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『君が生きた証』 びっくりしたなーもー!

『君が生きた証』 (2014) アメリカ
原題/Rudderless
監督/ウィリアム・H・メイシー
出演/ビリー・クラダップ  アントン・イェルチン  フェリシティ・ハフマン  ローレンス・フィッシュバーン 他

rudderless



やり手の広告宣伝マンのサム(ビリー・クラダップ)は、大学生の息子ジョッシュを銃乱射事件で亡くしてしまう。
仕事を辞め、ボートハウスに引きこもり、日雇いの塗装工をしながら荒んだ生活を送るサムは、別れた妻から音楽好きだったジョシュが残したという歌の歌詞とデモテープを受け取る。
曲を聴いたサムは自分の知らなかったジョシュと出会い、また彼の心に触れたように感じる。
とうとうサムはジョッシュの遺品のギターを手に、地元のライブバーのステージで飛び入り演奏するのだった。
そこに居合わせたロック青年のクウェンティン(アントン・イェルチン)は曲に感銘を受け、一緒に演奏しようとサムを勧誘。
当初断るサムだったが、クウェンティンの押しに負け2人はとうとうバンドを結成することになるのだが・・・。


どーも! 最近友達に 「サスペンスも悲しい映画も全部コメディかと思うわ」 と言われ、ブログの方向性にちょっと悩んで・・・ません! 方向転換はりーむーです!な、みーすけです!

今回は「ファーゴ」や「マグノリア」などでお馴染みの役者、鼻の下の長いウィリアム・H・メイシーの初監督作品。
亡くなった息子が残した楽曲を演奏する父親と、その楽曲に魅せられたミュージシャン志望の青年の交流を通じて生まれる感情や心の再生を描いたドラマ。
「ふーん、わりとありがちな話ぢゃね?」 だけど、主演のビリー・クラダップに惹かれて観賞。
あいや~これメイシーさん、鼻の下が長いだけでは無かったね!
役者の監督作とバカにするなかれ。見応えある重い作品でした。


rudderless
鼻の下長いのは関係ないでしょーー?!  だって長いんだもーん。


ビリー・クラダップ演じるサムは、広告業界でバリバリ働くやり手の宣伝マン。
大きな契約をゲットしたお祝いに大学生の息子ジョッシュをランチに誘います。
しかし約束の時間に息子は現れず、文句の留守電メッセージを入れるサムがダイナーのテレビで見たのはジョッシュの通う大学で起こっている銃の乱射事件の映像。
事件で息子を失ったショックで通常の生活が送れなくなるサム。
2年後、仕事を辞め、湖のボートで生活し、仕事は日雇いの塗装工。
そんな彼の元に離婚した妻が現れジョッシュの遺品であるデモテープと作曲ノートを置いて行きます。


rudderless
ビシーーーっとスーツでキメてたのに



rudderless
2年でよっれよれ


rudderless
ボートにジャワーがないので、地元の公衆シャワーの常連さん


元々は音楽好きなサムの影響で音楽を始めたらしいジョッシュ。
元妻が置いていったデモテープを何気なく聞き出したサムは、自分の中に閉ざされていた息子を感じるんですね。
サムが理解できなかったジョッシュ、知らなかったジョッシュ。
デモテープから流れる歌声に、初めて息子の心に触れたように感じるサム。
やがて地元のライブバーでギターを爪弾きジョッシュの楽曲を歌い出します。


rudderless
クラダップってば 歌上手いんだわ!


緊張からベロベロに酔っぱらっての演奏。 ところが観客の中にいた青年がサムの演奏した曲に惚れ込みます。
シャイなロック青年のクエンティンに、こちらも歌が上手くてびっくりの 『スター・トレック イントゥ・ダークネス』や 『オッド・トーマス』 の童顔アントン・イェルチン。


rudderless
童顔だけど、M字剃りこみは意外と over30ばりだね~ ふふ・・・


楽曲に惚れ込んだクウェンティンは足蹴くサムのボートを訪れ一緒に演奏しようと誘います。
とうとうサムは押し切られ、クウェンティンとバンドを組んでライブバーで演奏する事に。


rudderless
押しかけてきたクウェンティンとのセッション  音楽がサムの心を癒しだし・・・


彼らの演奏はあっという間に人気を博し 『RUDDERLESS』(舵の無い船)というバンド名でライブバーでレギュラーの座まで射止めます。
単純に喜ぶメンバー。
実は息子の楽曲だと打ち明けていないサムは複雑な心境ながら、閉ざしていた心がいつしか綻び、久方ぶりに笑顔を浮かべ喜びを感じて生活している事に気づきます。
逆に人気が出れば出るほど『盗作(っつーか名義人違い)の作品が表に出ていーの?』ってハラハラするんだけど。


rudderless
だんだんと表情が明るく柔らかくなるサムに心が和む~ クラダップ渋い~♡


rudderless
ノリノリステージ! いや~、聞き応えある演奏と楽曲だよ!


で、ああ~やっぱりな! ある日、ラダーレスにロックフェスへの出演依頼が舞い込むんですよ。
人気もそこそこ出てきて、楽曲もいいし、下手したらメジャーデビューとか?!と盛り上がるクエンティン達とは逆に、「出演しない」と断るサム。
作者を誤魔化している以外に、ジョッシュの曲は人前で演奏してはいけない別の理由があったのでしたが・・・。


rudderless
人前で演奏できねぇぇのぉーーー♪♪



音楽を通し、始めて息子を肌で感じる事で、生き生きとしてくるサムにこちらも心が軽くなります。
静かだけど確かな演技をするクラダップのヨレ加減がいーんだなこれが!
そ、今回の主役ビリー・クラダップです!
彼の名を聞いて、 「あ、あの人ね」ってすぐ分かる人って100人中何人いるかなぁ?
どっちかってーとカメレオン系なりきり役者? ん~、でも別に外見は変えない。
官僚とか、上司とか、誰かの旦那、息子。 悪役もしてるけど、アクが無いからか、大きな映画に出てるのに
「あれ?出てた?」 って印象みたいで・・・。
けど、わたしこの人好きでね(出たよ ピンポイント・ファン)
ファスとかを「好き♡」ってのとはぜんぜん違くて、観た映画にたまたま助演で出てると 「あ!クラダップ♪」みたいな。


rudderless
あ~、なんだか捨てられた子犬みたいな目が可愛い♡ キュンってしちゃった・・・


心を閉ざした男が音楽を通して再生していく姿がイキイキと描かれていて、クラダップがグッジョブだし、いーわー。
ただね、ぶっちゃけね、広告媒体でばりばりやってた男が、息子を亡くした事で人生棒に振ってしまうという途中までの展開に
「そりゃ大変だけどさ、そこまで豆腐メンタルって・・・」 と少々強引つーか、安直な展開に 「ふーん」 って演出ちょっと甘いなメイシーさん。って思ってた。
うん、息子の音楽を自分で演奏することで、亡くなった息子の心に触れて自分も再生するって展開。
ありがちだよね。 でもクラダップの演技がいいから沁みるな なんてね。
と・こ・ろ・が・ね・・・。
ごめんね鼻の下長いメイシーさんよ。 ありがちな生ぬるい演出では無かったのね!!


rudderless
っちょ、待てよ! びっくりするじゃん! 


うえええええぇぇぇ??!!
後半驚愕の展開だったんだよねーー!
ネタ振りというか、前半に 「?」 だった事が、ストンと落ちて 「うわ!そうか」 という展開。
知る前と知ってからとで、映画の印象が180度変るんですよ。
これね~、グダグダ書くとネタバレになるんで、とりあえず観て欲しいな。
冒頭から感じている「ん?」な出来事、サムの転落人生、離婚した妻のイミフな言動の理由がわかって
あーーー!! そっか、そうだったのか!! ってなった。
あーびっくりした。
音楽と、心の再生と、ちょっとサスペンス的要素ありで、重く暗い面に言及した作品。
観てね。


rudderless
色々思うところはあるけど、親の愛に関して深く思いを馳せてしまった


で、ビリー・クラダップですアゲイン(笑)
最初に気になったのがブラピ主演の(正式にはジェイソン・パトリックかな?) 『スリーパーズ』 
幼馴染の四人の少年が成長したうちの一人、殺人を犯すトミーを演じてたクラダップ。
痩せて、目だけがギョロギョロして、超やばジャンキー! なのに頬笑みが天使で 「あ♡」と思った。
その後も二~三番手の役どころでちょこちょこ見かけてましたが、『あの頃ペニー・レインと』 のギタリスト ラッセル!
この役、カッコよくて情けなくていーわー♪
んで、個人的に大好きなのが 『ビッグ・フィッシュ』 で夢想家な父親に反抗する息子ウィル役。
これ観たときにね、「あ、わたし クラダップのファンだ」 って実感した。
クラダップ初心者の方、上記 三作品観てほしいな。
役によって醸し出す空気感がいかに違うかよーく分かりますよ~。


rudderless
どうも無精ひげでヨレヨレの方がセクシーな気が・・・


スーツピシッとキメてるハンサム・クラダップもいーんだけと、髭とか髪モシャの方が個人的にツボで・・・
マーク・ラファロしかり、『小汚いおじさんLOVE症候群』 かなぁ。
って今に始まったことではないか(笑)
ファスが別格って事~・・・。


fassy
イェーーイ別格!
『フランク』DVDもーすぐ発売! 買えよ!!
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【映画】君が生きた証

  君が生きた証(2014)アメリカ 原題:Rudderless 監督:ウィリアム・H・メイシー 脚本:ケイシー・トゥエンター/ ジェフ・ロビンソン/ ウィリアム・H・メイシー 出演:ビリー・クラダップ  / アントン・イェルチン /  フェリシティ・ハフマン/  セ...

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No title

ありゃ、無名の新人オッサンかと思ったら、私も見てた人だったのね。
クラダップさんチェックしてみなくちゃ。
アントン君も歌上手いんだ。そっちも楽しみ。
これ昨日ブロ友さんちでネタバレ読んだのでビックリの部分知ってるんだけど
最初から明かす作りではなかったのね。
鼻の下が長いwメイシーさんやるもんだね。DVDになってるので観てみます。

Re: No title

pu-koさん

わははは!無名の新人おっさんて!
色々出てるよー『MI - III』とかね、ジュリア・ロバーツの『飯食って、どーこーして、なんちゃら』とか。

鼻の下長いwメイシーさん役者だし、少々演出ツメが甘くてありがち映画だけど、なかなかやるやーん、なんてなめてて、途中でびっくりしたわー。
(ツメが甘いな)な部分が全部伏線でした!
ネタバレで観たら印象変わるのかな。
この後のサムの生き方とか、その後の事を想像して、色んな思いに駈られました。思いが重いねー。

ビリー・クラダップ!いー役者なんで覚えといてね!

ココ来ました!!

みーすけ殿とは去年の暮れからのお付き合いなのに、
ココすっ飛ばしてたのね~。なんてヤローだ!!(自分に憤り!!プンプン!)

さすがのpu-koちゃんもチェックしてなかったのか。。。だって、彼普通過ぎるモン!
それにしても無名の新人オッサンとは!!ヒドイw

私も『スリーパーズ』が最初の出会いだな、きっと。
>『MI - III』とかね、ジュリア・ロバーツの『飯食って、どーこーして、なんちゃら』
も、勿論観ておりマスです!!

でね、残念な事に『ビッグフィッシュ』は避けて生きて来たのww
だって監督が・・・バートンはどーもさ・・・ソダバーグだったならぜってーー観るけど。

でも、クラちゃん(あら!?)が出てるなら今日借りてこよーーっと!!ウレシ♪
彼の魅力、やっぱ目だったんだ、目!!息合いますな~ww

Re: ココ来ました!!

chacoさん

あら、ここ飛ばしてたんですか(笑)
これねーいいッスよ!
クラちゃん(起き抜けの頭には、誰やねん?ってなったよw)は、さすがのpu-koさんもスルーだったようで、無名の新人おっさん扱いなクラちゃん。
彼上手い役者だけど、たいがい誰それ扱い。
目だよ目!目がいいよねー。
これホントにいい作品なので、とりあえず観て!
あー、『ビッグ・フィッシュ』ね、バートン色チョイ薄だから、こちらも機会があれば。
みーすけの中でバートンNo.1なので……(ブシェも出てます)

No title

無名のおっさんクラちゃん、ようやく認識いたしました~。
そう、目がよいね♪
澄んで心の美しさを映したいい目してるもん。

ネタバレ知って観ると、周囲の反応とか そうなるよなぁみたいなのがしっかり散りばめられてた。メイシーさんやるなぁ。
奥様のフェリシティさんも私大好き。この映画でも凄く上手かったね。
女性の方が案外たくましいんだ~と思ってみたり。

ひとつしっくりこなかったのは、サムが歌ってたのは息子のためというよりクエンティンのためになってたみたいなこというところ。
クエンティンの再生を絡めるために必要なのはわかるけど、
サムにそんな心の余裕あったんか?みたいな気がしてちょっと唐突に感じたので。

アントン君は髪やばいね。ヤクでもやってるのかなとちょっと心配。
あと強面フィッシュバーンが普通のギター屋のオヤジとか普段やりそうにない役なのも面白かったわ。

ともあれ、いい映画でした。
TBさせてもらいますね。

Re: No title

pu-koさん

そーそー、再見するとネタ振りがそこここにあって、ヤラレタ!って思ったよー。メイシーさん、演出が細やかで初監督とは思えない。もっと映画撮って欲しい。

サムは息子に出来なかったコミュニケーションをクェンティンに求めて、つーかクェンティンを通してジョッシュに向けたのかなーとかも思った次第。
何にせよ非常に重い十字架を背負いながらも前を向き生きるサムたちに親の愛ってありがたいなー親を悲しませてはいかんなーと色々考えちゃったわ。

もークラちゃん❤超カメレオン。言い方変えたらスターのオーラが無いの?ww
いやいや、あのキラキラした目がーー❤もっとヨレってーーww
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Author:みーすけ
いらっしゃいませ
天邪鬼なので映画の好みも多少偏りありです
毒も吐き、妄想も垂れ流しますが笑って許してくださいませ
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