『マッド・マックス/ 怒りのデス・ロード』 男性向け映画? どアホ!!!女性こそ観よ!!

『マッド・マックス / 怒りのデス・ロード』 (2015)オーストラリア
原題/Mad Max: Fury Road
監督/ジョージ・ミラー
主演/トム・バーディ シャーリーズ・セロン ニコラス・ホルト他






近未来、放射能汚染で砂漠と化した荒廃した世界。
元警官のマックス(トム・ハーディ)は亡くした妻子らの幻影と幻聴に惑わされながら、生存本能のみに突き動かされV8インターセプターを駆って当てども無く流浪していた。
いきなり襲撃を受け捕縛されたマックスは神格化したリーダー、イモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)を頂点とした狂信的グループが支配する集落シタデルに連行され、疾病を患う住人の輸血に利用されてしまう。
シタデルにはジョーを頂点としたグループの家族らにより豊富な地下水と農作物を管理された社会が築かれていた。
そんな中、ジョーの部隊を統率するフュリオサ大隊長(シャーリーズ・セロン)はジョーの『子産み親』として囲われている5人の妻を伴い逃亡を企てる。
これを知ったジョーは配下を引き連れて追走を開始。
マックスは配下の武装集団「ウォーボーイズ」の一人ニュークス(ニコラス・ホルト)の「血液袋」として連れられ、妻奪還の追撃戦に巻き込まれるのだった。




ドガーーーン!!



ぬおおおおーーーー!



こんにゃろーーー!!!



こんちくしょーーーーー!!




嫁はん返せーーーーー!!



帰りたくなーーい



・・・とまあ、大体こんな感じの映画でやんす。
かなり潤いの無い画像が続きますので、ちょっと潤い成分を


潤い


さて、最近の話題の頂点(みーすけ的に)だった『マッド・マックス』の新作にやっと行ってまいりましたー!

「マッド・マックス観てきたよ」と話題に出すと、30代後半以降の男性の食い付きがかなりなもんですねー。
「ど、どーやった?お、面白かった?」

どーだったかって?
もーねー、最高にクレイジーではっちゃけた迫力満点のドーンバーンな爆発映像とすんげー迫力のカーアクションでグイグイ引っ張られ、あうあう翻弄されてるうちにありゃりゃ!か、感動!!までさせられ思わず落涙って!!??
うわああぁぁぉぁーーん!
ええ!ええ!面白かったよーー!!

終わった後、後ろのカップルの女子が「ストーリーが分からない」って言ってましたが。
ストーリーなんてね、いーのよ分かんなくても!!
大体上の画像で説明つくのよ!!
そーゆー映画なのよ!
でも面白いのよーーーー!!

って答えたら、男性の皆さんは大体納得しておりました。
そーです。
そーゆー映画です。


詳しくは「映●秘宝」読め。
とも言えないんでねー。
なんちゃってでも映画ブログなんでちゃんと感想を書きますです ハイ。

時系列としてはメル・ギブソン主演の『マッド・マックス 』三部作の2の後位でしょうか?
監督はもちろんジョージ・ミラー。
伝説的人気のある三部作を同じ監督が再びメガホン取るのははっきり言って博打になりゃせんのかのーと少し不安でもあったのですが、杞憂だったね。



ハリネズミみたいな車


てかさー、みーすけさー、正直皆さんがお好きなメルギフ版にそれほど思い入れがございません、すません。
世紀末的な世界感に着いて行け無かったし、登場する車や武器なんかにあまり興味が無かったからと思ってたんですけどね。
今回原因がわかりました。
主演のメルギフに全く何の琴線も触れなかったからなんだと!!←勇気ある発言

だって今回、トム・ハーディがゴツくて汚くても、とっても萌えて萌えて面白かったんですもん!!
はい、役者至上主義で映画を観る女みーすけです。



トムハーー♥素敵だー!!


いやー、トムハがイキナリ拉致されて、病人の輸血の為に捕虜になり、あれよあれよと戦闘の最前線に「輸血袋」として駆り出される前半、息つく暇も無い。

また出てくるキャラがみな濃い!汚い!エグい!!



火を吹くギター


これ話題のギター野郎IOTA(アイオタ)さんです。
顔なんか分かんない(笑)
火を吹く装甲車の前で士気を上げるためにずーーーーっとギター弾いてんだぜ。
車の後ろには太鼓隊がいてドンドコでかい太鼓を叩いてんだぜ。
もー、ワケわかんない、笑っちゃうよ。笑ったよ。



ジョーの子生み奴隷にされてる綺麗なお姉ちゃんたち覗いて、主演のトム・ハーディを筆頭に坊主頭のシャーリーズ、白塗りのホルト以外は、素顔が全く分かんない仕様。
いやー、世紀末って男達があんな汚くドロドロになっちゃうわけー?
ファスやらヴォイやら美しい男は皆無なわけー?
夢も希望もないよなー近未来。



こんなんばっかだよー やんなるなー



みんなぶつぶつ吹き出物が出来てて、白くてゴツくて爛れてて。
気味の悪い白メイクしてるニコラス・ホルトが観てるうちに可愛く見えてくるって、イケメンパゥワァーー恐るべしだな。


こんな成りでそのうち可愛く見えてくるホルト いいキャラだわ



昼休みに興奮気味に感想を述べているわたしに会社の先輩が「でもこれって男の人が観る映画じゃないのー?」って。
先輩~、僭越ながら・・・。

どアホーーーーー!!!
これは女性こそ観よ!!なのです!!
イモータン・ジョーに囲われた子供を生む為だけに性奴隷にされている女性を逃がす為に立ち上がるシャーリーズ・セロン演じるフュリオサが陰の主役なのです。
幼いときに拉致され、戦士として育ったフュリオサ。
生まれ故郷のグリーンランドに帰ることだけを心の糧に長年機会を狙い、辛く厳しい日々を生き抜いてきたフュリオサ。
彼女無くしてこの物語は成立しないのですから。
彼女の慟哭にこちらも思わず泣かされたわー。
シャーリーズさん。いー仕事してます。
女優として新たな境地を開拓しましたね。



シャーリーズの配役最高にハマってた


厭世的で生きることのみで動いていたマックスが段々と理性を取り戻していく過程や、フュリオサらと心を通わせていく下りもいい。
ラストのマックスのカッコ良さってば!!
フュリオサのボロボロの姿にもまたもや感動して泣けて泣けてー。


もう、あれこれわたしの頭悪い感想なんかどーでもいいの!
大きな画面で迫力ある映像を観てください。
間違いなく楽しめます。
潤いはあんまり無いけどね!!


あー、せめてもうちょい潤い貼っとこうかな。
ワンコ大好き好きなトムハが撮影中ワンコと遊んでます、な画像。



♥可愛い(トムハが)
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ジャンル : 映画

『誘う女』 トムの嫁(当時)だけじゃなーい女

『誘う女』 (1995) アメリカ
原題/To Die For 
監督/ガス・ヴァン・サント
出演 ニコール・キッドマン マット・ディロン ホアキン・フェニックス ・アフレック 他



誘う女
誘ってんなー



地方の小さなテレビ局でお天気キャスターをしているスザーン・ストーン(ニコール・キッドマン)には幼い頃から大きな野望があった。
「テレビに出て有名になる」こと。
人生で最も大切な目標のため、有名キー局のニュース・キャスターを目指し着々と行動を進めるスザーン。
しかし彼女の夫であるラリー・マレット(マット・ディロン)は理解を示さず、子供を作り彼女が家庭に入ることを願う。
そんな夫が邪魔になったスザーンは、ドキュメンタリー制作で知り合った高校生のジミー(ホアキン・フェニックス)、ラッセル(ケイシー・アフレック)、りディアらを巧みに口車に乗せ、とんでもない計画を企てるのだった・・・。


誘う女
自称キャスター  ホントはお天気お姉さん



デキの悪い高校生たち ケイシーもホアキンもピカピカ!


ヌバヌバ脱ぎますが、おっぱいは隠すの



引き続き、読者の需用? 知らねーよんなもん と 『日々垂れ流されるケーブル映画を拾うキャンペーン』 実施中。

さて、またもやこんなドロドロ系を拾うみーすけ。
どんだけファンタジーで胸焼けしたんだよってなー。
これ、流れた途端うぉぉー!懐かしい!!って。
久し振りに観たけど面白かった。 これ、好きなんです。

ガス・ヴァン・サント監督が実際に起こった「パメラ・スマート事件」を元に、セレブ志向の強いトンデモ女が自分の的外れな野望のために邪魔になった夫を若い高校生(実際は15歳の中坊!)の愛人を使って亡きものにしようとする、なんとも突飛でイタイ奇行とそれに翻弄される周囲の人々の悲喜こもごもを皮肉とブラック・ユーモアたっぷりに描いたサスペンス・スリラー。
主演のニコール・キッドマンは本作でG・G賞主演女優賞をゲットして、彼女のターニングポイント的作品かと。
本作、日本公開が96年。 
当時同じタイミングでやってたミシェル・ファイファー主演の 『アンカーウーマン』 を観て 「誘う女って裏アンカーウーマンじゃん」 って思ったのを覚えてる(笑)
今回再見しながら 「ありゃ! 去年末の 『ゴーン ガール』 って 『誘う女』 の姉妹作品じゃね?」って。
どちらの女も己の自己中な(あるいは病んだ)目的の為に、男(旦那・愛人)、家族、友人を利用し、翻弄し、そして自分の中では一切の罪の意識が無いってところがリンクします。
フィンチャー監督が撮ると あのように重くドロドロやり切れない程の毒に溢れ、思わずベンアフに励ましのお便りを送らずにはいられなくなったんだけれど、こちらガス・ヴァン・サント作品は画面を含め非常にポップで明るい。
しかし十分に皮肉が効いていて、笑わされます  ずず黒く。


誘う女
裏アンカーウーマン と

Gone Girl
病んデレガール


まず映画の構成が面白い。
スザーン、ラリーの姉ジャニス、それぞれの両親達がテレビ番組のインタビューを受け答えしている体(てい)で物語が進みます。
カメラに向かって各人がスザーンとラリーのなれ初めから結婚に至る経緯を様々に話す。
その合間に過去の映像が挟み込まれ、現在と過去をいったり来たりする流れ。
これが非常にテンポ良くて、何が起こったのか?が段々ストーリーとして語られていくのに引き込まれます。
ここでポイントなのがスザーンの意見と、それ以外の人々の意見が真っ向から違っているという事。
そう、スザーンはセレブ嗜好の強い地方のお嬢ってだけで無く、実は「イタい娘」ちゃんだったのです。


誘う女
パンチらで踊っちゃいまーーす♪


スザーン・ストーン。
上昇志向ばりばりでわたしは他と違います感を隠さない女。
他人が傷つく事を平気で言葉に出し、しかもそれに気づかない、気づいても気にしなーーい。
ビッチですねー。
てかある意味ちょいとメンヘラですねー。
彼女の中にある、もの凄まじいまでの自信、それに反して実際の彼女の行動の残念さが冷笑を誘います。
そうね、誘う女だもんね。
えーえー誘いますよースザーン!
メディア志望のスザーンは地方の社員が二人っきゃいないケーブルテレビ局に行き、ガンガンに的はずれな自己推薦で半ば無理やりお天気キャスターとして仕事をゲット。
頼まれもしないのに、とある高校で若者の主張的なドキュメンタリー作品を制作する事にします。
そこで出会うのが落ちこぼれ高校生。
出来の悪いティーン相手に朗々と自分のビジョンを語りうっとりさせて自分もうっとり・・・。
痛い。



ヒョウ柄ですがなぜか大阪のオバハンには見えません


てゆーか、ニコールです。
ビッチな超残念スザーンを演じるニコール・キッドマンが上手いぞー。
スザーンの周囲の女子も鑑賞してるみーすけも「イラっ」ってさせられる(笑) 
「イラっとポイント」を突くのがなんとも上手い。
自分の事が見えてないアホなビッチを超好演です。
当時トムと結婚してしばらく経った頃のキッドマン。
”トム・クルーズの嫁”という冠が大きすぎて、美人だけれど演技がどうこうなんてちゃんと語ってもらえなかったキッドマン。
彼女にも「わたしはトムの嫁ってだけの女じゃない!」という野望があったんですね。
着々と演技の幅を広げ、実力を如何なく発揮し、気が付きゃオスカー女優です。
しかも彼女、この頃と今と大して印象が変わって無いって凄くね?
驚異のエイジレス。
もーここまで美しけりゃこの際ケミカルでもなんでもいーよね。


誘う女
いや、でもビジュアルほぼ変わってないんぢゃね? 


本作と『ゴーンガール』がリンクする要因として旦那役がアホに見えるってーのがありです。
旦那がチョロいはデフォルトだね。
いやぁー、マット・ディロンのチョロい残念さと ベンアフのトホホなチョロ感が被るー!
しかし(個人的嗜好により)マット・ディロンの方が可愛いアホ。
突っ張ってた青臭いラリーはスザーンに夢中になり、あっという間に調教されちゃう。
バンドも止め、父親が経営するレストランで働く真面目なイタリア青年になっちゃうんですよね。
いや、いーんだよそれで。
しかし いいようにスザーンに操られてて、「もーあんたしっかりしなさいよ!」って言いたくなるチョロさ、残念さ。
最近大作系で全く見かけなくなったマット・ディロンですが、いー仕事してますよ。


誘う女
学生の頃は突っ張っていきがってたラリーはスザーンと出会い・・・

誘う女
真面目な青年になってゴールイン


それに『ゴーンガール』のチョロいベンアフの実弟、ケイシー・アフレックが本作に出てるのもなんかリンク感漂う。
まだ若くてフワッとしたケイシーが可愛い♡
既に今のケイシーを彷彿とさせるようなインディペンデント臭が漂い、あらーもーケイシー既に美味しいねー。


誘う女
ケイシーの危うさが ヒリっとする感じで とってもいいです ふふ・・・。


そしてスザーンに体も心も弄ばれる高校生ジミーを演じた若きホアキン・フェニックスがアホでアホで溜まんない。
もーねーホント、アホです。
下半身のみ。
お●ん●んの先っちょにちょっとだけ脳ミソがあるって感じのティーンです。
スザーン好き好き♥ はあはあ、したいよスザーン ってエロいことしか考えられない。
まあ、ある意味超ピュアなアホな高校生です。


誘う女
はあはあスザーン状態です  若いので大目に見てあげてください


体重今の半分か?ぐらい痩せてて、少年と青年の過渡期みたいなホアキンが可哀想で可愛くてアホでそしてちょっと気持ち悪い。
頭の弱そうな喋り方も(素かな)上手い。
美人で可愛い人妻に弄ばれ、翻弄され、それこそ原題の To die for =" 死ぬほど" 欲しい!好き! になっちゃった。
旦那のラリー含め 男って下半身抑えられるとダメねぇぇ・・・。


誘う女
後ろ髪が長いのは時代かなー。


びっちなスザーンはどんどん暴走して、自分の体にメロメロになったジミーらを利用して物語はとんでもない方向に進むのですが、この辺でスザーンの頭の中はもうアボーンです。
非難と抗議のメディアの騒ぎが彼女には称賛と喚声に聞こえてしまう。
ガス・ヴァン・サント監督の遊び感が溢れてるね。

しかし、ここまで うわーーもうこのビッチビチ!!とあちこちを煽ってムラムラやイライラや色んな地雷を踏むスザーンですが、映画の最後をあーゆー風に落とす監督の遊び心が溜まんないですよ。

気のいいイタ飯屋のおやじだった父親役のダン・ヘダヤの最後のどや顔がいーんだなー。
おお! お前そうなん? あれなん?って!
いやいや、ネタばれなので詳しくは書かないけど、そのびびった終盤にデイヴィッド・クローネンバーグ先生が一役買っております。
非常にナイスでミドルなお姿でご登場です。


誘う女
うう、クローネンバーグ先生、素敵なんですけどぉぉ 


黒のロングコートと革の手袋が非常に非常にお似合いで、とても素敵でございます♡
イライラしているこちらの溜飲をうふふ♪と下げてくれる監督 さんきゅーです!

名作『ディナーラッシュ』でも思ったけれど、イタ飯レストランを経営するイタリアンの方って、マフィアとかこういういじられ方されますね。
イタリア系の方はあまりいい気分はしないかもしれないですが、『バダビンゴ』ってストリップ小屋には『ギャンドルちゃんが居るような気がする』っていうようなあくまでイメージのドリームですから♪


自分の夢にどっぷり浸かり、嬉々として1人カメラに語るスザーンが最後までイタい。
でも笑える。
皮肉なイジリ方はなかやかエッジが効いていてこーゆーの好きなんだな。
ストーリーは火サスか?だけれど実際の事件なんでね、しゃーないね。

因みに本物の事件のパメラ・スマートは1991年3月に終身刑を宣告され、現在も刑に服しているとのこと。
ま、そりゃそーだわな。


ニコールの変わらない感やらホアキンやケイシーの初々しさも楽しめるのでね。
ラスト、楽しげにスケートを滑るラリーの姉ジャニスの「ルンルン♪」は鑑賞者全ての代弁。
興味のあるかたは一度ご覧下さいませ。
なかなか楽しめます。



ケイシー可愛ゆす♥
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テーマ : 好きな俳優
ジャンル : 映画

『セブン』 グロで狂気 でも安定のA級

『セブン』 (1995)アメリカ
原題/Se7en
監督/デイヴィッド・フィンチャー
出演/ブラッド・ピット モーガン・フリーマン ケヴィン・スペイシー 他


あー6月半分過ぎたっす。
今年半分が終わるカウントダウンだよー 早ぇーなー やんなっちゃうなー。
どたばたしたりで、なかなかブログ更新できないんですよねー。
思い出したようにアップしてるので見捨てないで遊びにきてくださいね。
さて、最近劇場で新作をあまり観れていないんですが、CATVで日々垂れ流される作品はチェックするみーすけ。
今回 垂れ流すどころかがっつり食いついて再見した 『セブン』です。


Seven



アメリカ、雨の降り続くとある大都会。 
退職まで1週間と迫った刑事サマセット(モーガン・フリーマン)は新人刑事ミルズ(ブラッド・ピット)と組まされ、ある死体発見現場に急行する。
信じられないほど太った被害者男性はスパゲティの皿に顔を埋めて死んでいた。
司法解剖により死因は食物の大量摂取によるショックと腹部を殴打されたことによる内臓破裂と判明。
被害者は手足を拘束され、銃で脅されながら食事を強要されていたのだ。
犯行現場のキッチンで冷蔵庫の裏に犯人が脂で書いたと思われる「GLUTTONY(暴食)」の文字と、この殺人を手始めと示唆するメモを発見するサマセット。
時を置かず強欲と評判の敏腕弁護士が高級オフィスビルで血まみれになって発見される。
現場では被害者自らが腹部の贅肉をちょうど1ポンド分切り落とし、秤に載せているのが見つかる。
そして床には被害者の血で綴られた「GREED(強欲)」の文字が。
犯人がカトリック教の「七つの大罪」をモチーフにして殺人を続けていると気づいたサマセットは、引退する自分には扱えないと事件から降りようと考える。
しかし血気盛んな新人ミルズのサポートを上司に請われ 引退までの7日間 事件解決のサポートをする事になるのだったが・・・。


劇場鑑賞作品がSFやファンタジー続いて、お腹いっぱいだなって思ってるところにタイミング良くかかったこれ。
本来 こーゆードロドロでゲロゲロな人間の恐ろしさ、汚さ、エグエグ炸裂映画が好きなんだ ふふ・・・。
もうわたくし如きがあれこれ言うのもおこがましいですが、デイヴィッド・フィンチャー監督の出世作にしてサイコサスペンスの傑作。
1~2年ぶりに観たのだけれど、ホントに毎回観る度に新たな発見とか感想が溢れて、やっぱ好きな作品なんだなー。

あ、今回王道に有名な作品なので かなりネタバレです!
未見の方は気を付けてください!!



Seven
見よ! インパクト大のオープニング・クレジット!!

始まった途端のこの画像!
銀残しという現像方法でちらちらと鈍色に光る錆っぽいシルバーの画像と不況和音な音楽。
カイル・クーパーが担当したこのオープニング・クレジット、いやぁこれ流行ったねー。
本作公開後も似たような亜流(もしくはクーパー本人による)クレジットをサイコ系スリラー映画なんかでよく観た。
てか、未だに同じテイスト観るよね。
それだけ印象深いってことです。 
このクレジットだけで一気に映画の世界に引き込まれてしまうから。


Seven
「殺人事件 燃えるっすね!」  「うるさい」

引退間近のベテラン刑事とやる気満々のはねっ返りな新人。 最初に反発しあうのはもうデフォルトでしょ。
転任すぐに殺人事件を担当する事になったミルズは傍から見ても少々浮かれ気味。
そんなミルズを苦々しく眺めながらいいから黙って俺のやることを見ていろと、突き放すサマセット。
お約束なのだけれど二人のキャラクターや立ち位置がスルリと理解できる演出が上手いねーフィンチャー。


Seven
「紳士淑女の皆さん 殺人事件です」  (ふざけんな 怒)


まず本作の大成功の要因その一は主演二人の起用でしょう。
当時人気、実力ともメキメキとその頭角を確実なものにしていた(あ、今も。じゅりさんゴメンw)ブラッド・ピット。
実は本作のブラピの演技、彼のキャリアの中でも一二を争うほど好きなんですよ。
「ブラピの呪い」とみーすけが勝手に呼んでいる現象がありまして。
ブラピブランドのネームバリューが大きすぎて 主演になるとどうしても彼ばかりがフューチャーされてしまう。当然こちらももっともっととハードル上げて過度の期待をしてしまう。
彼の作品でわたしが「プラピいいなー」って思う作品って肩の力抜けたいわゆるアンサンブル映画が多いんですよねー。
でも本作でのピットさん(誰だよw)若くて向こう見ずながら脆い弱さのあるミルズに「なっている」。
演技力も魅力も発揮しつつのー、良い感じの抜け感。もちろん監督の演出ありきでしょうが、いやぁブラピの演技いいっすねーホント。


Seven
いーわーミルズ。  頑張れ「セルピコ」


で、ベテラン刑事に『許されざる者』でオスカー獲得、『ショーシャンクの空に』等に出て円熟の演技の頂点駆け上り中のモーガン・フリーマン。
あーもーやっぱ上手い。 
それしか言えん。
彼が映ってるだけで画面に魔法が溢れ、グイグイと映画に引きこまれる。
最近の「右も左もモーガン出とる」状態のふんわりやっつけ仕事なんかでなく本気度溢れる納得の演技。
ねえねえ、最近の垂れ流しはいかがなもんかモーガンさん?

Seven
うっしっし!  儲けてまっせ! 


これって、サイコサスペンスだけど、若い刑事がベテランに教育されながら成長する裏バディムービーでもあるんだよねー実は。

Seven
猟奇殺人裏バディ映画だとよ   へぇ・・・



それから本作何が 「うふふ」 かと言うと(個人的にですけどー)とにかく事件の被害者の猟奇的な殺され方。
初っ端から出てくる超肥満男性の机上死(?)ね。
人間て食い過ぎが原因でショックで死ぬんだ・・・と。
明りのない薄暗いリビング。サマセットたちのフラッシュライトに照らされ浮かび上がるおどろおどろしいキッチン。
床やテーブルの上をG●●●(個人的自主規制)がかさかさと動き回り ああ、もうわたしこれだけで全身鳥肌です!!
見えそうでよく見えない画面展開がこちらの恐怖心と不思議な興味を掻き立てるんですよ。
超ミニよりも深いスリットのロングスカートって事か?!(よく分かんない例え?)
なんせこの最初の殺人「GLUTTONY(暴食)」場面、堪んねーっす。


Seven
第二の殺人  床に書かれた「GREED(強欲)」

本作が煽るだけのB級サイコホラーと一線を画しているのは(出演者が一流なのはちょと置いといて)、意外とグロテスクな殺人現場ってバッツリ映ってないんですよねー。
あ、凄いのもありますけどね。
でもそのものずばりの死体って このオデブさんと、死体ではないけれど途中に出てくる「SLOTH(怠惰)」の餌食の被害者。
それから「PRIDE(高慢)」だけれど、これなんかちょとアートぽくてスタイリッシュにさえ感じてしまう(鬼畜?すません)

Seven
「SLOTH(怠惰)」 ごろごろ寝るの大好きだけど これはヤだ

Seven
ちょっとしたアートのような「PRIDE(高慢)」の殺人現場  犯人の偏執ぶりがパない


アートと申しましたが、なんだかスタイリッシュに見える要因は画面の色使いに特徴があるからではないでしょうか。
フィンチャー監督がこだわったシルバーな画面に注し色の如く印象的な「緑」が使われている点。
映画の冒頭で寝起きのミルズが飲むコーヒーのマグカップがファイアーキング社のグリーン。
現場で刑事たちが嵌めているラバーグラブ。
サマセットが訪れる図書館の読書灯。
街頭配布のチラシ、フラッシュライト などなど・・・
本作の特徴とも言える雨の多い薄暗い街並みのシーンに、ふんわりと光陵を落とされたやわらかいグリーンが映えて独特の雰囲気を生み出しています。
読書灯は初見に印象的だなぁと感じたのだけど、他は何回か再見して気付いていった事。
こーゆー発見があるから 同じ映画を何度も観るのって止めらんないんだわーー。

Seven
ファイアーキングのマグって高いんだぞー  この色いいねー


さて・・・、今回再見して特に気になったのが一連の殺人事件の犯人ジョン・ドゥ。 
ケヴィン・スペイシー演じるところの謎の男ジョン・ドゥ。
実は初見時にこのジョン・ドゥの描き方に多少「ん?」って思ったんですよ。
自らの指紋を削り、一切の身元に繋がる情報を隠蔽し、仕事もなく、しかし資産がある謎の男。
本作はこのジョン・ドゥが「なぜ」犯罪を犯したか、「どうして」こんな人間になったかとか、犯人のバックボーンに一切触れない。
当時のわたしはそこがもっと知りたいのになぁと 観終わったあとに少し残念に思った。
で、月日は流れ・・・ つーてもたぶん1~2年後。
ソフト化したので再見したんです。
そうすっとねー、初見時に「もっとそこを知りたいのにな」と思ったジョン・ドゥの人となり。
謎であればあるほど映画をよりディープに闇に病みに導いてるのが分かって あーわたし浅かったー!と。


Seven
はい捕まえてちょーだい! と自首するジョン・ドゥの意図は??


1995年制作だから20年前の作品。
少なくともその頃のわたしの中では、「病んでるから」という理由でああいう犯罪を犯す人物像に頭の回路がついていけなかったんだなーたぶん。
あれから何度も観てるけど、その度にジョン・ドゥという男の狂気と病みと闇が「そーゆーのあるかも」と受け止められてしまってる自分がいるんですよ。
だって20年後の今、映画の中のような犯罪が日本のあちこちでしょっちゅう起こってるんですよ。
生きていたくなくて死刑になりたいから人を殺した。 一度人を殺してみたかった。
理解できない動機。 
こちらは何もしてないのに、たまたまチョイスされてしまい被害者になってしまう。
そういう事件ががあの頃より明らかに「理解」できる自分がいる。
20年前イマイチぴんとこなかったジョン・ドゥの闇が「ありだな」と思えてしまう自分ってなーと暗澹たる思いです。


Seven
気持ち悪  スペイシーさんはこの年『ユージュアル・サスペクツ』でオスカーゲットと当たり年でした


Seven
ねーねー、すげー普通な役って珍しくね?


そうそう、ガニーことR・リー・アーメイがサマセットたちの上司という普通の役(!)で出演してるんだけどね。
撮影前のオーディションでアーメイさんががジョン・ドゥを演じたのを監督やブラピ、モーガンさんが見て
「なんというか、容赦が無さ過ぎる」という理由でボツ!
結局ケヴィン・スペイシーで決まったという経緯があったそーな。
なんか、うん、ちょっとその容赦が無いってのに笑えるけど納得できたりして・・・。


Seven
やかましいぞこのおフェラ豚め!!!  しょええ~すません!!

あ、余談ですが、Twitterに「ハートマン軍曹bot」ってあって軍曹のセリフが定期的に落ちてくるようですなんだそりゃ(笑)
興味のある方はどぞ。

閑話休題。
まあしかし、この映画やはりラストのブラッド・ピットの顔芸、もとい 表情演技の素晴らしさ無くして語れないのでは?
ミルズの心の中の葛藤を非常に的確に繊細に演じるブラッド・ピット。
何かを悟ったように無表情になり「ある行動」を取るラスト。
この一連の流れが素晴らしい。
毎回このブラピの演技に「あ、ヤラれた」と、鳥肌立つんだよな。









ふえぇぇー
実は昔はこのシーン、痺れはしたものの
この後のサマセットのヘミングウェイの引用の方にうわっ!ってなってたのよ。


ところが今回ブラピの演技で泣いてしまった。
何度めの鑑賞やねん!とセルフ突っ込みしながーらーのー涙ポロリん。
いつもより深く響くサマセットのモノローグ。


ヘミングウェイが書いている。

「この世は素晴らしい 戦う価値がある」

後半部分は賛成だ。


うおおおおお!せ、切なス・・・💧
やっぱ名作ですこれ。
演出、脚本、演技、カメラワーク、そして音楽(ボウイさんです♪)
フィンチャー監督独特の毒が炸裂しながらも下品なB級映画にならない絶妙な塩梅。すばらしーー。
おお!、と思った同士の方。
再見してくださいよ是非とも!!

あーしかし切ない。
じゅりさんところで昨年見せてもらった
YouTubeの
「ミルズはご飯を食べたいようです」
を見てホッとしたいなぁ~。
じゅりさんお願いリンク送ってーー!(笑)


※※※
じゅりさんのご厚意で上記の素敵なYouTubeの記事トラバ送っていただきました!
是非ともご覧下さい。
ミルズの悲しみを別の視点から捉えた『字幕の傑作』です(笑)







ところで・・・驚いたことに競演のグィネスの画像や詳細が一切無いのに今気が付いたぞ!
すません わたし彼女苦手なので今回特筆は無し。
潔し! てへ♪


無視なの?   ええ無視です

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『トゥモローランド』 未来の夢の国にいきたいかー?! いえ、特に・・・

『トゥモロー・ランド』  (2015) アメリカ
原題/ Tomorrowland
監督/ブラッド・バード
出演/ジョージ・クルーニー  ヒュー・ローリー  ブリット・ロバートソン  ラフィー・キャシディ 他


Tomorrowland




17歳のケイシー・ニュートン(ブリット・ロバートソン)は、ある日、自分の荷物の中に見慣れぬピンバッジを見つける。
そのピンバッジに触れると、彼女は未知なる世界へ紛れ込んでしまうのだった。
現在とは比べようのないほどテクノロジーの発達した『その場所』は遠い未来の地球のよう。
しかしピンバッチのバッテリー切れと同時に現実世界へと引き戻されてしまうケイシー。
もう一度夢の世界へ戻ろうとするケイシーの前に、ピンバッジを彼女の荷物に紛れ込ませた謎の少女アテナ(ラフィー・キャシディ)が現れる。
アテナは全てが可能になる場所 『トゥモローランド』 に再び訪れたいのならば、フランク・ウォーカー(ジョージ・クルーニー)という男を訪ねるようにとケイシーを導くのだったが・・・。


Tomorrowland
このピンバッチを触ると・・・


Tomorrowland
ケイシーの目の前にホログラムのように浮かび上がる未知なる世界


Tomorrowland
この『Tomorrowland』という世界は一体何なのか? 


Tomorrowland
『Tomorrowland』の謎を知る フランクの本当の目的は?


週末のリー様御逝去ニュースのショックか喉腫らして熱出したみーすけです。
まだまだ修行が足りんわ。
熱出す前の夜にリー様ショックを兄貴で癒そうとこれ観に行ってきました・・・って熱はこの映画のせいか?


ディズニーランドにある「トゥモローランド」というテーマエリアは、実はウォルト・ディズニーが生前から秘密裏に進めていた壮大な未来へのプロジェクトを覆い隠す、壮大なカモフラージュだったとしたら?
というアイディアから生まれた本作。
ディズニーとエジソンやテスラといった20世紀初頭の科学者たちが科学と知識の限りを集結して生まれた『トゥモローランド』。
その謎をめぐり、冒険に憧れる17歳の少女ケイシーと、『トゥモローランド』の存在を知る中年発明家フランク、そして、謎の少女アテナが出会い、繰り広げられるスリルとサスペンスとアドベンチャーな世界。
果たして『トゥモローランド』の謎とは!?
なぜケイシーは選ばれたのか!?
フランクが秘めている本当の目的は!?

というSFアドベンチャーロマン。



刻々と刻まれる何かへのカウントダウン!これって??



あーた途方も無いこと考えてたのね。トニー・スタークのパパかっつーね



超お金がかかったSFファンタジー!
ああ・・・大好きな兄貴の映画なのに、ノレなかったぁぁぁぁ💧


まずですね、物語が核心に触れるまでの序章が長くて退屈しちゃった、すまん。
どーもねーやっぱねー世間の毒に浸ってるみーすけとディズニーのドリームなワールドはソリが合わないのかねー。
子供があれこれ頑張ってるのは可愛くていーんですけどねー、正直「SFファンタジー苦手なんだなー俺」と心の中の誰かがつぶやく・・・。
いや、うん、すんごいのよ映像とか
すっごくお金使ってるわー!って。
序盤のもーいーんでね?っつーぐらい魅せるトゥモローランドのあれやこれや。
でもノレない。
何故か?
いろんな「?」が気になって・・・。
観ながら色んな疑問が浮かんでしまうのだ。



で、結局『トゥモローランド』て何?


疑問1)
果たして『トゥモローランド』の謎とは!?  
これって わたしの理解力不足かなー。
もーふわっとしすぎてこの『トゥモローランド』の立ち位置がすっごく分からん。
皆が「?」ってまず思うのって絶対そこだと思うんだけど・・・。
物凄く好意的に低姿勢であらんかぎりの想像力を働かせていいように解釈しようと思うんだけれど、この『トゥモローランド』の全貌が、どこにあるのか、住んでるのはどんな人たちなのか、地球とトゥモローランドのリンクの理由は?とか肝心な所が分かんなかったの。
ごめん!頭悪くて!!
でもそのふわっとしたとこを想像するのがわたしたちの務めよ!
だってディズニーだもん!


疑問2)
なぜケイシーは選ばれたのか!?
何かの試験が70点超えしてたらしい・・・何それ?なんかふわっとし過ぎよその辺も。
もう可愛い17歳だから!って言われた方がいっそ「あ、なーるほど」って思えるわ!
もーここは突っ込んではいけないね。選ばれし17歳なのね!
可愛いは正義!
だってディズニーだもん!



なんで?


大疑問3)
フランクが秘めている事とは?
そして彼の本当の目的は!?
これは辛うじて、わかるかな。 
地球の未来を守って素晴らしい未来=トゥモローランドを構築する事・・・かな?
んん?あ、地球の未来を素晴らしいものにする事かな?
それはそーよね。
うんそれは分かる!
でもエンディングのあれこれと地球の未来とトゥモローランドの関係がイマイチリンクしなかった。
なんかもー知らんけどディズニーだからいーやって思っちゃえ !
いえ、決して投げてないよ!



決して貴方をディスってはいません


もーみーすけの感性欠如か映画のふんわりし過ぎな説明不足が原因かわからーーん!ノレない!すません・・・。


あ、でもね、退屈モードな前半過ぎて、中盤兄貴が出てきてから、彼らが謎の敵に(よく分かんないけど)追われるあたりから俄然食いつき気味になるんだから、わたしも調子いーよね(笑)


Tomorrowland
バスタブロケット!! 一緒に乗りたいーー♡ 


やっぱ映画って魅力のある役者が出てるって事がいかに大きなポイントか!
お金のかかったCGもSFX、特撮技術も、可愛い子供の熱演も、ジョージ・クルーニーのひげ面アップに負けてしまうというね。
いや、やっぱさー兄貴出ると画面が締まるし、可愛い可愛いフランク少年が何かに悲嘆して50面の発明おっさんになってしまった経緯は観ててやっぱり萌えるし、可哀想で可愛いのだ。


Tomorrowland
この可愛いフランク少年が

Tomorrowland
このシッブいおじさんになるわけだけど・・・


Tomorrowland
若干兄貴似の目回り濃い少年だけど、可愛い成分盛りすぎじゃね?


Tomorrowland
てか当時の兄貴 これだしさ。
 

さて、中盤以降兄貴の存在感と納得な演技力のお陰で、あ!これいー感じに乗ってきた!!
凄い凄い! エジソンとかテスラとか絡んでたの?!
パリのあれが!?
うわーーん!凄いぞ!
ってこの辺りでみーすけの期待指数fullに振れたんだけどねー!。
このあとがなぁぁぁ。
続かない。
つーか語りが不親切。
広げたものを丁寧に畳む事無く、ストーリーは進む。
1人取り残されるみーすけイン劇場。
ごめんね頭悪くて。固くて。ディズニードリームが通じなくて!!
これでも『アルプスの少女ハイジ』を見たら未だに涙腺崩壊する大人なんだけどね!
もう1人みーすけの萌え役者、ヒュー・ローリーが出てなかったら、兄貴、ごめん、この映画のレビュー書けなかったかも・・・。



本作のもう1人の萌え担当『House』のヒュー・ローリー♪ 長い♥


そこまで悪くない。
でも手放しで褒められない。
これ、ターゲットの絞り混みにも失敗してるのでは?
徹底した子供向け映画では無い。子供が観てわかるんかな?って思う。
逆に大人にはフワーッと内容も詰めも甘くて、映画が伝えたい理想とか、夢とか、希望とか、そーゆーテーマは分かるんだけど、肝心のストーリーが中途半端に破綻して纏めてくれないから、最後に「で!?」ってなる。
ファンタジーに徹するならもっとドリーム全開にするべきだし、大人用にしたいならもっと痛々しい所を突っ込んで描かないと、こっちの善意の理解力を頼ってはいかんがな。
ジョージの熱演が勿体ない。

珍しく辛口になっちゃった。
なんせこっちはリー様ショックで喉で咳で熱なんだ!!


あ、でもアテナ役のラフィーちゃんが超絶きゃわいい!もーんの凄くきゃわいい!!


きゃわいいは正義だなぁ~


あとちゃんとプロモーションで来日してくれた兄貴の素敵さね。
インタビュー時に地震があって、そんときの対応が頼りがいがあって萌えたわーー♥


兄貴、アマルさんと寿司食いました?

まあでも、本当に今の世の中ディズニーが夢に描いた素晴らしい世界とは遠くかけ離れた悲しいような状況です。
悲観ばかりして、ピシミストになってないで、善くなるように皆で努力していこうよ!って言いたい映画なんだよね。
うん。
映像はどきどきするほど楽しいし、割り切って楽しもうとしたらだいじょーぶなんで。
そこは文句無いです。

でもなー、兄貴の大人映画観たい。
『グッドナイト &グッドラック』でも観て溜飲下げよう。
喉痛い・・・💧
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tag : ジョージ・クルーニー

追悼 クリストファー・リー

嗚呼・・・力抜ける・・・凹む・・・。
夕べ テレッテレッテッテ~♪といつものようにTwitterチェックしてたら落ちてきた訃報。
サー・クリストファー・リーが6月7日に 93歳で亡くなってしまいました。


Christopher Lee
本当に本当にお疲れ様でした・・・


本名 クリストファー・フランク・カランディーニ・リー (Sir Christopher Frank Carandini Lee)
1922年5月27日 - 2015年6月7日没


Christopher Lee
なにこのイケメン♡


ロンドン出身の超ベテラン俳優 リー様。
出演映画は250作を超え、「世界で最も多くの映画に出演した俳優」としてギネスにも記載されてます。
最近では『ホビット・シリーズ』やチョイ前は『スター・ウォーズ』に出ている姿が印象的ですが、洋画劇場を観て育った世代には、やはりリー様は「怪奇映画の大スター」。
そう、吸血鬼ドラキュラとしての印象が大きかった。
毎年夏になると彼が黒いマントをなびかせ、そのノーブルで面長なお顔の牙を剥き出し、充血した眼で婦女子を襲っていた姿が洋画劇場でかかっていました。
3~4歳の幼稚園児だったわたしは すっかりその姿に夢中に。
思えばこれが初恋ですわ えー、それが何か?
今の面長好き、イギリス方面役者好き、ホラー映画どんとこいな趣味嗜好はこの頃に培われたものかと。
わたしの映画の、好みの原点がサー・クリストファー・リーなのでした。
詳しい来歴やキャリアなんかはググったりウィキったりしたらすぐに分かるので、これを機会に皆様もう一度彼の過去や業績を振り返ってみてください。



さて、リー様、貴族の血を引き、7か国語を話す語学の天才、1939年の冬戦争では義勇軍として参戦し、第二次大戦中も空軍に所属し退役したころは大尉。
『007』の原作者 イアン・フレミングを従兄に持つのは有名な話。
家柄、身分、学問に秀で、剣術や馬術にも優れた才能を発揮。低く響くナイス・ヴォイスは痺れるほど素敵。
そんなリー様も役者人生の始まりは煌びやかなものでなく、スタントマン的扱いだったそうで。
記念すべきハマー・フィルムの第一作は 193センチとも196センチともいわれる身長を活かした『フランケンシュタインの逆襲』。


Christopher Lee
程よく腐っております・・・


でもなんてったて、これでしょう。
『吸血鬼ドラキュラ』のドラキュラ伯爵のリー様が 幼心に一番グっとキました♡
子供の時にドキドキしてほんとにほんとに好きだった、あの黒いマントに長い顔。


Christopher Lee
うおおおぉぉぉぉ!! これ見てなぜか萌えるんだぁちくしょーーー!!


こちらも好きな俳優 ピーター・カッシングとの夢の競演作品がいっぱいありますねー。
ここ最近でインパクトがあったのが『ゾンビ特急地獄行』ってあるんですけどねー。
リー様もカッシングもモンスターでなくてー学者とか医者とか一般人の役なんですけどねー。
無駄にテリー・サバラスまで出てるんですけどねー、肝心のクリーチャーがちっともゾンビでなくてねー。
チルド冷凍のネアンデルタール人って感じなんですけどねー。
ここ1年以内のシネフィル・イマジカで落ちてたので、観た方も多いのでは?
HDDに保存してるんで また週末にでもチェックしよう。
・・・・・あれ、ホント 不思議な映画だったなぁ(笑)


Christopher Lee
面白いか?と聞かれたら困るんだけど(笑)  何とも言えない不思議な魅力が・・・


そりゃ250本も映画に出れば味噌もクソもあるでしょう! あれこれ雑多でいっしょくたでしょう!
ドラキュラはじめホラー作品は数知れず。
似たようなのもごろごろあるので、観てても未見作品なのか、鑑賞済みなのか分かんないという(笑)
でもねー、それでもねーそのB級感がたまんないんだなー。
小学校の頃 早めに学校から戻ったら昼の吹き替え映画のおしりのところが見れたりした。
いわゆるひとつの「関西版 午後ロー」的カテな番組だったんでしょう
リー様のホラー作品が70分位のぶつ切りになって流れてた(笑)
ああー懐かしいなぁ。


Christopher Lee
リー様と 盟友ピーター・カッシングとホラー仲間wのヴィンセント・プライス  違う意味で輝いてるね!


ホラーだけでなく、舞台で鍛えた素敵な声と長身でノーブルな外見を活かしてキレものの悪役やシェークスピア、コスプレもの、ミステリーの探偵役などなど そのキャラクターの守備範囲はめちゃ広くて。
やはり『スター・ウォーズ』と『指輪・ホビット』シリーズが有名かな。

Christopher Lee
フェンシングの腕を ライトセイバーに活用  芸は身を助く!

Christopher Lee
原作者のトールキンに会ったことがあるって・・・w

わたし的には『007』好きなので、『007 黄金銃を持つ男』のスカラマンガが好き。
ボンドが殿堂入りダーリン サー・ショーンではないのが残念。
ロジャー・ムーア版はなんというか大人のファンタジーとギャグが炸裂しすぎてて あまり好みではないんです。
そんな中冷たい硬質なイメージのスカラマンガを演じたリー様はやはり素敵なのでした・・・。

Christopher Lee
イケてる♪  ほんとは『Dr.NO』をやる話があったとか

他にもいろいろ ホントいろいろ演ってます。

Christopher Lee
『グレムリン2』では ちょっとお茶目な感じだしー


Christopher Lee
ティム・バートン作品にもよくご出演  これは『チャーリーとチョコレート工場』のウォンカのパパ


わたし『ホビット・シリーズ』がちょと苦手で、『指輪三部作』しか観てないんですよ。
なのでリー様を最後にスクリーンで目にしたのは、昨年の観た『リスボンに誘われて』でした。
映画の中で杖を突かれていましたが、舞台仕込みの低いお声は少しも衰えることなくさすがでした、


Christopher Lee
かつてドラキュラ伯爵でブイブイいわせてた人が、神父姿ハマってるんだもんなー(笑)


それと、ここ最近でいっちゃん「うへぇ!」と思ったのが 昨年のこれ

Christopher Lee

へ、ヘビメタて・・・。
これねーさすがに買ってないですけどねー、You Tubeとか探してみてください。
「マイ・ウェイ」とか浪々と歌われております。 
ものっすごく不思議に素敵なんだからー! 何がって? 声が!!
なんか舞台を観てるような・・・さすがシェークスピアもこなす舞台役者。 92歳にして その声のハリがちがいます。
役者以外でも素敵な声とキングス・イングリッシュを活かして、朗読やナレーションなんかもされてました。
多岐にわたってアグレッシブに活動されてたリー様。
下手したら、この人このまんま死なねんじゃね? 100歳超えまでいけんじゃね?
なんて思ってたのですが・・・。 

でも生涯現役を貫いたリー様。
素晴らしい役者人生ではないでしょうか。
ほんとにほんとにお疲れ様でした。
たくさんの映画をありがとうございます。
天国で先に旅立ったピーター・カッシングが、ヘルシング教授の姿で十字架持って待ってるかも!
紅茶でも飲みながら、一緒に映画談議を交わしてください。

おやすみなさい みーすけの初恋の人。


Christopher Lee
いっぱいいっぱいありがとうリー様♡
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いらっしゃいませ
天邪鬼なので映画の好みも多少偏りありです
毒も吐き、妄想も垂れ流しますが笑って許してくださいませ
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