「ウォーム・ボディーズ」 草食系ゾンビ男子の恋(主食は人肉)

「ウォーム・ボディーズ」 (2013) アメリカ
原題/WARM BODIES
監督/ジョナサン・レヴィン
出演/ニコラス・ホルト テリーサ・パーマー 
   ジョン・マルコヴィッチ 他・ゾンビの皆さんとか

WARM BODIES

こんにちわ。 僕「R」
ホントはその後に綴りがあるはずなんだけど 思い出せないんだよ「R」しか。
何で死んじゃったのかも覚えてないんだ。
気がついたらゾンビになってたんだ 参っちゃっうよね。
僕は廃墟になった空港で暮らしてるんだ。
仲間のゾンビもいっぱいいるよ。
みんな 特にする事もないし 日がな一日 よたよた歩き回ってるだけなんだけどね。
友達もいるよ。 いい奴だよ。よく空港バーのカウンターで一緒に座って
時々「う~」とか「あ~」とか声出して コミュニケーションもバッチリさ。
ああ、お腹すいた・・・食事の時間だ。 
皆で空港の向こうの人間のコミューンに食糧調達に行かなきゃ。
主食はもちろん人肉さ。どうしてだか 人間しか食べたくないんだよ。
なのに、なのに、今日狩りに行った時に出会った人間の女の子に一目惚れしちゃったんだよ!!
嗚呼! 僕は彼女の為なら 何だってできるさ!

WARM BODIES 1


「アバウト・ア・ボーイ」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のニコラス・ホルト主演の
恋愛・ゾンビ・コメディ映画。(だってWikiにそう記載が・・・笑)

謎のウィルスで人類の半分がゾンビ化した世界。
主人公のゾンビ「R」(ニコラス・ホルト)と人間の女子ジュリー(テリーサ・パーマー)の
ゾンビ・ミーツ・ガールな物語です。

わたくし みーすけは三度の飯より、とまでは言わずとも かなりのゾンビ好き。
ロメロの「ゾンビ」に洗礼を受けた為、昨今の高速で走るゾンビは少々認めたくない所ありなんです。
でも、これはコメディーだし、ニコラス・ホルトだし、見とくかな と劇場へ。

結論 いや~面白かったです♪
同じゾンビ・コメディーの傑作「ショーン・オブ・ザ・デッド」がありますが、本作はなんと
ラブコメ ゾンビバージョンでっせ!
まず 一人称のゾンビて(笑)
このアイディアとてもグーですね。 ゾンビ君「R」のモノローグで物語が進むので
「おお、奴らはこんな事を考えてるんだ」などと 彼らの生態に興味しんしん・・・
って架空のモンスターの内面分かってどうするよ!(笑)

WARM BODIES
「NICE WATCH !」 と思いつつ がぶり!

なんと言ってもニコラス・ホルトの美少年ゾンビ振りが映画の魅力でしょう。
子役成長→残念 な「映画あるある」を無視して素敵な青年になりましたね。

WARM BODIES
「シングルマン」でも トム・フォードのお墨付き♡


シルク・ドゥ・ソレイユでゾンビの所作を練習したらしいホルト君のノロノロ動きがいい。
本家「歩くゾンビ」へのリスペクトでしょう~。
あ、喋るってとこで 既にかなり逸脱してますが まあ、そこはそれコメディーなんでね^^

WARM BODIES
は~い 皆さんお食事の時間ですよ~

ジュリーに恋してしまった「R」が彼女を怖がらせ無いようにと 一生懸命優しく接するんです。
「僕、君 食べない」 「僕、君 守る」って 健気~。
「気持ち悪くなるな、気持ち悪くなるな」と自分に言い聞かせて 「・・・・にやり」と笑う。
いや 逆に 気持ち悪いって(笑)

住んでる飛行機の中に趣味のレコードなんかをコレクションしてたりと意外にオタクな
「R」の趣味に いつしかジュリーも打ち解けるのです。
この辺のエピソード とっても微笑ましいです。

WARM BODIES
「音楽の趣味がオタクね♪」   「う~」

ゾンビ臭を体に塗りたくってバレないようにカモフラージュしたり、ノロノロしたゾンビ歩きを教えたりと
小ワザの効いたユーモアが効いてて笑えます。
わたしは始終クスクス笑ってたんですが 劇場シーン・・・ 
コメディーなんだぞ ミンナ笑えよ!

中盤以降 恋をしたことで「R」に起こる不思議な変化や ゾンビのエスカレート版「BONEYS」(骸骨)
との戦いなんかが起きるのですが、要は二人のラブ・ストーリーなんですよね。
ゾンビ版 ロミオとジュリエットです。
有名なバルコニーでの邂逅のパロディーもあり。

また「R」に起こる奇跡が 他の仲間ゾンビにも起こり ちょっと感動してうるっとしました。
人種や宗教の違いで起こる 偏見なんか持ってはいけないんだよ。
僕らは 同じ地球に生きる仲間なんだよ なんて崇高なメッセージが隠されているのかも。
いや、気のせいだな(笑)
映画のラストも暖かくて 終わったあと「ああ いい映画だったなぁ」とほのぼのしました。
基本はゾンビ映画なんでわたしの好きな パクパク ガブり!のシーンも本格的で こっち方面
好きな方も満足できると思います。

ジュリーの父親役で怪優ジョン・マルコヴィッチも出ています。

warm_bodies2.jpg

まだ少し髪のあった昔から(^^;) その演技力と見てくれの強烈さで 大好きな役者さんなんですが
「マルコヴィッチの穴」ぐらいから 彼の方向性がよりみーすけ好みになってきて。
今回も無茶やらかすのかしらんと 期待してたんですが、少々抑え気味で ちょっと残念でした。
まあ、この秋「RED 2」が公開なので 超マルコヴィッチ節はこちらで見るとしますか。

マルコビッチ
 ジョン!あんたはやったら出来る子なのよ!


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No title

みーすけさん、こんにちは。
これは楽しかったですね。
ほんと、一人称ゆえにゾンビの心境がよくわかって(笑)
お友達ゾンビとRの交流も微笑ましく、私もニマニマしながら観ました。
マルコビッチいいですね!
みーすけさんのレビュー楽しいです。またお邪魔します。

No title

pu-koさん こんにちわ!
ホルト君、あの丸ポチャ顔の男の子がこんな素敵な青年になるなんて・・・←遠い目  「シングルマン」見たときにぶっ飛びましたわ(笑) 
これからが楽しみは役者さんですね。

ブログ 超ビギナーで まだまだ方向性を模索中ですが「映画は楽しいよ」 が伝わるような記事をアップしていこうと思います。
またアドバイスよろしくお願いします!

みーすけさん

拙宅へお越し下さいましてありがとうございました。
早速気づきましたがプロフィールの窓でニンマリしてるのは
あの傑作「世にも怪奇な物語」の最終譚「悪魔の首飾り」の
美少女ではございませんか。^^

「ウォーム・ボディ」好評のようですね。
そうですか、ゾンビ系お好きですか~
かくいう私は~・・・・・・・アハハハ~(言葉混濁中)^^;
ゾンビではありませんが、吸血鬼はどうです?
最近観た「ビザンチウム」。
映像で魅せるニール・ジョーダンらしさで及第点クリア。
09年韓国パク・チャヌクの異色作「渇き」もオススメです。

ちなみにM・ジャクソン「スリラー」の超有名PV
あのゾンビダンスの振り付けは素晴らしい!!(笑)

Re: Re: みーすけさん

> vivajijiさん おはよーございます~。
> そうです、あの「悪魔の少女」です。 
> 懐かしき淀長センセの日曜洋画劇場で見たあの映画は わたくしのトラウマ映画「その1」です。
> またそのうちトラウマ映画特集でもいたしましょうか。あまり需要がなさそうなラインナップに
> なりそうですけどね^^;
>
> この映画はゾンビですけど、ホルト君の健気なゾンビさが微笑ましくてグロが苦手な方も
> 楽しんでいただけるのではないかと、多分・・・(笑)
>
> 吸血鬼大好きです!てか、わたしの初恋は吸血鬼ドラキュラのクリストファー・リーなのです。
> あれを観て萌える4歳児って・・・。
> 面長好き、英国好き嗜好の起源はそこからか!?
> 「ビザンチウム」観てないです。ニール・ジョーダンいいですね~、トライしてみます。
 ってもう上映が終わってしまってて(泣)
>
> そちらにもまたお邪魔しますね。これからもヨロシクお願いします♡
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