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『レヴェナント 蘇りし者』 ディカプリオ 肉を食らって オスカーゲット 字余り

『レヴェナント:蘇りし者』(2015)アメリカ
原題/The Revenant
監督/アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
出演/レオナルド・ディカプリオ  トム・ハーディ  ドーナル・グリーソン 他



the revenant



1800年初頭、西武開拓時代のアメリカ北西部。
毛皮のハンターチームに雇われたヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、ネイティブアメリカンの妻との間にできた息子ホークと共にガイドとして同行していた。
ところが狩猟の最中に熊の襲撃を受けたグラスは瀕死の重傷を負ってしまう。
隊長のヘンリー(ドーナル・グリーソン)は負傷したグラスを運び極寒の荒野を進むことを断念、金と引き換えにグラスが死ぬまでを見届け埋葬する者を募る。
名乗りを上げたジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)は、なかなか死なないグラスに痺れを切らし、無理矢理自らの死を選ばせようとするのだったが・・・。


the revenant
復讐の為に蘇ったグラス


昨年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー作品賞を受賞したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が、西部開拓時代の実在のハンター、ヒュー・グラスの半生を綴った小説『蘇った亡霊:ある復讐の物語』を映画化、2度目のオスカー監督賞を受賞しました。
主演のレオナルド・ディカプリオは本作で悲願のオスカー主演男優賞を獲得したのは記憶に新しいところ。
ヘビーだろうなーと覚悟して臨みましたが、いやはや壮絶な映画でした。


アメリカ北西部の極寒の地で、仲間に裏切られ息子を殺された主人公が復讐の鬼と化し相手を追い求め荒野を彷徨うサヴァイバル。
3年連続でアカデミー撮影賞を獲得したエマニュエル・ルベツキのカメラは縦横無尽に動き回り、筆舌に尽くしがたい迫力の映像。


the revenant
情け容赦の無い戦闘シーン


the revenant
ナショジオか?


映画の冒頭、林の中でキャンプしている白人グループにネイティヴアメリカンがいきなり弓攻撃してくるんですが、これどーやって撮影したの?って思いました。
『バードマン』でも話題になったルベツキ印の途切れない(ように見える)カメラワークは更にパワーアップ。
地面から人間の目線の高さへ、次に上空を見上げたあとそのまま空へ移動し鳥瞰と、滑らかに移動するカメラはリアルな目線のようで現場に居るような臨場感を感じます。
空から急降下、360度回転、時には上下逆さまに動く映像に乗り物酔いになりそうな浮遊感。


the revenant
ディカプリオは全編このような悪鬼顔


映像は地獄絵図。
矢が刺さり、斬られ、殴りかかり、血を流し、ばたばたと倒れる人々。
臨場感が半端ない。


the revenant
とにかく寒そうで!観てて震えた。


更にマジック・アワーにこだわって撮影したという映像は青く暗く温もりが無く、森羅万象を傍観する何か絶対者の視線のように感じます。


the revenant
自然を捉えた映像は言葉を失う程に美しい


大自然の前では人も動物も等しく平等。
力のあるものが生き残るのが自然の摂理なんだなとしみじみ感じました。


the revenant
ほんとナショジオ?って思うほど惣元


the revenant
命より大切だった息子を奪われる辛さ


唯一つの拠り所だった息子を殺されたグラス。
普通そこ死んでるよね、な状況から文字通り蘇っちゃいます。


the revenant
本当は死にたいだろうに死ねない辛さ


息子の遺体に寄り添い、暖も取れない状況で、瀕死の重傷を負いながらも、死ぬことが出来なかったグラス。
あれは辛い。
凍えるような夜が明け、目が覚めると傍らに冷たく凍った息子の死体。
ほんと辛い。
メラメラと復讐心に火が点き、不自由な躰に力が湧くグラス。
フィッツジェラルド許すまじ!這いずりながら前進するグラス。
息子が事故やネイティブの襲撃で命を落としていたら、グラスは死んでいたのではないでしょうか。
彼を生かす糧は皮肉にも彼から全てを奪ったフィッツジェラルドへの憎悪。人の怨念執念って凄いよ。


the revenant
グギギギギ!!!


the revenant
鬼畜のフィッツジェラルド


追う立場のグラスですが、容赦のない大自然の厳しさやネイティブアメリカンの攻撃など次々遅い来る逆境。
身体は腐り、自由に動かず、それでもフィッツジェラルドを殺す事だけを考え生きながらえるグラスの物凄まじい執念に圧倒されました。


ただねー、もう一度観たいか?と聞かれると・・・んんん・・・。
シンプルな物語、小難しい説教臭さも、理解困難な宗教語りもない。
なんだけど・・・、正直疲れたかな。
3時間近い上映時間、グラスが受ける様々な困難が容赦なく目の前に突き付けられ、しかも画面暗くて青くて寒々しく、潤いなく皆髭もじゃで、半年近く風呂入ってない臭い感じが凄くて気が滅入る事甚だしい。
いや、そういう映画なんですけどね。
そこまでの映画なのに観終わって帰ってきたらそんな特に残ってない……っって言っちゃった!!


あ、でもラストのグラスの表情だけは気になります。
あの眼は何を映しているのかな。
生まれ変わるのか?そのまま朽ちるのか?捉え方は人それぞれだけれど、わたしが感じたのは寂寥感でした。


the revenant
寂しく哀しく感じたよ……顔恐いよ


さてディカプリオ、お父さんにしてはちょい若いなって思ったけど、まあ全編ムサい髭だったのでギリありなのか。
念願の、悲願の、欲しくてしょーがなかった(よね?)アカデミー賞主演男優賞をやっと獲得。
授賞式の変な緊張感ハンパ無かったですねww
ファス含め他のノミニー達は
「万が一オレ取っちゃったらどうしよう・・・」と本気でヒヤヒヤしてたと思うわ~。
見てるこっちも、ヒヤヒヤしたもん。いい加減あげないとちょっとイジメっぽいww
演技上手いと思うし、厳しいハリウッドの世界で10代からずっと第一線で活躍できる実力と華があるのは認めます。

でも今回はなー「演技」としては頑なにファス推しているみーすけです わははは!(美しい外見をしている役者はアカデミー賞から冷遇されやすいって事で、ふふふ。)


the revenant
ここまでやったらオスカーどや?!


というのも、主人公グラスの復讐鬼以外の内面があまり伝わってこなかったんですよ。
ネイティブアメリカンの妻を流血大事件(ネタバレ)で亡くし、息子のみが生きる糧。
そんなグラスの内面はなんつーかテレンス・マリックやテレンス・マリックやテレンス・マリックチックな心象風景で語られ、血の通ったグラスをあまり感じられなかったんです。
だから、演技としてはどっかなーって・・・。


the revenant
心象風景の中に出てくる妻の幻影


演技のピークは息子を殺され、復讐鬼として蘇るところかと。
そこはさすがにディカプ印の演技が光っておりましたが。
ディカプーはベジタリアンなのに生肉食ったり馬の内臓ん中入ったり(まさか本物?)寒くて凍えてた過酷なロケに対してのホントお疲れ様でした、頑張ったねってねぎらいの意味も込めての受賞かなってちょっと意地悪なこと考えたりしてね。


the revenant
出た!!ゲスの極みトムハ


グラスの宿敵、鬼畜のフィッツジェラルドを演じるトム・ハーディ
うひひひ!トムハの鬼畜っぷりが降り切れてていーですねーーwww
鬼畜キャラも極まれりってんですか?
かなり筋金入りのFU●K野郎で、突き抜けるゲス野郎ぶりは清々しくて目に染みるほど・・・なんですが、なんだか憎めないんだなー。
あの子犬のような目が原因だろうか?
フィッツジェラルドの生い立ちが本人の口から語られるんだけれど、似たようなゲスい父親に動物のように扱われて育ち、性格が歪み、しかも頭の皮なんか剥されかけたら、そりゃあんな人間になっちゃうでしょうとちょっと同情しそうにもなる。実はちょっと同情した。
極悪なんですけどね。
血肉を感じるキャラがとてもリアルで良かったー。
英国産はやっぱえーーのーーー。


the revenant
子犬の瞳で悪行やらかしおって!


ドーナル君も出てました。いやこの子化けるね!
いや、『アバウト・タイム』の頃 ”ドーナル君今後ドーナル?” なんていじってましたが、いやぁ、いい役者だ!
役者って化けてナンボですね。ますます期待大。
英国産はやっぱえーーのーーーー。


the revenant
うひょーー、またもやあんた誰?状態だよドーナル!


あの荒涼とした大地、川や雪山の風景はとても美しかった。
絵画を観ているようだった。
直ぐには要らんけど、ちょっと間を置いて再見したら、また違う印象を受けるかもしれないかな。


余談ですが、熊が出たら死んだふりしろっていうのは都市伝説ってのがよーーーーく分かった。
即逃げろ!ダッシュで逃げろ!!キャラとしてのクマちゃんは大好きだけど、本物の熊怖い!!


the revenant
森の中、熊さんに出会ったら、お逃げなさい♪
はーい♪
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天邪鬼なので映画の好みも多少偏りありです
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