サルベージ 2!!

こんにちわ。「梅雨のジョン・グッドマン祭り」が続いているみーすけです。
あいかわらずデップ―観れてませーーん。
もうこのまま静かにフェードアウトしてもいっかな~、でも意外と明日行ったりするかも。

さて特に評判もよろしくないのに、観たけど記事を仕上げてなかったサルベージシリーズ 第二弾。
前回はイマイチ楽しめなかったという根本的なところが理由でしたが、今回は違う理由でレビューに昇華できなかった作品をどぞ。


20160627211322273.jpg


『完全なるチェックメイト』(2015)アメリカ
原題/Pawn Sacrifice
監督/エドワード・ズウィック
出演/トビー・マグワイア ピーター・サースガード リーヴ・シュレイバー

冷戦下真っただ中の1972年にチェスの世界王者決定戦がアイスランドのレイキャヴィクで行われた。
現チャンピオン、ソ連のボリス・スパスキー(リーヴ・シュレイバー)に挑むアメリカ人挑戦者のボビー・フィッシャー(トビー・マグワイア)は試合へのプレッシャーに追い詰められ心を病んでいくのだった。


Pawn sacrifice
天才と天才の国のプライドを懸けての闘いが!!


実在の天才チェスプレイヤーボビー・フィッシャーの伝記を『ラストサムライ』などのエドワード・ズウィックが監督。主演のトビー・マグワイアはプロディーサーに名を連ねています。


Pawn sacrifice
天才過ぎて逆にオカシイ人になっちゃう


幼い頃から天才的なチェスの才能があったフィッシャーは自信家でエキセントリックな性格に加え突飛な行動を取るなど、なにかと注目の的。
そんな彼のキャラクターがプレゼンされたものなのか、天才となんとかは紙一重の成せる技なのかは謎ですがかなり突飛な人だったようです。
冷戦中の国政ゆえになかなかスパスキーと対戦できないストレスに加え、長年頭脳を酷使するあまり頭ん中オラオラになり、次第に常軌を逸していくフィッシャーを演じるマグワイアの憑依みが凄い。


Pawn sacrifice
マグワイアのイッチャッてる目が!目がもう!もう!


対するスパスキーを演じるリーヴ・シュレイバー。
ソ連のチャンピオンも背中に色んな物を背負って勝負を受けているわけで。
静かな演技ながら、天才すぎる人の危うく脆い雰囲気を発していてとても良かった。
ここ何作かのシュレイバーいいですねー。『スクリーム』のcotton100% 出世したね!


Pawn sacrifice
今回は刺されへんで

役者も演出も物語もよい。
ではなにがダメで記事を上げられなかったか?


ワシがダメ
なんと壊滅的にチェスのルールが分からないときた!!



本作はオーラス、世紀の対決での「神の一手」で ビビビビっ!が全ての映画なんですよ。
「何かわかんないけど、今の勝ったんだよね?」
では一本の記事に仕上げるあれこれが書けない辛み~。

分からなくても楽しめると皆さんおっしゃっるけど、限度があるっちゅーね。
わたしのチェスの知識ときたら、『007:ロシアより愛をこめて』でオープニングにちょろっと出てくシーンと、刑事コロンボの『断たれた音』で見た知識ぐらいしか無いからね へへん!
あ、クリストファー・ランンバートが元嫁と出てた『美しき獲物』ってあったな。
あれはチェスのルール知らなくても観れたなー、メインがおサイコさんの犯罪だったからか?


完璧なるチェックメイト
駒の名前さえろくに分からん始末


ルールを知ってたら、1000倍面白かったと思うと、残念無念。
実在のフィッシャーとスパスキーの経歴や、チェスの試合がアメリカとソ連の国を挙げての代理戦争のようになってしまった当時の政治的背景に関しても、もっと知識があればより楽しめたと思うし。
要はわたしがアホって事です。知識が無いと楽しめない作品てありますね。
日々是勉強。
フィッシャーのチェスのコーチ、ロンバーディ神父を演じたピーター・サースガードの静かな佇まいが美味しゅうございました。
と、ミーハーな事しか語れないぜ、っち。


Pawn sacrifice
……っち




次!


20160628181157528.jpg


『マネー・モンスター』(2016)アメリカ
原題/Money Monster
監督/ジョディ・フォスター
出演/ジョージ・クルーニー ジュリア・ロバーツ ジャック・オコンネル


番組ディレクター、パティ(ジュリア・ロバーツ)が担当する投資番組「マネーモンスター」。
司会を務めるリー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)は、その巧みな話術で視聴者へ株式投資による資産運用の方法を紹介し高視聴率を上げていた。
しかし、リーの助言通りに投資した株が大暴落し、全財産を失った男カイル(ジャック・オコンネル)が放送中のスタジオに乱入。
銃を振りかざしリーを人質に取り立てこもってしまうのだった・・・。


Money monster
男前な兄貴は久しぶりざんす~❤


テレビ投資番組の生放送中に起こる公開人質事件と、株価操作のトリックに挑む本作のメガホンを取るのはジョディ・フォスター。
主演にジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツというMr & Mrsオーシャン。
番組に煽られ全財産を無くし、自暴自棄になり番組を占拠する青年にイギリス出身の新鋭ジャック・オコンネル君。


Money monster
彼女よく鼻に付くんだけど今回はそーでもなかったよ


オープニングに安定優良視されていた会社の謎の株価大暴落のニュースが流れ、それを受けて、リズミカルに流れるカメラワークに人気司会者リー・ゲイツが映し出されます。
おお・・・久しぶりに素敵なクルーニー♪
番組のオープニング曲に合わせ、軽やかなステップを踏み、”いかにも”なキャラで登場。


Money monster
兄貴踊ります


カンペ通りに喋らないリーにいらいらしながらキューを出すディレクターのパティ。
番組が進むうち、カメラから見切れたバックに一人の男がいるのが映ります。
「誰あれ?またリーの勝手な仕込み?」
パティがつぶやいた途端、その男がカメラ前に乱入、持っていた銃をリーに向けて叫びます。
「お前の言うとおりに投資して全財産失った!!この野郎許せん!!」
「ええ~~・・・そんな事いわれても・・・」と顔面蒼白になるリーなのですが・・・。


Money monster
ちょ、ちょ、ちょいまち!!!


畳み掛けるように始まるテレビ局での人質事件。
ジョディ・フォスターの演出は切れがあり、それを受けてクルーニーもロバーツもしっかりした安定の演技で応えます。
そして、人質犯カイルを演じるオコンネルがいい味を出してるんですよね~。
・・・で、なんで記事アップできないかと言うと・・・。



要となる株価操作のトリックが壊滅的にわかんねーーー!!


もーねー、ホント経済わっかんね。
円高と円安も「海外旅行行っとく?」ってなレベルのわたし。
株価が上がるとドーナル・グリーソン? って親父ギャグでごまかすのも辛いわwww
黒幕的な奴がいてですねー、なんか株の操作をして悪いことしてるんですよ。
でもなんかそこがフワっとしかわっかんなくて、人質事件のこれからドーナル・グリーソン?はドキドキと観れるんだけどね。


Money Monster
人質事件の展開はスリルあるのよ!


株価操作とか、なぜそーなったか?
物語の核心部分が解らないもんだから、色々終息しても「あーそーかい。で?」てな感想も書けないぜ。
「なんかさ~、株は怖いね~」で一本の記事に仕上げることができませんでした。
要はわたしがアホって事です。知識が無いと楽しめない作品てありますね。
日々是勉強。
久々にカッコいい兄貴が観れて良かったな へへ。
と頭悪い感想で〆ときます。 


Money monster
なんやこのセレブ臭漂うメンバーは


アバウト・タイム
因みにドーナル君は出ません悪しからず。


はい次!!



Civil war


『シビルウォー : キャプテンアメリカ』(2016)アメリカ
原題/Captain America: Civil War
監督/アンソニー・ルッソ
出演/クリス・エヴァンス  ロバート・ダウニー・Jr  スカーレット・ヨハンソン セバスチャン・スタン 他



『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の出来事から約1年後。
ヒドラの残党のテロ計画を阻止するため、スティーヴ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)率いるアベンジャーズがナイジェリアのラゴスに出撃する。
しかし戦闘中に一般市民の犠牲者を出してしまい、アベンジャーズは国際社会から批判を浴びる事になってしまう。
一連の状況から、常人を超えた能力を持つヒーローたちを国連の管理下に置く規定を取り決めた「ソコヴィア協定」への賛同を巡り、キャップとトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)が対立。
チームは二派に分かれてしまう事になるのだった・・・。


Civil war
もーー、なーかーよーくーー


言わずと知れたマーヴェルシリーズ、『アベンジャーズ』から、今回の主人公はキャプテン・アメリカ。
今回は今までも何かと揉めていたキャップとアイアンマンが、国連傘下への是非を巡り対立してしまいます。
ちょっと前にスーパーマンとバットマンが喧嘩してた内容と同じ案件で揉めるという内容。
もーーー喧嘩はやーーめーーてーー!!
平たく言えばそんな話なんですけどね。


Civil war

なんで記事アップできなかったか?
どの時点まで遡って、今現在に至る物語やあれやこれやをきちんと整理して書くことに奮闘したここ数週間。

あーきーらーめーまーしーーたーーー。
みーすけの文章力ではりーむーでしたーー!


一個人としては非常に面白かったし、このシリーズは物語がある程度一段落付くまでずっと付き合うつもりでいるんですが、もうレビューとか書くには登場人物多すぎるし、物語も入り組んでるし、それぞれのキャラに対してもいっぱい思い入れがあって、あれこれ書きたいって想いが重すぎて……。
頑張ったんですけどね、ええ、無理でした てへ❤
なので可愛いダウ兄の画像を貼っときますので、そちらをお楽しみください。


Civil war
ちゅー❤ 仲良き事は美しき事かな


さて、今回はみーすけの残念さゆえに記事に出来なかった映画をご紹介しました。
ああ、もう、映画を観るのも文章書くのも、日々是勉強ですなぁ。


ではラストは『スクリーム』での若きシュレイバーの画像でおわかれしましょう。さらば!!


Cotton 100%
出世しまっせ したした!
スポンサーサイト
関連記事

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

『10クローバーフィールド・レーン』 ジョン・グッドマンはいいぞ!!

『10 クローバーフィールド・レーン』(2016)アメリカ
原題/10 Cloverfield Lane
監督/ダン・トラクテンバーグ
出演/メアリー・エリザベス・ウィンステッド  ジョン・グッドマン  ジョン・ギャラガー・Jr


10cloverfield lane



日の暮れた田舎道で一人車を走らすミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)が携帯電話に気を取られた一瞬、凄まじい衝撃に襲われ車が横転してしまう。
ミシェルが目覚めると治療を受けた状態で窓の無い密室に監禁されていた。
そこへ食事を持ってハワード(ジョン・グッドマン)と名乗る老年の大男が入ってくる。
逃がしてくれと懇願するミシェルにハワードは、
「外は奴らの攻撃で汚染されている。命が惜しければここに留まるしかない」と、謎の言葉を告げるのだったが・・・。


10cloverfield lane
出演者ほぼ3人の密室スリラー劇。
予告トレーラーのこのお尻で観たい感超アップです。


湿気うぜ! 梅雨のど真ん中、みなさま如何お過ごし?
最近わたくし、金曜のレイトショーで観る作品に迷うとpu-koさんに質問テロしてましてww
先週末の三択が
・デッド・プール俺ちゃん
・顎割れ大統領LOVE エンド・オブ・キングダム
・10クローバーフィールド・レーン
はい!ズバリどれ?!
pu-koさんのレスが 「では、10クローバーフィールド・レーンで」
お?!ちょっと意外。デップーよりこっち?
ぶっちゃけ普段なら劇場で観ない系作品ぽいですが、pu-koさん推しだし、しかもジョン・グッドマンが出てると気にはなってたので観てきました。

pu-koさんありがとう!
全国の「ジョン・グッドマンが出る映画は観てしまう人カテゴリー」所属の皆さん!(ワシ含む)
いやいや、映画ファンの皆さん!想像以上に面白かったですー。

何だか分からないものから襲撃される恐怖を、逃げ惑う人々目線で擬似ドキュメンタリー風に仕上げて大ヒットした『クローバーフィールド/HAKAISHA』(2008)の続編。
って事は薄ぼんやりと知ってるだけでいいです。
物語に直接的な繋がりは無いのです。
できたら本作は事前情報極力少なめで、皆無に近い状態で観てほしい。
ほんとはこのブログも観てから読んで欲しいかもwwwついつい色々書いちゃうからさ。


10cloverfield lane
しょえええーーーここ何処?!


最低限の情報提供目指して頑張ろう。
事故に巻き込まれ怪我を負ったミシェルが目覚めると、そこは地下シェルターの密室。


10cloverfield lane
ふぇぇ~携帯通じへ~~ん💧


怪我の治療をして食事まで出してくれるものの、彼女を拘束し監禁する謎の大男ハワード。


10cloverfield lane
はい、今晩は~


地上では何者かの攻撃により大惨事が起こり、大気が汚染されシェルターから出ることができないという。
ミシェルにしたら「はい、そうですか」なんて納得できるもんじゃない。
基地外のおっさんに拉致監禁されたとしか思えない。どっかで観たな、『Room』じゃん。


10cloverfield lane
出さへんで。 や~め~て~……💧


ところがシェルターにはもう一人、このシェルター建設を手伝ったという青年エメット(ジョン・ギャラガー・Jr)がいて、謎の攻撃が始まった時の明るい閃光と爆発音を聞いてここに逃げ込んだと言うんですよ。
汚染空気で死んじゃうから外なんか出られないよと。


10cloverfield lane
ピカッて光ったのみたみた俺みたみた!!


ミシェルもワシも実際の外の状況は見てないし、ハワードの言う荒唐無稽な状況なんて「ほんまかいな」と信じられない。
おっさん頭おかしいか、ストーカーとかに違いないと思っちゃう。
ところが第三者のエメットも同じことを言うため、何が正解で、正解ならば一体何が起こったのか?とか色んな疑問が頭に渦巻くわけです……。

本作はこの手のトリッキーな展開や引っかけシチュエーションに慣れている観客の先手先手をいく状況を提示し、納得させミスリードするのが非常に巧みです。
裏の裏を読んでいたら王道だったり、そこへフェイクや爆弾仕掛けたりする展開に引き込まれます。
しかも不自然な状況を引っ張らず、早々に外の状況を見せちゃうんだよな。


10cloverfield lane
ミシェルが見たものとは?! 教えない。


結構これショッキング。
基地外ハワード説や、エメット頭弱い子説が覆る。
にも関わらずその後状況が二転三転して、え?マジ??何それ、何がおこってるの???と。
すっかり話に取り込まれちゃった。ヤラレた。


10cloverfield lane
穏やか(?)な共同生活。ハワードいい人やーーん。


10cloverfield lane
穏やかな生活に不穏な影が……。


10cloverfield lane
パズルのピースが足らん……💢


正直そこまで期待していなかったので思わぬ拾い物感ww
トリッキーな脚本もいいのですが、この映画が成功した最大の理由はズバリ

ジョン・グッドマンです  


10cloverfield lane
悪いジョン・グッドマン


本作はジョン・グッドマンの配役が決定した時点で成功したと言っても過言ではないでしょう。
コーエン作品等で演じる太ってて笑顔が可愛いのに不気味というキャラクターが実に謎の男ハワードのキャラにハマって効いてるんです。
いい人なのか悪い人なのか印象がコロコロ変わる気味悪さが遺憾無く発揮されてて素晴らしい。
キレる?キレない?いい人?悪人?ってドキドキ乱高下。
ジョン・グッドマン最高ーー!


10cloverfield lane
イェーイ! いいジョン・グッドマン

こんないいお顔しといて、不気味な演技は筋金入りなんだからね。



それから、主演のメアリー・エリザベス・ウィンステッド可愛いねー!
『デス・プルーフ』のチアガール姿にビビっと惚れましたが、今回もキュートな魅力全開。


10cloverfield lane
これな、これ。


せっかくの冒頭のセクシーなタンクトップにおパンツからさっさとジーンズ穿いちゃうのは不粋でけしからん!
タンクトップとおパンツの上下は『エイリアン』の昔から脈々と続く、戦う女のユニフォームです!


10cloverfield lane
いや~~ん❤


着替えるTシャツに伏線があるので仕方ないけど。
愛らしいので許しちゃおう。目おっき!
てか、睫毛 長!
「お前 睫毛長ぇなぁ」って何度も虎徹さん入っちゃったよ。


10cloverfield lane
ランコム?塗るつけまつげ?あれいーよねー。


謎が一気に開示される後半から怒濤のエンディングまでほ、若干予定調和な展開感が否めませんが、そこまでのしてやられた~で、みーすけ大満足ですよ。
スリラーでサスペンスでホラーでSFな密室劇。
面白かった。
pu-koさん、これからも金曜夜の三択テロよろしくねww

こっそり……
実はシェルターの外では激怒したエリックが嵐を巻き起こしていたのです……。嘘。

エリック激おこ💢
激おこプンプン丸のエリック氏
関連記事

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

tag : ジョン・グッドマン

サルベージ記事とジョン・グッドマン推し

こんにちわ、『デッド・プール』行けてないみーすけです。
乗り遅れ感パないですが、俺ちゃんよりも先に名画座でやってる『スティーブ・ジョブズ』通算8回目を観ちゃったアホの子な今日この頃です、みなさまは如何お過ごし?


さて、昨年秋以降観たけど記事上げてない映画が溜まってきちゃいました。
途中まで書いてパッション無くなったり、映画の内容薄ぼんやりして忘れたりww
垂れ流し文章ですが途中まで書いたものを電子の藻屑にするのがちょっと切ないので、今回レビュー・ショートバージョンでお送りいたします。

どぞ。


ミケランジェロ・プロジェクト

『ミケランジェロ・プロジェクト』(2014)アメリカ

原題/The Monuments Men
監督・主演/ジョージ・クルーニー
出演/マット・デイモン ビル・マーレイ ジョン・グッドマン ケイト・ブランシェット ボブ・バラバン ジャン・デュジャルダン


第二次大戦中、ドイツの占領下のヨーロッパ各国で、大量の美術品がナチスに略奪されていた。
美術品を守るために専門家たちが『モニュメンツ・メン』として招集されるのだった。


兄貴監督、主演でキャストも豪華だったにも関わらず、上映が一旦中止。一年遅れでの公開には裏で政治が動いたと動かなかったとか、色々都市伝説あり。
美術品奪回を遂行する兵士ではない美術の専門家たちの奮闘が描かれていて、悪く無かった……ような記憶←感想薄ぼんやりだなー。
皆が期待したような戦争痛快大作戦!では無かったよね。
兄貴は根が真面目だから監督作品は固いものが多いんだよね。オーシャンズシリーズを期待したら肩透かしかな。
日本ではこの後公開された、『黄金のアデーレ』が全く同じ題材を(方向逆だけど)扱っていて、もしかしたらそのおこぼれ的に公開されたのかもしれないなー辛口。


ミケランジェロ・プロジェクト
面長、垂れ眉、最高!

個人的にはジャン・デュジャルダンの役がとても好きで、泣けました。
この方容貌がとても好みなので、もっと頻繁に映画に出てほしい。


ミケランジェロ・プロジェクト
兄貴も甘える


あと、「ジョン・グッドマンが出てる映画は観ちゃう人カテゴリー」所属の人として観る責任を果たした的なww

ミケランジェロ・プロジェクト
体大きくて、走るの辛そう~

少し御無沙汰だなーと思っていたら、いい仕事してる新作映画が!!
って他の映画の事書いちゃダメじゃん。
とにかく本作は印象薄かったんだよ。
鑑賞時、体調でも悪かったんだろうか。
ゴメンね兄貴。



次!


ヴィジット

『ヴィジット』(2015)アメリカ
原題/The Visit
監督/M・ナイト・シャマラン
出演/オリヴィア・デヨング エド・オクセンボウルド他


休暇を母方の祖父母の家で過ごすことになった姉弟。
初めて会う優しい祖父母は姉弟に不思議な三つの約束を伝える。
1)楽しい時間を過ごす
2)好きなものを遠慮なく食べる
3)夜9時半以降は部屋から出てはいけない
しかし夜に妙な物音を聞いた姉弟は、恐怖のあまり約束を破りドアを開けてしまうのだった・・・。


ヴィジット
祖父母と楽しい休暇を過ごすはずが……


シャマランがモニュメンタリーを撮った。今更。
別にいわゆる一つのシャマラントリックは期待して観たわけでは無かったけれど、なぜ、今、シャマランがこーゆー系の映画を????という思いでいっぱいになりながら帰宅したおもひで……

細かいテクニックは流石なのですよ。
姉が映画マニアで日常を録画してドキュメンタリーにするという流れで進む物語。
いきなりのおばあちゃんの行動と尻に
「あ、これあかんやつやー」ってびびったし。
こうやって改めて資料見直すとなかなか怖かったような、面白かったような気もするんですが。
感想ノート読むとかなりご立腹してますねー自分ww
ケーブル垂れ流してて落ちてきた本作を観たら、うわ!掘り出し物だったなーと思うかもしれない。
しかしお金払って劇場で観る映画では無いなと。
シャマランという名前が大きかったのかもしれないけれど、わたしはシャマランに特に何も期待はしてなかったので、やはりな、しかし腹が立つって感じでした。
なんだろう、体調でも悪かったんだろうか?


ヴィジット
おばあちゃんは怖い


the visit
おじいちゃんも怖い


あ、後ね、わたくしホラーやモンスターやお化けもゾンビもスプラッタもどーんと来い!なんですよ。
唯一ダメなのが「虫」なんですが、今回新たに「汚物」というカテゴリーが追加です。
バンザイ。
あざっす。


ヴィジット
志村うしろーーー!的怖さもあります



次!

The Walk

『ザ・ウォーク』(2015)アメリカ
原題/The Walk
監督/ロバート・ゼメキス
出演/ジョゼフ・ゴードン=レヴィット ベン・キングズレー 他


1974年8月7日、綱渡り師フィリップ・プティはツインタワーの間にワイヤーを貼り綱渡りをするという無謀な挑戦を行うのだった。


The Walk
わ、わ、わ、やめなはれ!


フランス人のパフォーマー、フィリップ・プティが今は無きワールドトレードセンターのツインビル間を綱渡りした実話をロバート・ゼメキスが監督した本作。
わたし高所恐怖症気味で、迫力ある予告映像が怖い!でも観たい!どうせなら!と、なんと3Dで観た!
友達に『ザ・ウォーク』どうだった?って聞かれたわたしの答え。
「綱渡りの映画だったよ」


The Walk
あんさん!やめなはれ!!


物語は非常に小気味良く進むし、なかなかスリルとサスペンスありで観てる間は面白かったんですよ。
ただ、家に帰ったら観たのを忘れてる系作品っちゅーか。
プティがセキュリティの網をかい潜り、建設途中のワールドトレードセンターに入り込んで、ツインビルに綱を渡す下りはとてもハラハラするし、実際にパフォーマンスを始めてからの映像はさすがだなーゼメキス監督凄いねー!だったんですけどね。
なんでしょうね、特に感動もせず、ふわ~そんな事があったんすかっ・・・て感想でした。
もっとちゃんとレビューしたいんだけど、あんまり詳しく覚えてないんだよなー((-_-;)
ゼメキス監督、レヴィット君、すまん。
体調でも悪かったんだろうか。
すみません、出直してきます。


The Walk
やーめーなーはーれーー!!


・・・さてサルベージ、如何でしょうか?
なぜ途中で記事書くの止めたか分かるクオリティな文章。いやん!別に電子の藻屑にしても良かったんじゃね?なんて言わないでぇぇwww
書きかけ記事まだまだあるのよ~、またそのうち懲りずにこそっとあげます。
え?要らないって?しょええー。
なんだか生ぬるい感想ですみませんでした。

さて、次回予告!


ジョン・グッドマン


ジョン・グッドマンの話題の新作を週末観て、メチャメチャ頭の中ジョン・グッドマンだらけですナウ。
これは近々に一本記事書きます。
はぁー、やっぱ自分の物指しで「面白かったなー」って思わないと、感想って書けないですね。
ってはっきり言っちゃった!!
さらば!!
関連記事

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : ジョン・グッドマン

『ルーム』 希望があって天使も出るよ

『ルーム』(2015)カナダ=アイルランド
原題/Room
監督/レニー・エイブラハムソン
出演/ブリー・ラーソン  ジェイコブ・トレンブレイ  ジョアン・アレン  他


Room



ママと二人「部屋」で暮らすジャック。
「部屋」の上に一つだけついている天窓から光が入ります。
朝目覚めたら、「おはよう」の挨拶。
「おはよう電気スタンド」、「おはよう洗面台」、トイレ、机、ベッドの下の卵で作った長いヘビ。
みんなに挨拶したその朝、ジャックは言います。
「僕、5歳になったんだよ」。


Room
ジャックはその日5歳になりました。


小さなこの空間がママとジャックの全て。
ジャックは「部屋」の外に出たことがありません。
外には空っぽの宇宙があるだけで、出ると死んでしまうとママに教わりました。


Room


でも5歳の誕生日のあと、ママはジャックに言います。
「ママの本当の名前はジョイ。」
「この「部屋」の外に「ホンモノの広い世界」があるの。」
「ここから出るのよ!ママを助けて!」と・・・。


Room
心が壊れる前に……


エマ・ドナヒューの小説「部屋」を、『FRANK-フランク』(因みに主演役者は天使)のレニー・エイブラハムソン監督が映画化。
昨年のサンダンス映画祭で上映されるや絶賛の嵐。
主演のブリー・ラーソンは早くから賞取りレースのトップを走っていましたが、今年のアカデミー賞の主演女優賞始め、数々の賞を受賞しました。


若い女性が誘拐され、7年も監禁され、犯人との間に出来た息子と二人「部屋」で生活するという事前情報に、「重量級に重い内容じゃん・・・」と及び腰になり鑑賞がすっかり遅くなってしまった。
くっそ!さっさと観りゃ良かったぜ!
本年度上半期の1位・・・、あ、ファスジョブズやファスベスがあるから暫定2位?3位?
とにかく!いい映画でした!


Room
天窓の外には何があるの?


5歳の少年ジャックが誕生日をむかえた朝から始まる物語。
ジャックは日々「部屋」の中でママと二人で過ごしています。
「部屋」は狭く、ベッドとテーブル、小さなテレビと狭い台所、シンクとバスタブがあるだけ。
そこでジャックとママは起きて、食事をして、歯を磨き、ストレッチや運動をし、風呂に入り、洗濯をして、眠りにつきます。


Room


二人が監禁状態にあるのは映画が始まってすぐにこちらには分かるのですが、かなりそれが衝撃。
夜になりママの時計のアラームが鳴るとジャックは狭いクローゼットの中のベッドで眠りにつきます。
そのうち「部屋」のセキュリティボタンのキー音がして、重く大きな扉が開く音が聞こえ、「部屋」に男、オールド・ニックが入ってきます。
うとうとするジャックにママとオールド・ニックの会話がぼんやりと聞こえてきます。
やがてクローゼットの外の明かりが落ち、ギシギシというベッドの音が鳴るのを聞きながらジャックは眠りに落ちていきます。


Room
ジャックの可愛さが唯一の救いだよ……


クローゼットの中とは言え、小さな子供が寝ている同じ部屋で女性を凌辱する男の行動に、嫌悪感で体中鳥肌が立ちました。
ジャックにとっては、まだ意味が分かっていなかったとしても、そんな事が日常だというのがショックでした。
そしてジョイが犯人とジャックを出来るだけ接触しないよう頑張っている姿が健気で痛々しくて辛かった。



救いなのは度々挟み込まれるジャック目線のモノローグ。
無垢な瞳で語られる日々は、本来殺伐とした監禁生活のはずが、何やら不思議の国のおとぎ話のように感じるのです。
母のジョイではなく、ジャックの目線で物語が進むからこそ、観客は若干第三者的目線で落ち着いてストーリーを追えるんだなと思いました。


Room


最初の物語のハイライト、命を懸けた決死の脱出劇とその過程を是非観てほしい!
あの緊張感。
初めて「部屋」以外の世界と接触を持ったジャックの瑞々しい感性を一緒に体現するようなカメラワークと編集。
エイブラハムソン監督の才能に感服です。
ジャックの目と一緒に、”初めて見た”外の世界の美しさ、怖さ、そして世界は刺激に溢れています。
ジャックとシンクロして見る世界は美しかった。


Room
始めて触れる自然


通常ならば監禁から脱出するところで終わる映画が多いでしょう。
しかし、この映画の本当の主題はそこから始まります。
いきなり現実の世界に飛び出したジャックとジョイ。


外の世界を全く知らなかった籠の鳥のジャックの戸惑いは想像出来ないほど凄いものでしょう。
怖がりながら、でも好奇心と周りの人間の愛情に支えられぐんぐん水を吸収するスポンジのようなジャックの存在に頬が緩みます。


Room


逆に監禁生活から現実世界に戻れたジョイの心のトラウマは、なまじ大人だからこそ大きく、深く、そのリバウンドのせいで苦しむ様がこれまた痛々しい。
あれほど戻りたかった外の世界なのに、7年という時間の重さ。
一気に押し寄せる世間とのずれや負荷、現実の世界の厳しさがジョイを苦しめます。


Room


ウィリアム・H・メイシー演じる父親は愛する娘を凌辱した犯人との間に生まれたジャックをどうしても精神的に受け入れる事ができません。
ジャックの顔を見ることも、話しかけることもできない父親とジョイは決裂してしまいます。


心無いマスコミの下品で意地の悪いインタビューのせいで心を折られてしまうジョイ。
もー、ホントそっとしておいてあげて!と思う。
きっと今後も問題は山積みでしょう。
無理解な世間やハイエナのようなマスコミ。
ジャックが成長し自らの出生の意味を理解できるようになったら?
大きな壁に何度も衝突するであろうことは、安易に想像できます。
それでも尚、それら問題を乗り越え頑張って生きていくだろう、という希望が映画に溢れているんです。
ジョイの母としての強さと、ジャックの無垢な魂の温かさ、家族の愛のありがたさ、そんなものに涙を抑えることが出来ませんでした。

ラストの二人の呟きに頑張って幸せになって!と祈らずにはいられませんでした。
ホントいい映画でした。


Room
27歳でのオスカーゲット
だよ。

母ジョイを演じたブリー・ラーソン。
何度も何度も折れそうになる心を奮い立たせ頑張る姿。
自らに降りかかる残酷な運命のふり幅の大きさに戸惑い、揺れ動き、それでも前に進もうと頑張るジョイを清々しく演じていて、ホント良かった。
生肉なんか食わなくても、アカデミー賞取れるんだよwww(毒)
彼女の出演作二作しか観てない。でも印象無いなー。
『21ジャンプストリート』出てた?教員の娘役かな?『ドン・ジョン』は……おお!喋らない妹か!
注目の『ショートターム』が未見はヤバいよね。
これから追っかけです、うん。


Room
もぉぉぉぉ……この愛らしさ!!


さて、特筆すべきはジャックを演じた ジェイコブ・トレンブレイくん。
あえて言います。
「上手に」演技する子役にかなり厳しい目線のわたしですが、とりあえずこの子には脱帽。
見た目が可愛いだけでないんです。
なんだこりゃ、この自然な演技!!


Room
天使


天窓からの明かりに手を伸ばしながら、必死にママが言っている事を理解しようとするジャック。
天使です。
見た目も映画の中での存在もキャラ付けもまんま天使。
参った。
お代わりした大きな理由が、もう一度ジャックを観たかったからってのが自分でちょっと信じられないよ。
無垢で健気で可哀想で最高に可愛かった


Room
この可愛さ、大人気でしょーともよ!


しかし欧米のお子は成長が早いので、この天使の少年もあと1~2年ですっかり青年になってしまうんだなー。
美少年美青年あんまり興味ないな~。
早くセクシーなおじさんになって帰ってきておくれwww


Room
おじさん好きのスイッチ入ったぜ


おじさんと言えば……。
個人的に、ジョイの母の再婚相手、レオを演じてたトム・マッカムスにスイッチ入ったんですけどーー!
なんだこの苦み走った、セクシーなおっさん。
カナダの役者さんなのか。
世界にはまだまだセクシーなおじさんがたくさんいるね~❤
関連記事

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

『レヴェナント 蘇りし者』 ディカプリオ 肉を食らって オスカーゲット 字余り

『レヴェナント:蘇りし者』(2015)アメリカ
原題/The Revenant
監督/アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
出演/レオナルド・ディカプリオ  トム・ハーディ  ドーナル・グリーソン 他



the revenant



1800年初頭、西武開拓時代のアメリカ北西部。
毛皮のハンターチームに雇われたヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、ネイティブアメリカンの妻との間にできた息子ホークと共にガイドとして同行していた。
ところが狩猟の最中に熊の襲撃を受けたグラスは瀕死の重傷を負ってしまう。
隊長のヘンリー(ドーナル・グリーソン)は負傷したグラスを運び極寒の荒野を進むことを断念、金と引き換えにグラスが死ぬまでを見届け埋葬する者を募る。
名乗りを上げたジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)は、なかなか死なないグラスに痺れを切らし、無理矢理自らの死を選ばせようとするのだったが・・・。


the revenant
復讐の為に蘇ったグラス


昨年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー作品賞を受賞したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が、西部開拓時代の実在のハンター、ヒュー・グラスの半生を綴った小説『蘇った亡霊:ある復讐の物語』を映画化、2度目のオスカー監督賞を受賞しました。
主演のレオナルド・ディカプリオは本作で悲願のオスカー主演男優賞を獲得したのは記憶に新しいところ。
ヘビーだろうなーと覚悟して臨みましたが、いやはや壮絶な映画でした。


アメリカ北西部の極寒の地で、仲間に裏切られ息子を殺された主人公が復讐の鬼と化し相手を追い求め荒野を彷徨うサヴァイバル。
3年連続でアカデミー撮影賞を獲得したエマニュエル・ルベツキのカメラは縦横無尽に動き回り、筆舌に尽くしがたい迫力の映像。


the revenant
情け容赦の無い戦闘シーン


the revenant
ナショジオか?


映画の冒頭、林の中でキャンプしている白人グループにネイティヴアメリカンがいきなり弓攻撃してくるんですが、これどーやって撮影したの?って思いました。
『バードマン』でも話題になったルベツキ印の途切れない(ように見える)カメラワークは更にパワーアップ。
地面から人間の目線の高さへ、次に上空を見上げたあとそのまま空へ移動し鳥瞰と、滑らかに移動するカメラはリアルな目線のようで現場に居るような臨場感を感じます。
空から急降下、360度回転、時には上下逆さまに動く映像に乗り物酔いになりそうな浮遊感。


the revenant
ディカプリオは全編このような悪鬼顔


映像は地獄絵図。
矢が刺さり、斬られ、殴りかかり、血を流し、ばたばたと倒れる人々。
臨場感が半端ない。


the revenant
とにかく寒そうで!観てて震えた。


更にマジック・アワーにこだわって撮影したという映像は青く暗く温もりが無く、森羅万象を傍観する何か絶対者の視線のように感じます。


the revenant
自然を捉えた映像は言葉を失う程に美しい


大自然の前では人も動物も等しく平等。
力のあるものが生き残るのが自然の摂理なんだなとしみじみ感じました。


the revenant
ほんとナショジオ?って思うほど惣元


the revenant
命より大切だった息子を奪われる辛さ


唯一つの拠り所だった息子を殺されたグラス。
普通そこ死んでるよね、な状況から文字通り蘇っちゃいます。


the revenant
本当は死にたいだろうに死ねない辛さ


息子の遺体に寄り添い、暖も取れない状況で、瀕死の重傷を負いながらも、死ぬことが出来なかったグラス。
あれは辛い。
凍えるような夜が明け、目が覚めると傍らに冷たく凍った息子の死体。
ほんと辛い。
メラメラと復讐心に火が点き、不自由な躰に力が湧くグラス。
フィッツジェラルド許すまじ!這いずりながら前進するグラス。
息子が事故やネイティブの襲撃で命を落としていたら、グラスは死んでいたのではないでしょうか。
彼を生かす糧は皮肉にも彼から全てを奪ったフィッツジェラルドへの憎悪。人の怨念執念って凄いよ。


the revenant
グギギギギ!!!


the revenant
鬼畜のフィッツジェラルド


追う立場のグラスですが、容赦のない大自然の厳しさやネイティブアメリカンの攻撃など次々遅い来る逆境。
身体は腐り、自由に動かず、それでもフィッツジェラルドを殺す事だけを考え生きながらえるグラスの物凄まじい執念に圧倒されました。


ただねー、もう一度観たいか?と聞かれると・・・んんん・・・。
シンプルな物語、小難しい説教臭さも、理解困難な宗教語りもない。
なんだけど・・・、正直疲れたかな。
3時間近い上映時間、グラスが受ける様々な困難が容赦なく目の前に突き付けられ、しかも画面暗くて青くて寒々しく、潤いなく皆髭もじゃで、半年近く風呂入ってない臭い感じが凄くて気が滅入る事甚だしい。
いや、そういう映画なんですけどね。
そこまでの映画なのに観終わって帰ってきたらそんな特に残ってない……っって言っちゃった!!


あ、でもラストのグラスの表情だけは気になります。
あの眼は何を映しているのかな。
生まれ変わるのか?そのまま朽ちるのか?捉え方は人それぞれだけれど、わたしが感じたのは寂寥感でした。


the revenant
寂しく哀しく感じたよ……顔恐いよ


さてディカプリオ、お父さんにしてはちょい若いなって思ったけど、まあ全編ムサい髭だったのでギリありなのか。
念願の、悲願の、欲しくてしょーがなかった(よね?)アカデミー賞主演男優賞をやっと獲得。
授賞式の変な緊張感ハンパ無かったですねww
ファス含め他のノミニー達は
「万が一オレ取っちゃったらどうしよう・・・」と本気でヒヤヒヤしてたと思うわ~。
見てるこっちも、ヒヤヒヤしたもん。いい加減あげないとちょっとイジメっぽいww
演技上手いと思うし、厳しいハリウッドの世界で10代からずっと第一線で活躍できる実力と華があるのは認めます。

でも今回はなー「演技」としては頑なにファス推しているみーすけです わははは!(美しい外見をしている役者はアカデミー賞から冷遇されやすいって事で、ふふふ。)


the revenant
ここまでやったらオスカーどや?!


というのも、主人公グラスの復讐鬼以外の内面があまり伝わってこなかったんですよ。
ネイティブアメリカンの妻を流血大事件(ネタバレ)で亡くし、息子のみが生きる糧。
そんなグラスの内面はなんつーかテレンス・マリックやテレンス・マリックやテレンス・マリックチックな心象風景で語られ、血の通ったグラスをあまり感じられなかったんです。
だから、演技としてはどっかなーって・・・。


the revenant
心象風景の中に出てくる妻の幻影


演技のピークは息子を殺され、復讐鬼として蘇るところかと。
そこはさすがにディカプ印の演技が光っておりましたが。
ディカプーはベジタリアンなのに生肉食ったり馬の内臓ん中入ったり(まさか本物?)寒くて凍えてた過酷なロケに対してのホントお疲れ様でした、頑張ったねってねぎらいの意味も込めての受賞かなってちょっと意地悪なこと考えたりしてね。


the revenant
出た!!ゲスの極みトムハ


グラスの宿敵、鬼畜のフィッツジェラルドを演じるトム・ハーディ
うひひひ!トムハの鬼畜っぷりが降り切れてていーですねーーwww
鬼畜キャラも極まれりってんですか?
かなり筋金入りのFU●K野郎で、突き抜けるゲス野郎ぶりは清々しくて目に染みるほど・・・なんですが、なんだか憎めないんだなー。
あの子犬のような目が原因だろうか?
フィッツジェラルドの生い立ちが本人の口から語られるんだけれど、似たようなゲスい父親に動物のように扱われて育ち、性格が歪み、しかも頭の皮なんか剥されかけたら、そりゃあんな人間になっちゃうでしょうとちょっと同情しそうにもなる。実はちょっと同情した。
極悪なんですけどね。
血肉を感じるキャラがとてもリアルで良かったー。
英国産はやっぱえーーのーーー。


the revenant
子犬の瞳で悪行やらかしおって!


ドーナル君も出てました。いやこの子化けるね!
いや、『アバウト・タイム』の頃 ”ドーナル君今後ドーナル?” なんていじってましたが、いやぁ、いい役者だ!
役者って化けてナンボですね。ますます期待大。
英国産はやっぱえーーのーーーー。


the revenant
うひょーー、またもやあんた誰?状態だよドーナル!


あの荒涼とした大地、川や雪山の風景はとても美しかった。
絵画を観ているようだった。
直ぐには要らんけど、ちょっと間を置いて再見したら、また違う印象を受けるかもしれないかな。


余談ですが、熊が出たら死んだふりしろっていうのは都市伝説ってのがよーーーーく分かった。
即逃げろ!ダッシュで逃げろ!!キャラとしてのクマちゃんは大好きだけど、本物の熊怖い!!


the revenant
森の中、熊さんに出会ったら、お逃げなさい♪
はーい♪
関連記事

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

tag : レオナルド・ディカプリオ トム・ハーディ

最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
プロフィール

みーすけ

Author:みーすけ
いらっしゃいませ
天邪鬼なので映画の好みも多少偏りありです
毒も吐き、妄想も垂れ流しますが笑って許してくださいませ
コメント、トラックバックはお気軽にどうぞ
本文と関係のないトラックバックは削除させていただきます

Archive Calendar
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最新コメント
「ファス♡」とか入力して検索どぞ
ご訪問者さま
リンク
月別アーカイブ