなストーリーと演出に翻弄されまくり。
圧倒され、翻弄され、緊張で奥歯ぎりぎりってして。
そして、予告で告げられたラスト9分の衝撃たるや!!
あの、あの、あうあうあう、す、すっげー驚愕な展開!緊張感!!
「う、う、う、うそーーーーん!?」な展開。
口アングリで思わず 「ううぁ・・・」って呻くあの展開。
何がって? いや、もう何も言えねぇぇーー! なのです。
真っさらで観て欲しいんです!
あえて例えるならそーだなぁ
『ユージュアル・サスペクツ』 のしょええ~な衝撃ラストとか!
『真実の行方』 のエドワード・ノートンの笑みとか!
『フォーガットン』 のうっそぉぉぉん!な、すぽぽぽぽーーん!とか!←これネタとして好きだわーw
ってことだよ!chacoさん!
しかも本作って犯罪ものでもサスペンスでもない、音楽映画なのにーー(笑)
スリルとサスペンスと緊張感とラストの衝撃。
ふいぃぃ、堪能しました。
エンドロールが流れた時、両手を握り込み、歯を食いしばってる自分に気が付いた。
ふわぁぁ って力が抜けて、溜息と一緒に笑いが込み上げちゃった。
あー面白かった って。
全編に流れるジャズも素敵でこれサントラ買いだな。
鑑賞後ジャズばっか聞いてる毎日です。


セッション
決意に満ちたアンドリューの表情がいい! って演奏中なぜ血まみれ?!(笑)


セッション
受けて立つ!! お互いしか見えてないガチンコ対決


さてと、相変わらず『事前情報入れないキャンペーン』実施中です。
てかPC調子悪くてまともにネットサーフィンできないってのが正解なんだけどねw
鑑賞後知ったのだけど、町山さん絡みでネット炎上してるんですね。
いやぁ、まー本物のミュージシャンの方とかが音楽的な解釈とか感じるのはしょうがないでしょうけど。
でも本作ってシンプルに映画として非常に面白いと思うんですよね。
近年こんなにエキサイトした映画ってちょっとないもんってね。
まあ『バードマン』しかり、あれこれと映画に関して意見の交換ができるのはそれだけ印象が強い映画という事でしょうし。
それって映画に魅力があるってことではないのかなってね。
なんせみーすけは、ホント、もう、面白かったっす。
とりあえず観ましょう!!映画館で!
今回あれこれいじりを挟む余裕がない。 てか色々書くと映画の面白さが伝わらないような気がするので。
たまにはシンプルに感想のみで締めますしょう。
へへ、映画ブログだからねーー。
とりあえずわたし もっかい観る!!



オフショットの二人  仲良さそうでホッとするわーもー
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『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』  元ヒーローの狂気と本気

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)


原題/Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
監督/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演/クリストファー・ウッドロウ
出演者/マイケル・キートン  エドワード・ノートン  エマ・ストーン  
      ザック・ガリフィアナキス  ナオミ・ワッツ  アンドレア・ライズボロー 他


超ご無沙汰してまーーす!
新年度、皆様いかがお過ごしでしょうか?
何だが忙しくって映画観に行けねー!観てもブログ書く時間取れねー! てか、PC動かねぇぇーー!
な、みーすけです ども。
さて、忙しくてもオスカー関連作だけはちゃんと観とかなきゃね! デスヨネー。
ってことで 本年度アカデミー賞受賞作品  『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 です。



Birdman



リーガン・トムソン(マイケル・キートン)は、かつて『バードマン』というブロックバスター映画でスーパーヒーロー バードマンを演じたスター俳優。
しかし、近年はヒット作にも恵まれずピークから20年以上が経過していた。
家庭にも失敗し、『かつてバードマンを演じた俳優』として『あの人は今』的な惨めな状況の日々。
落ちぶれたアクション俳優ではなく、現役アーティストとしての自分を証明する為にブロードウェイ進出という暴挙に出るリーガン。
敬愛するレイモンド・カーヴァーの短編小説 『愛について語るときに我々の語ること』を、自ら脚色、演出、主演を務めることにしたのだ。
怪我で降板した役者の代役として共演者レスリー(ナオミ・ワッツ)の恋人でブロードウェイで活躍するマイク(エドワード・ノートン)が選ばれる。
人気も才能もある役者ながら、その性格と行動に問題ありのマイクの破天荒な行動にプレビュー公演は散々な結果になってしまう。
付き人として過ごす薬物依存のリハビリ中の娘サム(エマ・ストーン)との衝突、恋人でもある共演者ローラ(アンドレア・ライズボロー)の妊娠、傍若無人なマイクの行動。
プライドと世間の評判とプレッシャーとストレス。
本公演を前にどんどん追い詰められていくリーガン。
彼の頭の中でかつて自分の演じたヒーロー、バードマンの囁きが響き渡る。
「自分を解き放て!翔べ!!」と。



Birdman
最後のチャンスと分かりながら、 もーやだ、もームリ、もーらめぇぇ なリーガン  


Birdman
はっちゃけまくったマイクにいいように言われまくって おじさんもうホントやだ


Birdman
付き人の娘のダメ出し  今時SNSもやらんよーなあんたは『Nobody』なんだよ!!


Birdman
「YOU、好きにやっちゃいなよ!」  脳内バードマンが暴れだす。 そして・・・!!



過去ヒーローもので大人気だったものの今は落ちぶれてしまった俳優が、再起を賭け役者として返り咲く為にもがき苦しみ右往左往する数日間を 『21グラム』 『バベル』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がメガホンを取り今年のオスカー作品賞、監督賞、撮影賞を見事ゲットした本作。
あぁぁー面白かった!あぁぁー堪らん!
こーゆーの大好きだわもーーチクショー!!



イニャリトゥ監督やったね! てか眉毛繋がってる



オープニング、低い声で語る何者かの声をバックにいきなりパンイチで浮いている主人公リーガン。
んん?!超能力?どっかのグル?
人気ヒーロー映画『バードマン』で一世を風靡したリーガンは、再起を駆けたブロードウェイ舞台の上演を目前にストレスの塊になっている。
かつて自身が演じたバードマンの声が聞こえしきりに心に囁きかける。
「こんな小便臭い狭い控え室でなにやってるんだお前。情けない男だ。しっかりしろよ」
頭の中の声に必死に抗い反抗するリーガン。
ああ、これはきっとリーガンの超自我の声。
バードマンの声が聞こえるときに発動するヒーローの念動力で物を動かすリーガン。
現実?妄想?
あ、病んでるのね。
この人ストレスで自我崩壊しかけてるのねー。
『その状態』になると流れ出すドラムの響き。
途切れることなく続く長回し映像。
どこで繋いだのか分かんらない映像に、その場にいるような感覚に陥らせ、あっという間に映画に引き込まれました。



浮いてますがどっかのグルではございません


現実と妄想の間を行き来しつつ何とか舞台を成功させようと頑張るリーガンに次々と起こるトラブル。
薬物中毒のリハビリ中の娘 サムとの関係は最悪。
女優で恋人のローラは妊娠したから生むわよといきなり告白。
実力と名声がありながらも人間的にとんでもなくバカ野郎な共演者のマイク。
かつて稼いだ資産は底をつき、娘のためにと残していた別荘を抵当に何とか資金繰りをしながらのブロードウェイデビュー。
破天荒なマイクのせいでプレヴュー公演は滅茶苦茶。
現実と妄想の区別さえ付かなくなりぶちギレ寸前のリーガンの頭の中でバードマンの声が響く。
「お前は元ヒーローだろう?思い出せ!自分の力を!」
ああ!もう観客も批評もどーでもなんでもいい!
俺は俺のやりたいようにやる!


Birdman
あーあ ブツンっした。  リーガンが上げる雄叫び 「きぇぇぇー」が響く


観る前からそんな気がしていたけれど、非常に非常に濃い映画。
予告トレーラー観ると、かつての光を失ったロートル俳優が再び栄光を掴むまでという体の感動映画風に紹介されてますけど。
いや、ざっくりそーゆー映画なんですけど。
これ、超ブラックなコメディだかんね!
配給会社も売り方困ったんだろーなー。
ショービジネスとか映画界とかを皮肉り、カートゥーンやコミック原作のバカ当りするブロックバスター映画をさりげにディスる結構ひねくれたクセのある映画だからね。
「これアカデミー賞取ったらしーよ。久しぶりに映画観てみる?」
なんて方には少々面白さっつーか、楽しみかたの解りづらい作品かもしれません。
けど狂ってて、はっちゃけてて、リズムに引き込まれるちょっと今までにないような映画なのです。  



彼が何故にこんな状態になってるかっつーと・・・


しっかし笑った笑った。
いや、だってさ、この↑予告でさんざん流れてるパンイチシーン。
原因がまさかあんな!!
コントか!
いや、真面目にやってるから余計笑える。
それまでも、ふふっ・・・クスクスってかなりキテたんですが、このシーンでタガが外れちゃって。
大爆笑。
続く舞台シーンの残念状況もツボに入って笑いが収まらず、舞台袖で大きな着信音で掛かる携帯にも爆笑。
リーガンとマイクの喧嘩のシーンも何だよそれー演技上手過ぎかよ?!上手すぎるだろーが!って爆笑。
すみません、あの日神戸の映画館、二列めでげらげら爆笑してたのはわたしです。


Birdman
ロートル俳優 VS パンイチのファイッ!  リーガンの無駄に上手い演技に爆笑(観たらわかる)


まーしかし、ここまで『観る人を選ぶ系クセのある映画』がオスカー取ったなぁと。
あ、でもアカデミー賞は映画界で働く方々の選出で決まるから、ツボに入った業界関係者と、身につまされた役者達wに超受けたって事なんだろうな。
分かる分かる。
実在の役者の名前がポンポンと飛び出し、それがツボに入っちゃう。
共演者の役者がビックリするような事故で降板する事になり、変わりの役者を探せとザック・ガリフィアナキ演じるプロデューサー ジエイクに叫ぶリーガン。
「もっと素晴らしい役者を連れてこい! マイケル・ファスベンダーは?!」
「Xメンの撮影中だ!」  ←因みにここでアドレナリン出まくってました
「ジェレミー・レナーは!?」
「アベンジャーズのプレミアで忙しいんだよ!」
「クソ!あいつもヒーローものやってんのか!」
なんてね。
元バットマンのマイケル・キートンにそんなセリフを言わせてしまうイニャリトゥ監督の意地悪さ。
うわーー自虐的!


ファスです
「はい、Xメンで忙しかったんでーす」  名前出たんでね、いちおーね


そう、本作は業界への自虐と皮肉に満ち溢れた作品。
リンゼイ・ダンカン演じるニューヨーク・タイムズの演劇批評家 タビサが辛辣に言い放つセリフ。
 「あなたは役者じゃない。ただのセレブよ」
しょえええ~~~! 
これって役者にとって物っ凄く痛いセリフだよね?ね?
もしわたしが役者で、これ言われたら萎えて凹んで落ち込むと思うわー。
ブロックバスターなヒーロー映画の役者なんて役者じゃない、ただの有名人。
『バットマン』で同じく一世を風靡したマイケル・キートン演じるリーガンに敢えてそれを聞かせる意地の悪さ。
自虐的ネタ。
よく考えりゃ名前がでてきた役者みんなヒーロー系の映画に出てる!
ファス♡はもちろん『Xメン』
ジェレミー・レナーは『 アベンジャーズ』
途中ダウ兄の『アベンジャーズ』の新作プレミアの様子がテレビから流れ、飛行機に同乗していたというジョージ・クルーニー兄貴はキートンと同様『バットマン』演じてます。
あ、わざとそーゆー役者をピックアップしてるんだ!と気が付いた。
出演者だってマイケル・キートンはもちろん、エドワード・ノートンは『ハルク』だし、エマ・ストーンは『スパイダーマン』
ナオミ・ワッツ?『キングコング』だ!(笑)
自虐でしかもセルフパロディなんですねー。
で、ヒーローものや、カートゥーンをディスりながらも、そこに愛を感じる扱い方なんです。
だからこそ、ニヤリとさせられ ますます映画にノレてしまうんだな。


Birdman
ヒーロー舐めんな・・・


さて、役者の話をしましょう。

現実と妄想、躁と鬱を行ったりきたりしながら必死に頑張るリーガンを演じるマイケル・キートン。
オスカーは逃したもののG・Gで主演男優賞をゲットした演技は本当に素晴らしかった。
まさに彼のこれまでの俳優人生のセルフ・パロディですもんね。
元ヒーロー役者に彼を持ってきた配役の妙が映画成功の大きな要因でしょう。
ギラギラと眼光鋭く、尋常じゃない目つきのリーガン。
けれど、どこか哀愁と可笑しみが溢れる演技に笑わされ、泣かされました。
本当はオスカーあげたいね!でも今年は接戦すぎたね!
リーガンが不治の病でゲイだったら取れたかも!(爆弾投下)w


Birdman
オスカーなんて い、、いらないんだもん・・・


わたし的に久しぶりだねって感じたエドワード・ノートン演じるマイク。
彼の傍若無人なKYさが堪らなく可笑しかった。 上手いわーやっぱ。
オスカー助演男優賞にノミネートです。
役者バカと言うか、バカ役者というか、いやほんと ハマってた。
アドリブっぽく見える暴れまくりな演技ですが、何度リテイクかけられても寸分違わない演技を披露したとか。
さっっすがノートン!
伊達に日本語喋れるわけでないね! 関係ないかw
(俳優デビュー前に大阪で働いてたのは有名な話だよね?ね?)
ちょっとラブハンドル付きかけたまっぱを披露のノートン。
本番の舞台でまさかの完勃tnk ・・・ゲフン!ゴホン!
いやぁ彼の演技に楽しませてもらいましたわん。


Birdman
もー色々とむちゃくちゃなマイク。 でもこんな役者きっといるよねー


Birdman
ん~、いい顔♡ 彼の喋る日本語にはちゃんと漢字を感じます。


同じく助演女優賞ノミネートのエマ・ストーンの蓮っ葉感が超可愛かったなー。
正直彼女の演技に関して今まで何かを感じたことが無かったのだけれど。
突っ張ってんのに可愛いく、危なっかしい娘サムはホントにチャーミングだった。
ふがいない父親に感情をぶつけるけれど、それは寂しさからくるものだって分かって、またそれが可愛い。
あんなに濃い役者の中でちっとも演技負けしてないのが凄いな。
今後も楽しみですっかり好きになりました。
終わったあとロビーで大学生の二人組が 「エマ・ストーン超可愛かったなー」って。
『はい!ワシもそう思う!』って密かに心でサムズアップしたもんね。


Birdman
ドラッグ抜くリハビリ中のサム  突っ張ってるけどまだまだお子ちゃま♪


特筆すべきはやはり、オスカー撮影賞を受賞したエマニュエル・ルベツキの流れるよう長回し風映像マジック。
空中浮遊するリーガンと一緒にNYの街を見下ろす爽快さ。
そしてその後のタクシー運転手のくだりでまた笑わされた クソ。
でも、どんどんとストレス過多になり壊れていくリーガンのマインドに引きずられ、後半はがちがちに緊張してる自分に気付きます。
ラストに向けての舞台シーンで緊張はピークに。
ブルッっと身震いして緊張なのかなんなのか説明できない涙が溢れてしまった。
これは演出と映像から起こる、感情移入以外のなのものでもない。
ポロポロっと泣きながらそんな事を考えてました。

窓の外、空を飛ぶ鳥を見つめるリーガンの笑顔。
彼は解放された?
でも彼にはまだバードマンが見えている。
もしかしてリーガンは狂ってしまった?
でも、そんなことどうでもいい。
ショービジネスの世界で生きていくリーガンの未来には、狂ったような現実と夢のような日々が続くのだから。
Show must go on.
ショーを続けなければならないのです。 それはリーガンが望んだ世界だから。
エンドロールで感じる爽快感と不思議な清々しさ。
アドレナリンがドバドバ出まくって、感じるカタルシス。
劇中で流れているドラムの音が頭に響き続け、その状態から抜けるのに時間を要してまった。
嗚呼楽しかった!


Birdman
ラストのエマのこの笑顔 いいわぁぁぁ・・・

観るまでは情報入れないようにしてたので、やっとあちこちのレビュー読んでるんですが。
賛否両論すごいみたいですね。
確かにクセのある映画だし、ある程度映画慣れしてないと面白くない内輪ネタっぽい感じもあるし。
長回しに退屈したとかって意見もあるようで。
そーか、でもわたしはあれのお陰で思い切りリーガンやサムとシンクロできたんですよね。
現実と虚構。
ファンタジックながら、ものすごくドロ臭く、可笑しくてそして切ない。
最高なエンターテイメント作品だと思いました。
とりあえず もっかい観たい!!

Birdman
「観てね」  ヒーロー休憩中
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恒例!マイケル・ファスベンダー♡お誕生日企画

今日は何の日?

美しいブルーグレーの瞳に綺麗な歯を覗かせるチャーミングな大きな口。 広い額から長さのちゃんとある頬を通りその下にあるしっかりとした顎。世界で一番美しいと公式認定された顔。
バランスよくついた筋肉に共演者の誰よりも細く華奢な腰。若干短めな足がチャームポイントwなスレンダーなボディ。
人当たりの良いその性格で共演者やスタッフを次々と虜にする、天然たらしの天使!
そう、4月2日はマイケル・ファスベンダーの38歳の誕生日ですーー!


は?ファスベンダーの誕生日?だから何? な方は劇スルーお願いします。
ファス廃の萌え垂れ流しのみの記事です。
ええ、そーですが、それが何か? いーのさ、だって非営利超個人的残念ブログですからーーと開き直る。


ファスお誕生日2015
天使♥ フランシスコ・ザビエルでわない


今世紀一番パソコンが使い物になりまへん。
今回はかるーくファスの近況のみを語って終わろう。
っていつになくテンション低いのは、実はほぼ書き終わってた妄想劇場がまたもや電子の藻屑となって意気消沈なのよ。うう・・・(泣)
もー元気出ないし、テンションも低いよ・・・ってあら?



ハーイ♥ファス、朝チュン諦めてないよ


マカヴォイ : ハーイ!ファス♡と言えば僕。どーもー!ジェームズ・マカヴォイです

みーすけ : うわ、ヴォイじゃん、何イキナリ出てきてんのよ。

ヴ : だって、彼のことは僕が一番分かってるしさ。今回は僕が愛するファスの近況を語っちゃおうかな。

み : えー?なんだかなー。ま、いいや。レイティングちゃんと守ってよね。

ヴ : だーいじょーぶ! さてと、ここ最近のファスは働きすぎだよーって心配になっちゃうほど働いてるよね。
彼の映画が次々と撮影されて、公開を待つ日々が、焦れったくも楽しみな今日この頃。

み : だねー。撮影終わって編集中のとか、公開待ちのとか何本あるやら。

ヴ : そそ。もう少し僕と過ごして欲しいもんだよ、全く。

み: はぁ?

ヴ : えと、公開待ち、撮影中作品には、『マクベス』やら噂のスティーヴ・ジョブズや、テレンス・マリックの新作やら目白押し。
そそ、最近公式でトレーラー落ちだした 『SLOW WEST』 がサンダンスでお目見え。


ファスお誕生日2015
まったり西部劇



ワイルド♥


み : 相変わらず「内臓入ってねーなこりゃ」的 細腰を披露だね。

ヴ : くそ、なんだこの華奢な腰。クラッとキたぞ、こ、腰にクるな・・・

み : おーい!ヴォイ!全年齢向け!

ヴ : あ、ごめん。出演作品の半数以上に『泣き』の演技が入ってるファスだけどさ、今回はどーなんだろ。
泣く?泣かない? あと脱ぐ?

み : いや、脱ぐかどーかは・・・

ヴ : またまたぁ。脱いで欲しいでしょ君も。

み : ぐぅ・・・💧

ヴ : ま、現代劇だろーがコスプレだろーが西部劇だろーが上手いのはわかってんだ、うん。

み : だ、だよね!早く観たいー♪



蝶ネクタイ♪ かーわーいーいー!


ヴ : おっと、そう言えば、なぜ、また映画化?ってまずそこが気になる、スティーヴ・ジョブズ。

み : アシュトン・カッチャーが出演してた『スティーヴ・ジョブズ』って2013年公開だったのにね。あっちは映画としてイマイチだったな。

ヴ : そうかい?僕は今回ファス髪どーすんだろーってそこかなり気になるんだけど。

み : あーファスはメソッド系の役者だから、ズラでなく抜いちゃうかもねー。

ヴ : あのね、スティーヴ・ジョブズにしては男前過ぎとか、いい男過ぎとか言われてるみたいだけどね、実際男前でいい男だからしょうがないんだよね。

み : なんかあんたが言うと説得力あるね。

ヴ : そりゃね。さらに彼は演技上手いからね、へへ。

み : うん、知ってる。

ヴ : 演技力、ビジュアル、そしてあの魅力的な内面。もう、こんなに僕を夢中にさせて・・・ああマイケル♥

み : おーい、続けていっかなぁ?



このポスターくれ


み : そーいや、人気ゲーム『アサシン クリード』も来年の公開でしょ。

ヴ : あ、そうなんだよ!演るとか演らないとか二転三転したけど決まったよね。


いけてる♥

み : 来年年末だよね、確か。遠いなー。

ヴ : そうだね。でもそれ前後に『X-MEN アポカリプス』が完成するかもよー。

み : ああ!そうだわ!そうよね!ううー嬉しくて漏らしそうだよーん!

ヴ : みーすけ落ち着いて。

み : 今日はファスの過去作品観ながらお祝いだよーーん♪うきょきょ~♪うひょひょーー!!

ヴ : ・・・。





さて・・・みーすけが受かれてキャピキャピしてるんでほっといて。
実は僕はこの間のオスカー・ナイトでの失敗でかなり凹んでいたんだ。
まさかあの夜、マイケル宅に天然ヒューが来ていて、しかもワケの分からない台本読みナイトになろうとは。
あ、あんな悲しい思いをしたのは何年ぶりだったろうか?
あのあと暫く食欲が無くてちょっとしたダイエットができたよ。
残念残念と陰で言われてるらしい僕だけどね、ふふふ、ただ手をこまねいているだけでは無いということを、近々証明するよ。
僕は欲しいものはこの手にするまで諦めないスコティッシュ魂溢れる男だからね。
僕のマイケル!待っててくれよ!



最近なんだか不思議な念みたいなのが飛んできて肩が重い件💧


うーん、ヴォイが生き霊でも飛ばしてるんでしょうか。
肩でも腰でもわたしが揉んであげるよー♪
とにかく、ファス!お誕生日おめでとうー!
はぁ、ぶっちゃけこんなに夢中になってしまう役者に出会うなんて考えてもいなかった。
ファスのお陰で凹んだ気持ちがリカバーされたりするんだもん。
やっぱり貴方はわたしの天使♥
素敵な演技を待ってるわよーん。
ファス廃一直線、みーすけでした!


カバンもらっちゃった♥ 乙女!
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テーマ : 好きな俳優
ジャンル : 映画

tag : マイケル・ファスベンダー

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Author:みーすけ
いらっしゃいませ
天邪鬼なので映画の好みも多少偏りありです
毒も吐き、妄想も垂れ流しますが笑って許してくださいませ
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