「ビッグ・リボウスキ」 脱力して笑いたい時はコレ

「ビッグ・リボウスキ」 (1998)アメリカ=イギリス
原題/The Big Lebowski
監督/脚本 イーサン・コーエン ジョエル・コーエン 
出演/ジェフ・ブリッジス ジョン・グッドマン スティーヴ・ブシェミ ジュリアン・ムーア
   ジョン・タトゥーロ ピーター・ストーメア 他 濃いキャラ満載の皆さん

BIG LEBOWSKI

時はジョージ・H・W・ブッシュ政権下、湾岸戦争のころのロサンゼルス。
無職で気ままに暮らす“デュード”こと、ジェフリー・リボウスキ(ジェフ・ブリッジス)。
友人のウォルター(ジョン・グッドマン)、ドニー(スティーヴ・ブシェミ)達とボーリングチームを組み日がな一日ボーリングをし、酒を飲み、自堕落を絵に書いたようなお気楽な暮らしを送っていた。
ある日彼の家に突然、2人のチンピラがやって来て女房の借金を返せと襲われる。
全く身に覚えがなく呆然とするデュードだが、実は同姓同名の大金持ちと間違われていたのだ。
後日、デュードはその富豪ビッグなリボウスキから呼び出され、誘拐された妻の身代金の受け渡しを依頼されるのだが、友人ウォルターのせいで事態はどんどんややこしい横道に逸れて行ってしまう・・・。

BIG LEBOWSKI
デュードはカクテル、ホワイト・ルシアンがお気に入り。 美味しそうに飲むんだなぁ~これがまた。

風邪が治りませんの。ず~~っと1週間近く微熱続きで、映画館に行く元気も出ない(泣)
pu-koさんちの記事でピーター・ストーメアの名前が出てて、久しくあの変な顔観てないなぁ→ストーメアと言えばジョン・タトゥーロだなぁ(わたしの中ではリンクするのだ)→元気無いので脱力笑いができるのがいいなぁ→二人が出てるこれだなぁ→という事で、今回は「ビッグ・リボウスキ」です!

コーエン兄弟の映画って超好きな「ミラーズ・クロッシング」や「ファーゴ」とかと、全然ダメだわぁな、あえて挙げないけど「レディー・キラーズ」とか(笑)わたし的に落差が激しいんですが、これはものっっ凄く好き!!
だた、「こんなストーリーです」とか「こんな所が凄くいいんです」とかの説明も ものっっ凄く難しい!
最初に観た時に、その面白さを友達に伝えたいのに、何をどう言っても「?????」って顔されて説明するのを諦めたのを思い出した・・・。
無理を承知で説明するなら、独特のオフ・ビート感、散りばめられた小ネタ、役者の仕草や表情、そんな細かい所を楽しんでにやにやクスクスする映画・・・でいいのかな?

BIG LEBOWSKI
この三バカのどこか空気の抜けたようなやり取りを見てるだけで笑えるのよぉ~

主人公”デュード”を演じるジェフ・ブリッジズは初めて脚本を読んだ時「デュード役を演じるために自分は生まれてきた」と思えたそうな。
ヒッピー崩れで、ボーリング、酒、マリファナな毎日。ファッションは、でろ~んとしたTシャツにバミューダ・パンツに雪駄。
自分の思わぬ方向に物事が進み巻き込まれて行くのに、「大変だ~」って言ってるわりに切迫感が無いし。
もうこのジェフ・ブリッジスの肩の力の抜けた自然な演技が超イイんだなぁ~。
デュードそのもの!ファーストネームも”ジェフ”って同じだし。
昔はミシェル・ファイファーとピアノ弾いてロマンスなんかしてたのに、同一人物と思えません。いや褒めてます。

BIG LEBOWSKI
ゲットしたラグの上で上機嫌に踊っております♪

共演者の濃い濃い超濃いキャラもこの映画の魅力。

まずはその頂点、常に話をややっこしい方向へどんどんと引っ張るウォルターにお気に入り役者ジョン・グッドマン
ベトナム戦争退役軍人で、つねに拳銃を持ち歩きすぐに話をベトナム戦争に結びつける。
ユダヤ人でもないのに前妻の影響で改宗していて、サバトの日はボーリングもしないほどの敬虔さ。
このウォルターのせいで、デュードはしなくていい苦労や巻き込まれなくて済むトラブルをどんどんひっ被ります。

BIG LEBOWSKI
ラインを踏んで投げたからって銃で脅してはいけませんってば!! ジョン・グッドマン最高に可笑しいわ。

もう一人の親友元サーファーのドニーに大好きスティーヴ・ブシェミ
ブシェってば、「ファーゴ」ではいっぱい喋ってたのに、本作では何か言う度にウォルターに「黙れ」「喋るな」「話を聞け」とことごとく会話を遮られてしまうんですよねぇ。
大して活躍する事もなく気の毒な事になっちゃうんですが、またそれが笑えるという・・・。

BIG LEBOWSKI
ストライク出して喜んでま~す♪ 可愛い♡ いや、ホントにそう思うの(笑)

出ました!ジーザス!!そう彼の名はジーザス!!
子供の前で猥褻行為をして逮捕された男 ジーザス。
男色家で、出所後 隣近所にそのことを報告して周る男 ジーザス。
このジーザスなんて、主要ストーリーにな~んも関係無いんですよ。
でも本筋と関係ないのに 無駄にキャラ濃すぎだってば 嗚呼~~ジーザス笑える~。
このジョン・タトゥーロを観たくて巻き戻ししたりします わはは!

BIG LIBOWSKI
デュード「クインターナのブタ野郎め だが腕はいい」 って腕はいいのか!!

はい、プールに浮かぶニヒリスト、ピーター・ストーメアです。
途中黒子みたいなカッコして出てきますが、何故そんな姿??ニヒリストだから?意味ない~。
映画内のAVにも出てますけど、これも関係ない。でも金色のロン毛が気味悪可愛い・・・のか?

BIG LEBOWSKI

富豪リボウスキの娘 フェミニストの前衛芸術家モードにジュリアン・ムーア。
途中イキナリのミュージカル展開でバイキング風ボーリング・クィーンになって踊っています。
あのミュージカル仕立ても本編と関係ないなぁ。
イタリアからの長距離電話で彼女が大笑いするシーンがあるけど 勿論これもなんのこっちゃです。
今回、この場面にデヴィッド・シューリスが出てるのに気がついてビックリしました。

BIG LEBOWSKI
彼女よく脱ぎますが、今回も遠目ですがかなりの冒険スタイルで脱いでます・・・。

狂言回しのザ・ストレンジャーに超渋い声のサム・エリオット ホントに渋い~~♡
このキャラなんて どこの誰??ですからね。
BIG LEBOWSKI
「人間は時にクマを食うがー クマに食われることもある」・・・で???(笑)

ビッグ・リボウスキの忠実な秘書にフィリップ・シーモア・ホフマン。
その腰の低さはなんですか~ちゅう程です。で、やっぱりあんまり本筋と関係ない所で笑わされた。
かなりのチョイ役なのに仕草がいちいち可笑しくて やっぱ芸達者ですよね。

BIG LEBOWSKI

公開当時、前作『ファーゴ』以上の作品を期待していた批評家には、この独特な空気感がウケず辛い評価だったようで。
ところがDVDが発売されると、この独特の面白さに徐々にブームの火が付いて、一躍人気映画。
現在ではカルト映画として一部の熱狂的ファンから絶大な支持を受けるようになりましたとさ。
映画って化けるんですね。
余談ですけど あの名作「明日に向かって撃て!」も公開当時は散々に叩かれたらしいんです。
いやびっくりだ、批評家の言うことを丸呑みにしちゃいかんな。自分で観て感じないとダメですね。

BIG LEBOWSKI
え~っと、サービスに もいっちょ 腰振るジーザスを・・・^^;

ラグ、鳴り続ける時代を感じるデカい携帯電話、デュードの住むフラットの大家が踊る下手っぴなダンス、マーモット、下着の入ったバッグ、いたずら書きのメモ、人口呼吸器で眠る作家、ジーザスのボール磨き、錆色・・・てか錆びたグラン・トリノ、留守番電話、コーヒー缶。
もうね、そんなストーリーとは直接あんまり関係無い事柄がいちいち可笑しくて、ツボで堪らんです~。
ああ~~ダメです、ゴメンなさい、わたしの文章力ではこの映画の魅力を伝える事ができません。ガックシ・・・。
人生色々あるけど、「ボウリングしようや」です。
未見の方はとりあえず一回観て欲しい。この不思議な空気感にちょっと笑えたら、あなたも仲間です!(何の??)

本筋から逸れていく不条理な物語の不思議な脚本を書いて、ちゃんとそれを映像にしちゃえるコーエン兄弟ってやっぱ凄いッス。
当たりハズレがあろうとも、やはり彼らの作品は見逃せないです。新作「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」が今から楽しみです。

BIG LEBOWSKI
劇中意味なしミュージカルの一場面です・・・ しつこいようですが、物語の本筋とはかなり関係ありません。

そう言えば、Wikiってたらこんな情報をゲット。
この映画の熱狂的なファンの方々が、毎年”リボウスキ・フェスティバル”ってイベントを開催しているらしいんです。
ホワイト・ルシアンを飲みながら、好きな登場人物に扮してボウリングをするっていうイベントらしいんですけど、これ興味あるわ~行ってみたい~。やっぱコスプレはモードのボーリング・クィーンかな♪ 

BIG LEBOWSKI
せっかくだからお気に入りのジーザスのボール磨きを貼っときます♪ ジーザスのコスプレは遠慮しときます・・・
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : お気に入り映画
ジャンル : 映画

tag : スティーヴ・ブシェミ ジョン・グッドマン

コメントの投稿

非公開コメント

No title

わーーい。楽しい!
いやいや、もう十分に面白さ伝わりますよん。
キャストのキャラがそれぞれ笑えたよねぇ。
タトゥーロには吹き出すわぁ。
ミュージカルシーンも目が点だったし。
で、ストーメアはあまり記憶にない(笑)
近くの映画館で毎週レトロ上映ってのをやってるんだけど暮れだったかこれ上映してたんだよねぇ。劇場で観たかったなぁ。
みーすけさんが紹介してくれる映画は全部見直さなきゃって思います。
風邪お大事にね。

Re: No title

pu-koさん
喜んでいただけたでしょうか?(笑)>
一応、起承転結するいけれど、あんまりそんな事気にしなくってもいいよ的撮り方がまたよい!^^
コーエンワールドの超当たり作品ですよ~。

> 近くの映画館で毎週レトロ上映ってのをやってるんだけど暮れだったかこれ上映してたんだよねぇ。
いいな~いいな~! 地元の小さい映画館がどんどん無くなって、シネコンばかりになってるので、独自の
メニューでやってる映画館って探さないとなかなか無いですよ~。
じっくりDVDもいいけど、できるだけ映画館で観たいですよね。

風邪、だいぶん良くなりました。ご心配頂いてありがとうございます♪
週末には復活できると思うの~。オスカー関連作品 劇場で観るため治す!(笑)
最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
プロフィール

みーすけ

Author:みーすけ
いらっしゃいませ
天邪鬼なので映画の好みも多少偏りありです
毒も吐き、妄想も垂れ流しますが笑って許してくださいませ
コメント、トラックバックはお気軽にどうぞ
本文と関係のないトラックバックは削除させていただきます

Archive Calendar
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新コメント
「ファス♡」とか入力して検索どぞ
ご訪問者さま
リンク
月別アーカイブ