『007 スペクター』 スパイ映画祭りオーラス

さてと、2015年夏以降盛り上がったスパイ映画祭り(勝手に)。
トリを飾るのはスパイ映画の原点、老舗の暖簾を守り続ける007シリーズ新作『すけぺたースペクター』です!



『スペクター』(2015)イギリス
原題/Spectre
監督/サム・メンデス
出演/ダニエル・クレイグ  クリストフ・ヴァルツ  レア・セドゥ  レイフ・ファインズ
    ベン・ウィショー  アンドリュー・スコット  モニカ・ベルッチ 他


Spectre


メキシコシティ、「死者の日」。
ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、一人の男を追っていた。
祭りで賑わう街を巻き込み壮絶な追跡劇を行うボンドが男からもぎ取った指輪には奇妙なアイコンが刻印されていた。


Spectre


帰国後メキシコでの単独行動を上司M(レイフ・ファインズ)に激しく叱責されたボンドは無期限の謹慎処分を受けてしまう。
メキシコで掴んだ「青白い王」という手がかりを元にボンドはローマへと向かうのだったが・・・。

前作『スカイフォール』から続くダニエル・ボンドの第4弾。
監督は今回でシリーズ監督は最後と語るサム・メンデス。

メキシコでの大立ち回りから戻りMに大目玉を食らい無期限の停職謹慎を言い渡されてしまったボンド。
実はボンドの単独行動は”スカイフォール”で命を落とした前上司M(ジュディ・デンチ)から受け取った
「私に万が一の事があった場合この男を追いなさい」という遺言メッセージによるものだったのです。


Spectre
くぅぅぅ・・・死して尚国益のために尽くすM(涙)


そんなボンドの元へマネーペニーが持ってきたのは焼け落ちた「スカイフォール」から回収されたわずかな残留物。
その中にあった一枚の焼け焦げた写真。
両親を亡くした幼いボンドと彼の養い親と思われる男性、そしてもう一人写る男の姿が。


Spectre
誰?何?


一方ロンドンではMI-5の新責任者 ”C”ことマックス・デンビー(アンドリュー・スコット)が組織の大幅な改正を進めていて、00部門を「時代遅れ」と評しMI-6をMI-5に吸収し閉鎖の方向へ持っていこうとします。
『MIRN』でもIMSがCIAに取り込まれてベンジーが籠の鳥になってたよねー。
躰張って頑張るスパイ活動が時代遅れ扱いになり、諜報の要は「マンパワー」より「情報」という時代になったってことでしょうか。
下手したら自分の立場も危ういのに、ボンドは勝手し放題だし、Qやマネーペニーは言う事聞かないし、胃薬持ってきてちょーだい!な、中間管理職の悲哀M。


Spectre
情報社会なんだっつーの、全くロートル野郎らが...


Spectre
いろいろ大変なんだから勝手しないでちょーだいよ! ストレスで生え際キてます


そんなMの苦労なんて激スルーなボンドは謹慎の停職なんて無視。
Qを抱き込み、009用に用意されたアストンマーティンDB10を勝手に拝借し一路ローマへ向かいます。
一体Mが示唆した謎の組織とは?
「青白い王」とは誰を指すのか?
Cによって解体の危機にさらされるMI-6の運命は?
ボンドを待ち受ける運命やいかに?!

Spectre
急所ぶち抜かれた体のボンド。 自慢のマグナム(推定)は無事なのか?!


ってー感じの新作ボンドのテーマは、タイトルそのままズバリ悪の組織「スペクター」。
やりたい放題でMI-6のみならず全世界に迷惑をかけていた犯罪組織スペクターが『ダイヤモンドは永遠に』(1971)を最後に、ふっつりとその姿をシリーズから消します。
一体なぜ?組織壊滅か?!
実は「スペクター」の名称等の権利を巡って原作者イアン・フレミング側と製作者の間に訴訟問題が起こってたんですねー、大人の事情だったんですねー、今回金で解決できたんですねー。
とゆーわけで・・・
みなさまー!悪の組織スペクターが戻ってまいりましたよー!!

Spectre
よくよく見たら可愛いんですけど・・・

新旧ファンの賛否分かれる意見を見聞きしますが、皆さんいかがでした?
みーすけ楽しかったなー、おかわりしたもんなー♪
冒頭ボンドのテーマが流れガンサイトが揺れてバーーンってなるあれな、あれw あれだけでアドレナリンがドバ!ってね、うん、出る出る。
007ってテーマ音楽や「ボンドイズム」みたいのが躰に染み込んでるんって感じなんだよなー。
続いて掴みのアクションがありーの、その後にメインテーマが流れ出す一連のオープニング・シークエンスでぐあああぁぁってなるよね?なるなる。
今回のはちょっと蛸タコしすぎて若干笑っちゃいそうになりましたけど。
なにもあそこまで蛸推しせんでもなーw
まあいいや。

Spectre
萌えてもらいます・・・。


で、本編どーだったかってーと、老舗のクラシック・ボンドっぽい印象が強いなーと感じました。
ボンドらしいボンドと言うか、古式ゆかしいボンドとゆーか。
わたしの愛する殿堂入りダーリン、ショーン・コネリー風味ボンドの薫りが・・・。
緊迫したアクションの後に差し込まれるちょっとした笑いとブラックなユーモア。
キメ台詞の応酬。
ダニエル・ボンドになってから抑え気味だったそれらが今回随所に使われててサム・メンデス監督の過去作へのリスペクトやオマージュを強く感じちゃった。
意識して演出してるよね、そらそーだよね。


Spectre
これな!これ!!


映画の出来不出来関係なくショーン・コネリーのボンドが一番好きだなぁと思ってる人なので、クラッシックボンドを彷彿とさせるシーンが出るたびに
「あ、コレってもしかしてアレか?」とか
「おおおお!正にあれのオマージュ??」なんてニヨニヨしちゃいましてね。


白タキシードは『ゴールド・フィンガー』だし

Spectre
はぁぁ素敵❤


船上でのドンパチや列車の中での格闘激は『ロシアより愛をこめて』だし

Spectre
帽子が可愛いよー♪


別に観てなくても体制に支障はないけれど、観とくとより楽しめるので初期のコネリー・ボンドを復習しといたら如何でしょうか?

あ、でもダニエル・ボンドとして総括的だった本作。
ダニエル版の過去作復習は必須かと。
登場人物が分からなかったらオープニングから「ん?」ってなるし、内容も過去の出演者を引っ張ってますからね。
『カジノロワイヤル』~『スカイフォール』の復習は必ずね♪


さて、今回共演の悪役はクリストフ・ヴァルツ。
このキャラ、何でそこまで?な動機だなー、と若干引いたけどまあ007だしー。
若干しゃくれ気味な口元に冷笑を浮かべ淡々とボンドを追い詰めるブロフェルド。
なにあんた極度のファザコン?変名の理由とか歪んでますね~。
ただ若干キャラが弱かったかなー。
不気味さのスパイスがちょと不足つーか。ヴァルツさんてコミカルな味の印象が勝ってるからなー。
でも飄々とした顔で結構えげつない事するので、だいじょぶよーん(何が?)


Spectre
病み方ハンパないのでぜひ精神科通院を勧めます


どっちかってーと、Cのアンドリュー・スコットの顔芸の方がインパクトあった。
『シャーロック』のモリアーティで大ブレイクのアンドリュー。
睨みの演技はお任せ。でも最後あっけないのは、やはり諜報関係者は実戦経験必須なんだなーと切実に我思う故に我あり。


Spectre
映画の中で一番の悪相じゃないかアンドリューww


ボンド・ガールのレア・セドゥは若さ可愛さが先走っちゃって、ボンドに合う?って思ってたけど、ドレス着せたらばっちりグラマーでさすがの迫力。


Spectre
やるときゃやるわさ。

『MIP ゴースト・プロトコル』の殺し屋サビーヌ・モロー役が好きなんだなー。
サイレンサーでパスパス人殺しちゃう冷たい表情がむしゃぶり付きたくなるほど魅力的だったわー。
飲み過ぎた次の日みたいに若干浮腫んだ目元もセクシーだわ(褒めてます!)


Spectre
あれ?二日酔い?  違ぇぇーーよ!!


あとこれぞボンド・ガール扱いだったモニカ・ベルッチな。
ポスターで谷間ばーーーん!だけど、ストーリー的にはいわゆる一つのボンド・ガールです。
イタすことイタしちゃってスッキリしたボンドを次なるステップへ導くただのヒント的役割ですねーそれだけですねー。
でもボンド映画にはこれが必要なんですよねーきっと。


Spectre
ええ~旦那の葬式の夜にいきなりですかぁぁ


ガジェット担当”Q”に、人気大爆発のベン・ウィショー。
ウィショー君演じるQの理数系男子っぽいKYっぽい可愛さに腐女子がキュン♪
ボンドに振り回されて可哀想。
彼はそのうちボンドにガジェット盗まれないようにオフィスで寝泊りする羽目になるかもね~ん。


Spectre
勘弁してよ。 お察しします。


あと一作契約あるものの撮影後のインタビューで「もーやりたくねー、出ねー」、なんてちょっと燃え尽き症候群になってたダニエル・クレイグ。
それほど今回のアクションが体に堪えたって事かしらん。プロデューサーも兼ねてたから大変だったんでしょうね。


Spectre
うっひょよ~~! 愉しそうだけどね。


ラストの名乗りで痺れまくった衝撃の『カジノロワイヤル』から早9年。
ボンド映画の流れを変えたダニエルの功績って凄いと思います。
ブロンドで180センチ無い外見なんてあり得ない!って。
でも蓋を開ければこのクオリティ。
久しく007を劇場で観る事から遠ざかっていたわたしをぐいぃんと引き戻してくれたもんね。
ラストの微笑みかわす二人に『女王陛下の007』をちょと思い出し、あれ?大丈夫なのぉぉ?っと若干不安を感を煽られ、ボンドは幸せにはなれないんだろーなってふんわり薫るとゆーか。
あと一本!頑張ってあと一本出てほしいな。


Spectre
ぴっかぴかで痺れた『カジノロワイヤル』のラスト。


Spectre
はぁ~9年経てばダニエルもさすがに老けたなー。

『カジノロワイヤル』や『スカイフォール』程の名作感はなかったけど、これはこれで集大成的に纏まってて良かったと思います。
やっぱスパイ映画は007だよなーと。
ダニエルのフェロモン、ヴァルツのしゃくれ、レア・セドゥの魅力、ウィショー君の可愛さ。
老舗のさすがさを堪能してください!


さて、気の毒早い映画業界は既に次のボンド候補をあれこれ模索してるみたいですが。
えー、ファスでいーじゃねーのー?って思ってるみーすけの最近のお約束。
今日のファスコーナーです。


※※ファスのちょっといい話し※※


Steve Jobs
いやぁぁぁん!!♡


今回劇場でやっと初めて『Steve Jobs』のトレーラーを劇場鑑賞!
いやー、PCやスマホで何回も何度も観たくせに、やはり大きな画面で観る動くファスのインパクトはすげーわ。
体震えるわ。っつーか涙出たわww
『Steve Jobs』のトレーラーを席から身を乗り出して涙目で観ている女を見かけたらそれは恐らくみーすけです!
どの映画もトレーラー流してくれ!っつーか、早く公開してくれーー!

今日のファスコーナーでした。
さらば!!

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『黄金のアデーレ 名画の帰還』 デイム・ヘレンは格が違うぜ

『黄金のアデーレ 名画の帰還』(2015)アメリカ=イギリス
原題/Woman in Gold
監督/サイモン・カーティス
出演/ヘレン・ミレン  ライアン・レイノルズ  タチアナ・マズラニー他



黄金のアデーレ


1998年、ロサンゼルス。
マリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)は亡くなった姉の遺品の中から彼女たちの故郷オーストリア政府に対し戦時中にナチスにより没収されたある絵画の返却を求めた書簡があるのを発見する。
グスタフ・クリムトの世界的名画「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」は、マリアたちの叔母アデーレを描いた肖像画だったのだ。
姉の要求は却下されていたが、法改正により近々過去の訴えの再審理が行われるのを知ったマリアは、友人の息子で弁護士のランディ・シェーンベルク(ライアン・レイノルズ)に相談を持ちかけるのだったが。


黄金のアデーレ
まじキンキラキンのアデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像


黄金のアデーレ
叔母のアデーレと幼いマリア  


黄金のアデーレ
オーストリアに渡りマリアとランディは叔母の遺言を調べるが...


アメリカに暮らす82歳の女性がオーストリア政府に対し「オーストリアのモナリザ」と称されるクリムトの世界的名画 ”アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像” を「返却せよ」という訴訟を起こした実話を『マリリン 7日間の恋』のサイモン・カーティスが監督。
主演はみーすけが愛してやまないデイムの称号を持つイギリス人女優ヘレン・ミレン様♡
若きアメリカ人弁護士ランディに、スカ子→ブレイク・ライブリーと、いい女を渡り歩くライアン・レイノルズ。


ロサンゼルスで小さなブティックを切り盛りしながら暮らすマリア・アルトマンは唯一の肉親であった姉を亡くしたばかり。
姉の棺に掲げられたダビデの星。マリア達姉妹がユダヤ人であることが分かります。
姉妹は裕福なユダヤ人資産家の子女だったのですがナチス侵攻下のオーストリアからアメリカに逃げてきており、当然家、財産、多数の美術品まで全てをナチスに略奪されていました。


黄金のアデーレ
ほんとマジむかつくファッキン・ナチ!


その中にあったのが、あのクリムトの絵画”アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像”
これはマリアの叔母アデーレを描いたもの。戦後絵画はナチスから返還されます。
しかし叔母アデーレの遺言を元にオーストリア財産として美術館所有に。
亡くなった姉はその遺言に不備があるとして肖像画の正当な所有権を求めオーストリア政府に返還を求め、訴えを却下されていたんですね。
なんとか再審の道はないかと模索するマリアと若き弁護士ランディが出会い、共にオーストリアに渡り絵画の所有権を決定づける証拠を求めて調査を始めるのですが・・・。

黄金のアデーレ
江戸っ子下町の威勢のいい叔母さんみたいなマリアが超チャーミング


黄金のアデーレ
二人のバディ感が非常にヨロシイ!!


なんちゃって美術部出身のみーすけ、実はクリムト大好き。
「ウィーン世紀末展」で何点か来日したときも「うきょっきょーー♡」と見に行きましたともさ。
有名な「接吻」はもちろんのこと、大好きな「ダナエ」や「ヌーダ・ヴェリタス」のカードを購入しパウチして持ち歩いてたら男友達が「へへ、おっぱいモロ」。
・・・っっきっさま!!げっげーーーーじつがっわっからんのかぁぁぁぁあ!!!
なんて事があったクリムト(関係ないか)。
その!クリムトの絵画にこんな逸話があったなんて全く知らなんだわー好きなくせにね てへ♪


黄金のアデーレ
因みにこれが問題の「ダナエ」 美しい・・・。


ナチスが台頭していた第二次大戦中のヨーロッパ全土で、多くのユダヤ人が人としての権利を剥奪され、財産を没収され、拘束され、数多の尊い命が奪われた事は周知の事実。
当時のナチスは資産家のユダヤ人から没収した膨大な数の美術品や貴金属をヒトラーに献上したり、或いは個人的所有物にしたり贈答したりとやりたい放題。
つい最近公開されたジョージ・クルーニー兄貴監督の『ミケランジェロ・プロジェクト』と本作は同じ題材、ナチスによる略奪された美術品の行方を描いていますね。
兄貴が描いたのは大戦末期の絵画奪回作戦。
本作は戦後何十年も経って、絵画のもともとの所有者が権利を取り戻すまでの紆余曲折が語られています。
題材同じなんだけどね、映画の重さが違ったわー。兄貴の作品決して悪くなかったけど、比べるとやっぱ軽かったかなー。


ミケランジェロ・プロジェクト
え?!まさかのダメ出し??


物語は現在のマリアとランディの行動を追う現在と、マリアの過去を交互に語りながら進みますが、この演出が非常にスムース。
遺言書の調査のため、渡米以来一度も戻ることのなかったオーストリアへ降り立つマリアの瞳に懐かしい街並みが映り、その風景に過去の映像がオーバーラップします。
観客はマリアの目を通して彼女の記憶の再生を共有するよう。
これ、ものすごくクるw
思い出の風景だけでなく、過去の経験や感情までもを同時に追体験してるように感じるのは監督の演出の巧さだな。
幸せの絶頂のマリアの結婚式、夫となる人のオペラを聞きながら両親、姉、叔父、友人たち皆の笑顔。
ナチスのオーストリア侵攻に関して話す父親と叔父の会話に観客は思い切り不安を感じます。その後の歴史を知ってるからね。
でも叔父から叔母アデーレの形見のネックレスを受け取るマリアの輝くばかりの瞳にはまだ翳りさえなくて・・・うううう切なス~。
若いマリアを演じたタチアナ・マズラニーがめちゃくちゃ印象的。
強い意志をもつ瞳が、「あ、年取ったらヘレン・ミレンになんのね!」ってスイっと受け入れられるってゆーか。
知らんわーカナダの女優さんなんだね。覚えとこっと。


黄金のアデーレ
え?邦画に出てるの?へー、邦画観ねーわー。


絵画の権利は戻るのか?!というメインテーマと合わせ、本作は若き弁護士ランディの人間的成長物語でもあるんなだ。
実はランディもオーストリア人の血を引く家系の出。
父は成功した資産家、祖父は世界的に有名な作曲家。
自分は小さな法律事務所を立ち上げるもうまくいかず雇われ弁護士としてアップアップ。
知人からまず父や祖父の事を聞かれる重さに辟易しているランディ。
自分の体に流れるオーストリア人の血をたぶんランディは疎ましく感じていたはず。
当初は絵画の価値にだけ興味を持ち仕事を引き受けていたランディがマリアと共にウィーンを訪れることにより、自分の中で何かが大きく変わった事に気付きます。
ナチスにより曽祖父母らが殺されているのは知っていた。
ただの情報だったそれが初めて我が事として心に触れ感じた哀しみと怒り。
ランディの心の大きな揺れを、小さな演技で的確に伝えたライアン・レイノルズがいーわー。


黄金のアデーレ
『ランディの成長物語』ってサブタイトルだな!


えーっとね、謝ります。ごめんねライアン!!
みーすけ、今までかなり大胆にバカにしてたよー別にそんなハンサムでもないのに女ゲットしてるよなーとか、演技上手いか?とか。
ごめん!!土下座はしないけど!いやぁ~デイム・ヘレンを向こうに回し、ライアンあなたは頑張った。
時には挫けそうになるマリアを鼓舞して、社会人として、男として、人として成長するランディが爽やかで、2015年みーすけのごめんねランキングにランクインか?!
因みにランクインの筆頭はキアヌ=ロンリー・リーヴスさんかと。


黄金のアデーレ
お前土下座な  はいぃぃすません...。


ま、しかし主演だよねーやっぱ。
ええ、デイム・ヘレン・ミレン様!!
もーねー、いつものシルバーブロンドを茶色く染めて、思いっきりおばさんパーマをかけたマリアを演じたヘレン姐さん。
あーもーやっぱ上手いわ魅力的だわチャーミングだわーー!
初対面のランディにポンポンと言いたい事をいう気風の良さと肝っ玉。
辛い体験を乗り越えてきたからこその彼女のキャラクターに魅せられるのはヘレン・ミレンの血の通った演技力あってこそ。
現実は次々とマリアに逆風を送ります。
何度も「もうだめだ」と諦めそうになるマリアは、その度に薄い唇をきギュッと引締め、ツンと顎を上げ強い瞳で前を見つめ前進する。
彼女の強い意志に何度涙腺を崩壊させられたことか。


黄金のアデーレ
エンディングでのマリアの表情に涙腺崩壊 勘弁して


マリアが本当に取り戻したかったのは「絵画」ではないんだという事。
そのために前に進むマリアの表情や言葉が強く胸に響いてわたしゃーもー劇場で鼻水らだだら出ちゃうほど泣けました。
姐さん堪忍💧


黄金のアデーレ
70歳にしてゴージャスな花柄ワンピを着こなす輝きってば!


わたしこのヘレン姐さんって女優の中でナンバーワンに好き。
絶世の美女では無いけど(あ、失礼)チャーミングで、艶があり、可愛く、しかし迫力があり、強く、しかし脆さも表現できるデイムの称号に遜色ないその演技力。
『第一容疑者』で衝撃を受けてからずーっとずーーーっとお慕い申しておりますぅぅ。
先日、東京国際映画祭で来日したときも、シルバーブロンドに似合う真っ白なドレスがゴージャスでその辺にいる芸能人がみんな素人に見えたもんね。
格が違う!って事だーねー。


黄金のアデーレ
ほほほほほ!皆の者頭が高いぞよ!!


あ、あとねこれぞ出てるだけ感溢れてたーチャールズ・ダンス様。
ダンス様を見くびるなよ――!

黄金のアデーレ
需要あんだよ


最近モーガン・フリーマンばりにあちこち出まくってますが。
化け物から軍部のトップまで役幅広いんだからね!
英国紳士なんだからね!誕生同じ日でてんびん座なんだからね!!
『全みーすけ面長連合』登録済みなり。


黄金のアデーレ
あざとく笑う69歳。 面長は正義!

役者の素晴らしい演技、スリル感溢れる演出、ハンス・ジマーの情緒たっぷりな音楽と素晴らしい絵画。
本当に取り戻したかった物を得たマリアの表情に涙腺崩壊でした。
これ観てーーぜひ!



※※※ちょっとファス情報

最近わたくしの天使、ファス田ベン造ことマイケル・ファスベンダーがあちこちの映画際でノミネートと受賞を繰り広げております。
毎日のようにタイムラインに落ちてくるファス情報で頭の中は日々お祭り騒ぎで落ち着きませんわ。
嗚呼!『Steve Jobs』を我切実に所望ス!!
ふしゅううぅぅぅぅ...。


fc2_2015-12-10_00-35-42-499.jpg
2月の公開まで長すぎるぜ!!

ちょっとファス情報のコーナーでした。
さらば!!
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『コードネームはU.N.C.L.E』 面長万歳

ずいぶんとお久しぶりです、あなたのみーすけです。
寂しかったかい?ごめんよ。 なんてな。

何やらどたばたと忙しくてロードショー映画に行けなくて、気が付きゃ放置プレーが1ヶ月。
っげ!!
更新放置なブログに出るスポンサーサイト広告出とるがなあかんがな!
と、焦りながら久々の更新は『コードネーム おじさん』です!!


『コードネーム U.N.C.L.E』(2015)イギリス=アメリカ
原題/The Man from U.N.C.L.E.
監督/ガイ・リッチー
出演/ヘンリー・カヴィル  アーミー・ハマー  アリシア・ヴィキャンデル他

Man from u.n.c.l.e
     

東西冷戦真っただ中の1960年代前半。
ナチスの残党が強大な国際犯罪組織と手を組み、核兵器を利用したテロ計画を企んでいた。
CIAで最も有能な男といわれるナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)と、KGBに史上最年少で入った超エリートのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)は、長年の敵対感情をひとまず忘れ、犯罪組織撲滅のためコンビで任務ににつくことになる。
事件の鍵となる失踪したドイツ人科学者の娘ギャビー(アリシア・ヴィキャンデル)を守りながら、任務にあたる二人だったが、お互いの凸凹のために衝突してばかり。
そんな中核爆弾大量生産へのタイムリミットが迫るのだったが・・・。



ゴーーージャーーーッス!!



1960年代の人気テレビシリーズ『0011ナポレオン・ソロ』をバディムービーには実績と定評のある『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチーがリブート。

オリジナルのドラマはあまり馴染みがなくて、CSの懐かしアワー(勝手に)でやってるのをチラ見した程度。
顎割れのロバート・ヴォーンが矢島正明さんの吹き替え(矢島さんの声は素敵❤)でやたらとスカしてて、コンビの金髪下駄顔も萌えないなぁ・・・と。



オリジナルの顎割れ&金髪下駄顔 萌えん💧


その程度の知識で観て大丈夫だったか?

答え

大丈夫よ奥さん!
ガイ・リッチー印のお洒落スパイ映画なんで、難しくもなーんともないざます。



いやーん❤ローマでベスパで男子が2ケツよ!


冷戦ど真ん中、ナチスの残党と犯罪組織が結託して核開発で権威のある科学者を拉致。
脅して無理矢理作らせた核爆弾をテロ目的に利用し、世界征服を目論んでいることが発覚。
元は犯罪者だったものの、その才能をCIAに見込まれ懲役を免れる為に組織でエージェントとして活躍するナポレオン・ソロ。
鉄のカーテンの向こう、東ドイツにいる科学者の一人娘ギャビーに接触し、西側に連れてくるという任務に付きます。
んが!!そこへ同じ目的でギャビーを追っていたKGBエージェントのイリヤと遭遇すんだな。
オープニングシークエンスかーらーのー、ソロとイリヤとギャビーの追い掛けっこがノリノリで♪ぎゅぎゅっと映画に引き込まれる「がいりっちー印」な演出冴えてます。うふふん♪



あーちょっくら逃げてチョンマゲ。 へい!がってんだ!


現在でも表面だけ笑って、裏はキナ臭い感じ満載なアメリカとロシア。
冷戦中の60年代当時は二国が共闘するなんて、やだ信じらんなーい感が凄かったって事なんでしょうか。
両国とも自国の得を最優先しながらも、核の脅威を取り敢えず何とかするために、苦肉の策で二人をコンビにするわけです。
お互いそれぞれの立場もあり、怪しげなギャビーの叔父に接触するために訪れたローマでも信頼関係なんて無い。
のでコンビ組みながらもお互いを色々と出し抜いたりするんだわ。
そんな二人がだんだんとバディ愛を築いていくわけです。
敵に追われボートで逃げ惑うイリヤをオペラ聞きながら観劇のように眺めてたソロが救出に飛ぶ(文字通り跳ぶ)シーンや、逆にソロが囚われ絶体絶命の大ピンチに颯爽と駆けつけるイリヤとか。
がいりっちーって男同士のブロマンス描くの上手だよねー。萌えるわ。
男女のイチャイチャはイマイチだけど。


Man from u.n.c.l.e
何があるの?  知らん。


ただねー、なんだろか?ちょっと中だるみ感?
中盤もだもだしてたような。
ちょーーーっとねー、中弛み感がなー。
なんかもだもだしてるように感じちゃったな。
中盤に「あらら!」ってな事が起こるんだけど、そこまでのあれやこれやがなんだか平坦な印象。
がいりっちー特有の時間軸の入れ換えも、演出が若干空回りしてあまり効いているとは思えなかった。
んー残念。
まあしかし、がいりっちーってわりといつもこんな感じだったよなw
『シャーロック・ホームズ』シリーズも、途中だらだらして退屈なとこあったあった。
それも含めてのがいりっちー?



えい!えい!そんな事言ったらイジメちゃうぞ!


ま、しかし、オリジナル通りに60年代前半を舞台にしたのはグッドかと!
当時のファッションや音楽がなんせセンス良くてさー、この辺りはさすがさすがのがいりっちー。
映画のテイストが、以前CSで落ちてた『黄金の7人』ってイタリアのシリーズ映画に似てるなーって思った。
時代設定一緒だし物語の舞台もローマ。
いやーぶっちゃけこの風味がモロみーすけ好み!!
衣装や選曲がいちいちツボで、うっ!ああっ!と身悶えながら鑑賞。
特にアリシアちゃんの着る衣装がほんとに可愛くて!!
欲しい!!似合わなくても!!



ホント可愛い!欲しい!似合わん!ほっとけ!


そうですアリシアちゃん、(わたしの)ファスと路ちゅーで話題、現在のファスの(多分)恋人アリシア・ヴィキャンデル。
始まってしばらくは「くっそ、ファスとちゅーとかあんな事とかしやがって・・・」なんて、チラリチラリと頭に浮かんでたんだけど、途中から「ああ~こんなに可愛かったらそりゃファスとあれやこれやできるわー」って。
なんだそりゃ。
だってちょーーーーー可愛い!!
演技力はまだよく分かんないけど、映画一本引っ張るだけの華も度胸もあるって事だわ。



ゴーーージャーーース! アゲイン。


ちょと残念な中盤から、ラストに向けては、おっ、キタキタキターーーって引き込まれるからだいじょーぶ。
あっさりとした「え、そんな簡単な・・・」ってエンディングはちょと笑っちゃうけど。
もともとがシリアス色薄いスパイドラマなんで、それでいーんだ。
戦いの行方よりも、事件解決後の引っ張りの方がワクワクするってw
続編あるよね。
だって元祖ヒュー様、ヒュー・グラントの扱いもったいないもん。
前置き。
わたしはヒュー・グラントのファンです。
なんかヒューが出てきたとたん、映画の雰囲気が軽くなる(笑)
『The Man from U.N.C.L.E.』が、一気に『コードネーム おじさん』になるっていうの?
真面目なスパイ映画じゃないんだってばー、頭空っぽにして、アクションとお洒落感溢れるバディムービーを楽しめよーって感じを溢れさせるヒュー様。
そんな貴方が好きよ。
重力に逆らえず顔のパーツがやたらと下方向に向かってましたが、ヒュー様健在です、うふふ❤

Man from u.n.c.l.e
ちったぁ重力に逆らえ。


さてさて、今回みーすけが何に一番萌えたかってーと。
そーです!あの!魅惑の面長!!
アーーミーーー・ハマーーーーーよ!!!


『ソーシャル・ネットワーク』で映画は面白いのに萌え役者がいなくてがっかりなみーすけをぐいーーんと映画に引き込み、『ローン・レンジャー』ではジョニデが面倒で最後まで観るのが辛いかなってのを何とか耐えさせてくれ、『白雪姫と鏡の女王』でのおバカ王子が超可愛かったあの面長とブルーの瞳!

アーミー・ハマーが可愛くて翌朝夢にまで出てきた件!!



ひゃー!おとこまえーって間違えた!



アーミー・ハマーはこっちこっち!


なんちゅーか、デパートのマネキンみたいなハンサムっちゅーの?
あ、高級デパートでなくて、ちょと庶民的な、ダイエーメンズ館に置いてそうなマネキンハンサム系。
いや、褒めてる褒めてる。
アーミー・ハマーが出るたびにニヤニヤするほどキュン❤されちゃったわ。
この人写真より動いてる方が断然いいわ。バリトンの声も素敵だし、もーあの顔の長さってば~♪面長万歳!!



マネキンハンサム!!  だから誉めてるっつーの。


あ、ソロのヘンリー・カヴィル悪くないですよ。
へへ、ただねー、あ、ファンの方々すみませんねーと先に謝っとこ。
面長フリークのわたくしとしましてわ!
顎割れの肉マン系マッチョなスーパーマンに萌えは無いのだ・・・。



素敵ですけどね



でも比べたら絶対こっちよ!!


ってゆーかですね、何度もスクリーンに向かって突っ込んだのがイリヤの衣装よ!
これ!この!この!イリヤのエリック感!
つーかアーミー・ハマーのファス感!!



これと!!!



これ!
ファスのエリック出とるがなって!
狙ったね、がいりっちー。

Man from u.n.c.l.e

なにこのエイプ感
人語を解するチンパンジーガイくん。

ってな感じで久々のブログアップもやはりおバカ路線まっしぐら。
また遊びに来てくださいね、待ってるわ。
さて、今日もこれから映画映画~っと。
さらば!
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毒も吐き、妄想も垂れ流しますが笑って許してくださいませ
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